監督:ジョン・ヒューストン
出演:ハンフリー・ボガート ウォルター・ヒューストン ティム・ホルト
映画史上に残る名作。
大スター・ボガートが初めから好意もてないヤツとして登場。
食い詰めた浮浪者一歩手前が何とか一発逆転を狙って、二人の仲間と金探しに出る。
前半では、彼の窮状と、荒野をさすらう哀れにおかしい様子が描かれる。
後半では砂金が集まりだして、ボガートのドブズがどんどん猜疑心の塊になっていく、表情がさすがにボガートです。
仲間に命を救われているのに、周りが全部敵に見えてくる。
それであの有名な結末。自業自得とはいえ、かわいそうなヤツ。
ウォルター・ヒューストンの、あれがホントの哄笑というものなんでしょうね。
前半と後半は雰囲気が違います。欲に狂わされていく、人間の思いっきりどろどろな部分を描いている映画なのに、なんとも楽しかったりしてさすがはヒューストン。
荒地を行くシーン。根っからの鉱山師とでも言うべき老人がバリバリ進んでいくのに中年と若者がへたばりきっている。
音楽がまた軽快で楽しげで、それがへたばりメンバーにかぶさるとからかうように重くなって、くすくす笑ってしまった。
movie diary 黄金
出演:ハンフリー・ボガート ウォルター・ヒューストン ティム・ホルト
映画史上に残る名作。
大スター・ボガートが初めから好意もてないヤツとして登場。
食い詰めた浮浪者一歩手前が何とか一発逆転を狙って、二人の仲間と金探しに出る。
前半では、彼の窮状と、荒野をさすらう哀れにおかしい様子が描かれる。
後半では砂金が集まりだして、ボガートのドブズがどんどん猜疑心の塊になっていく、表情がさすがにボガートです。
仲間に命を救われているのに、周りが全部敵に見えてくる。
それであの有名な結末。自業自得とはいえ、かわいそうなヤツ。
ウォルター・ヒューストンの、あれがホントの哄笑というものなんでしょうね。
前半と後半は雰囲気が違います。欲に狂わされていく、人間の思いっきりどろどろな部分を描いている映画なのに、なんとも楽しかったりしてさすがはヒューストン。
荒地を行くシーン。根っからの鉱山師とでも言うべき老人がバリバリ進んでいくのに中年と若者がへたばりきっている。
音楽がまた軽快で楽しげで、それがへたばりメンバーにかぶさるとからかうように重くなって、くすくす笑ってしまった。
movie diary 黄金