TVの白川郷の映像を見ながら、「白川郷か。行ってみたいな。朝早く出れば日帰りで行って来られるだろ?」と父。
「そりゃ、行けないことはないけど片道5時間くらいかな?」というと「白川郷は新潟じゃないのか?」って。オイォィ。糸魚川、妙高、津南、十日町、湯沢、魚沼・・・県内くまなく連れまわしてるのに、どこにあるって思ってたの?
ドライブは好きだが、この年になると外泊するのはめんどくさい、寝るのは我が家がいい、のだそうだ。
以前、そんなやりとりがあったので、最近ネットでみつけた荻ノ島環状かやぶき集落へ。
小千谷ICで降りて、小国町経由で高柳町へ。県道25号。路肩が危ない山道。尾神岳や黒姫山周辺の道はなかなかスリルがある。
鯖石川沿いに進むと、右手に荻ノ島と書かれた案内板があった。ほどなく到着。
神社の隣の駐車場に着いた時は、他に車はなかったが、じきに数台到着。そこそこ人気のスポットのようだ。
荻ノ島松尾神社の二本杉。
田の間の道を上村方向に進む。
中央の2棟が宿泊施設になっている。口コミみると、食事もサービスもかなり高評価のようだ。夜の満天の星も素晴らしいと。
ただ、きょうは人の気配はない。
間もなく収穫が始まるんだろう。
こちらの1棟は、屋根が傾いでしまっている。洗濯物?干してるみたいだしちゃんと住んでるんだろうな。
写真映えするのは、この3棟だけ。
反時計回りに進み、こちらが正面か?
漸く、看板が出ていることに気づいた。
白川郷や大内宿とは比べるまでもないが、ここには、観光地ではない日本の原風景がある。
田舎はどこもそうだが、人影少ない。コスモスの前に小さな女の子と、お母さんと、近所のおばあちゃん。
ニコニコ笑顔の女の子にこんにちはと声を掛けると、3人揃ってこんにちはと返してくれた。
蝉の鳴き声だけが響く、静かな山村の秋。
続く。
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