niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

11月12日 新潟100名山・青田南葉山 登山口で撤退。

2017年11月14日 | 上越の山々
 この日は、はるりんさんとお約束していたが、土日の天気予報は雨で、土曜の朝に延期のメールを送った。
では、父を関川村の渡辺邸にでも連れてって紅葉を見ることにしようかと。
だが、日曜の朝になると「ちょっと疲れてるからわしゃ(わしゃ、とは言わないが)行かん」とのたまう。喜ぶかと思ってたのにちょっと拍子抜け。それではと改めて天気予報をチェックするとなんと晴れマークがならんでいる。登れるじゃないか!新潟100名山の中で、雪がまだ積もってなくて短時間で登れそうな山、といえば上越の青田南葉山くらいしか残ってない。高速飛ばせば12時くらいには着いて15時くらいには降りてこられるかと思い出発。
 予報と違い、まだ小雨の残る空を恨めしく眺め、上越高田ICを出て、キャンプ場に向かう林道に入るとまあ紅葉・黄葉の見事な事。2台の車とスライドし、ランニングしている若者3人連れなどもいて、人気の山なのだ、天気ももうすぐ回復するだろうし、とテンション上がる。
思いの外時間が掛かり、キャンプ場に12時半。


だ~れもいない。




またまたビビり虫が頭をもたげる。キャンプ場にはクマ注意の看板は見当たらないが。
1人でも2人でも登山者がいれば、すぐにでも出発するのだが・・・。
すると、車が1台到着。登山者ではなく家族連れ。だが、単純バカは人を見れば安心する。
熊鈴、カウベル、ラジオ。突然鳴り響く騒音。家族連れの視線が恥ずかしい。
平然を装いつつも、そそくさと出発。








木落し坂コースへの分岐。


短い、丸太がツルンツルン滑る橋を渡ると、
この看板。

日付まで入っているとリアルさマックス。
この地に居るんだ。キャンプ場の残飯を漁りに出没するようになったのか。この山のブナ林も立派だそうだ。そういえば青森で3人が熊に襲われたってニュースやってたな。雨上がりで熊も活動再開するかな?出発遅いし、下りの時は活動が活発になる時間帯だな。「人を襲うクマ」の襲撃時の描写が思い起こされる。まだ、小雨が降っている。ザァっとくる事もあるかも。木落しというくらいだから急坂で滑るんだろうな。
あれこれ考えるほどに気持ちが萎える。
やめた。あっさりと撤退を決める。いい山であることはわかった。残雪期の快晴の日にまた来ればいいさ。
南葉高原の紅葉を愛でて帰ろう。
さっきの家族連れはまだいるかな。
鳴り物入りで出発していった奴がすぐ戻ってきたらカッコ悪いな。
ラジオ消して様子を窺うと、すでに帰ったようだ。
しばらくキャンプ場内を散策。明神沢コースの方向に歩いていくと、隅に花が供えられている。遭難するような場所ではない。クマに襲われた?
想像は悪い方にばかり向かう。もう車に乗ろう。

以上、お粗末な一席。笑ってやってください。
では、キャンプ場からの眺めと、南葉高原の紅葉を。

上越市街を見下ろす。左に直江津港。右奥に米山、尾神岳




中央に刈羽黒姫山。左に尾神岳。右の低いが綺麗な三角が霧ヶ岳。


霧ヶ岳も眺めがいいそうで、なるほどこんなロケーションなら。ここも以前登山口で退散した山。



視線をさらに右に移していくと、中央奥に長野県の高杜山。右は斑尾山の近くの毛無山。
毛無山、といえば。上越の大毛無山のスキー場の再開話が纏まったとか。リフトを利用して冬に登頂できるかも。富士山が見える北限の山。
証拠写真はまだない。わしが撮っちゃる。


紅葉。ただ撮っただけの羅列。
























暫く国道18号を南下するが、妙高山は厚い雲の中。
県道30号経由で柿崎へショートカット。長峰交差点近くに日帰り温泉があることがわかり、立ち寄る。
露天風呂もあり、上越妙高方面からの帰りに使えるなぁ。600円。




コメント (16)
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