川崎芳隆訳 角川文庫版
初版昭和25年 昭和44年改版
子どものころに読んで好きだった本というのは
翻訳の場合、あらためて読んだ別訳が、
よほど良い訳でない限り、
はじめに読んだままの訳でないと違和感があって楽しめないことがある。
この本も、もうばらばらになりそうだが
新しい本できれいな文章で読んでみても
これでないと「なんか違う…」感がある。
かなと漢字の使い方もちょっと変な感じはするし
言葉も古めなんだけど、それがしっかり心に刷り込まれている。
昔読んでいた時は、好きな言葉に読み替えて読んでいた部分もそのとおりに甦ってきたりする。
これは月が見たものを画家に物語る形式。
一つ一つのお話がまさに一つの絵を浮かび上がらせてくる。
人生の喜び・哀しみ・輝き・安らぎ・悲惨・滑稽…
大人になったほうが楽しめます。
初版昭和25年 昭和44年改版
子どものころに読んで好きだった本というのは
翻訳の場合、あらためて読んだ別訳が、
よほど良い訳でない限り、
はじめに読んだままの訳でないと違和感があって楽しめないことがある。
この本も、もうばらばらになりそうだが
新しい本できれいな文章で読んでみても
これでないと「なんか違う…」感がある。
かなと漢字の使い方もちょっと変な感じはするし
言葉も古めなんだけど、それがしっかり心に刷り込まれている。
昔読んでいた時は、好きな言葉に読み替えて読んでいた部分もそのとおりに甦ってきたりする。
これは月が見たものを画家に物語る形式。
一つ一つのお話がまさに一つの絵を浮かび上がらせてくる。
人生の喜び・哀しみ・輝き・安らぎ・悲惨・滑稽…
大人になったほうが楽しめます。