虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

拉致被害者家族

2004年05月24日 | 日記・雑記
拉致被害者のお子さんたちが日本にやってきた。
初めてだから、帰国というのも変な感じだが
本来ならば、ずっといたはずの場所に戻ったというべきでしょう。

しかし、これからのことを考えるとちょっとつらい。
今まで自分というものを築いてきた基礎が根底から揺らぐことになるのだから。
「アイデンティティ」というやつですね。
周囲が思慮深く接してくれるように、彼らの葛藤をよけい混乱させることがないように、願わないわけにはいかない。

イスパーナスクール

2004年05月24日 | 日記・雑記
 地域ボランティアつながりで知ったことなのだが
 ペルー・アルゼンチンなどスペイン語圏からやってきた家庭の子どもたちの抱える問題というのが、なんと両親との言葉の違いなのだそうだ。
 日本の学校へ通っている子どもたちは、日本語が出来てスペイン語は駄目。両親はその逆。家庭で両親がスペイン語を話していれば、子どもはバイリンガルか?なんていうのは甘い考えで、ほとんどの時間を日本語で過ごしていれば、やはり日本語にしか馴染まないようだ。
 しかし彼らもいずれは帰国する。言葉がわからない状態で子どもたちを母国へ帰すわけにはいかない、と運動しているのが「イスパーナスクール」定期的に子どものためのスペイン語教室を開いている。
 今度の土曜、イベントがあって区長やペルーの副領事もやってきます。横浜近辺で興味のある方、メールくだされば内容をおしらせします。

ローズマリーの赤ちゃん (1968/米)

2004年05月24日 | 映画感想ら行
ROSEMARY'S BABY
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ミア・ファロー ジョン・カサヴェテス ルース・ゴードン

ものすごく久しぶりに見て、記憶違いの多いのにびっくりした。
私、悪魔の赤ちゃんをはっきり見たと思ってた。
ああだったんだ!
それにローズマリーが赤ちゃんを見てからラストシーンまではホンのちょっとしかないと思ってたのに、あんなに長かったのか。
相変わらず怖かった。一番はやはり隣のおばさん。
最初に見た時はホンの中学生くらいだったし、予備知識なかったから「これは精神状態不安定な妊婦の妄想という終わり方もありか?」なんてドキドキしながら見ていた。あの病的なムードを発散させるミア・ファローの細さもたいしたものだと思う。寝巻き姿はともかくとして、ファッションがかわいいし、妊婦姿もかっこいい。
 今回は、覚えてなかったとこで苦笑したところもいっぱい。ジョン・カサヴェテスかっこいいのね。それに、悪魔の集団の中でも眼鏡かけてカメラのシャッター押しまくってるあの東洋人はやっぱり日本人ですか?