虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ロバート・アルドリッチ讃

2005年04月15日 | 映画の話題
 私はロバート・アルドリッチ監督が好きで好きでたまらないのです。
 一般的に代表作と言ったら
 「キッスで殺せ」
 「何がジェーンに起こったか?」
 「特攻大作戦」
 「ワイルドアパッチ」
 「北国の帝王」 
 「ロンゲスト・ヤード」
と言ったところでしょうか。
 いわゆる「男臭い」映画が多いのですが、私の愛して止まない「カリフォルニア・ドールズ」を見てもわかるように、彼の映画は男も女も超越して、生きるために、自己が自己であるために闘うものたちの勇気とプライドの物語なのです。
 通俗的と言わば言え!わかりやすくていいじゃないですか!それにそのシーンに実にピタリと決まった絵を作る監督です。かっこいいのだ。
 それに「ワイルドアパッチ」で描いているように、人間の闇だって人と人の間にある深い絶望だって知っている。でもそれとかっこよさ・優しさを併せて映画に入れられる監督なのだ。

 映画好きなら、
 「何がジェーンに起こったか?」
 「特攻大作戦」
 「ワイルドアパッチ」
 「ロンゲスト・ヤード」
 「カリフォルニア・ドールズ」
これだけは絶対見てね!と伏してお願いするものであります。

これだけ見たら、ほかのも絶対見たくなります。本当に!