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チュ・ミエ候補者「権限しっかり行使し検察を指揮・監督…組織も改編」
登録:2019-12-31 19:51 修正:2019-12-31 22:15


法務部長官候補者人事聴聞会 
 
検察組織再編 
「権限分散が改革に最重要 
女性検事たちが能力発揮できる環境作る」 
大統領府疑惑捜査チームの人事については返答せず 
 
公捜処法・検察,警察の捜査権 
立法後続措置を迅速完了する意志確認 
「被疑事実公表、監察して正す」 
 
蔚山市長選挙介入・出版費横領疑惑 
「ソン・チョルホ、党公認管理委で公正処理」 
「出版費1億ウォンを返して貰い二カ所に寄付」

          

チュ・ミエ法務部長官候補者が30日、国会で開かれた法制司法委員会人事聴聞会で議員の質問に答えている=カン・チャン・グァン先任記者//ハンギョレ新聞社

 チュ・ミエ法務部長官候補者が、長官の権限を活用し検察を指揮・監督するとして、検察改革の意志を明らかにした。チュ候補者は、高位公職者犯罪捜査処(公捜処)法、検警捜査権調整案などの検察改革法案が通過すれば、後続措置に乗り出すと約束した。自由韓国党をはじめとする野党議員は、チュ候補者の著書出版費横領疑惑を集中追及し、対立点をたてた。

■ 「検察は国民の信頼失墜…組織再編が必要」

 30日、国会法制司法委員会で開かれた人事聴聞会で、チュ候補者は「民主的統制が欠如した検察権行使に格別に留意して、就任したなら憲法・法令により与えられた権限をしっかり行使し、検察を指揮・監督する」と明らかにした。検察改革方案に関して公開的な発言を自制してきたチュ候補者が、強力な検察改革を予告したのだ。

 検察組織の再編可能性も示唆した。チュ候補者は「検察が国民の信頼を失墜したという指摘が多い。回復するには組織の再編が必要でないかと考える」として「刑事・公判部、仕事と家庭の両立が難しい多くの女性検事たちが能力を発揮できる勤務環境のために努力する」と明らかにした。ただしチュ候補者は、現在大統領府を捜査している捜査チームを含め検事の人事を断行するかとの質問には「法務部長官には提案権があるだけで、人事権者は大統領なので言及することは不適切」として返事を避けた。

 「被疑事実の公表禁止」と関連して、監察権を行使する意志も明らかにした。チュ候補者は「捜査する検事が記者たちに被疑事実を流す行為をできないよう、捜査と公報を厳格に分離するよう(規定が)施行中」とし「現場で守られない部分に対しては、監察を通じて確認されれば必ず正すようにする」と話した。

 チュ候補者は「検察改革と関連して、最も重要なものは何か」という質問に「過度に集中した権限を分散することが重要と考える。牽制を受けない検察権力は危険だ」として「検察が起訴権を独占していて、きわめて便宜的に行使しているとの国民の憂慮がある」と答えた。

■ 「公捜処法、検察・警察の捜査権調整の後続措置完了」

 チュ候補者はこの日、冒頭発言を通じて「公捜処法、検察・警察捜査権調整案が立法されれば、それに対する後続措置を迅速に完了する」と明らかにした。聴聞会で「公捜処法が作られることを願う」として、賛成の立場を明らかにしたチュ候補者はこの日夕方にあった国会本会議の表決にも参加した。

 チュ候補者は、法務検察改革委員会が勧告する検察改革方案が法務部でしっかり検討されていないとの指摘には「権限の範囲内での法令・指針を出し、教育を通じて組織文化的にしっかり根をおろせる方案を講じ努力する」と明らかにした。検察庁予算を法務部から独立させる方案には反対した。

 蔚山(ウルサン)市長選挙介入疑惑に対しては全面否定した。チュ候補者は、昨年の6・13地方選挙当時、共に民主党の代表としてソン・チョルホ現蔚山市長の単独公認を指示したのではないかとの疑惑を受けている。チュ候補者は「党が主体であり、何人も影響力を及ぼしえない構造」であったとし「公認管理委員会による二度の世論調査結果と党規に則り公正に管理された」と話した。

■ 著書の出版費1億ウォンは「韓国心臓病財団などに寄付」

 この日の聴聞会で、野党議員はチュ候補者の著書出版費横領疑惑を集中的に提起した。チュ候補者は2004年、国会議員3選挑戦に失敗した後、任期終了直前に政治後援支援金ろして著書出版費1億ウォン(約1千万円)を使ったと申告し、会計責任者であった夫のソ・ソンファン弁護士が政治資金法違反容疑で起訴された。当時、裁判所は本の出版が政治活動に該当するとし無罪を宣告したが、最近当時の出版社代表が「本を出版せずに1億ウォンを返した」と明らかにしたことから横領論議が起きた。この日1億ウォンの行方を尋ねる野党議員に対してチュ候補者は「当時は後援会の口座が閉鎖され、政治資金口座も閉じられた状態だったので、1億ウォンを本人宛の小切手で返してもらった」として「その後、韓国心臓病財団に5千万ウォン、韓国白血病子ども財団に5千万ウォンを寄付した」と明らかにした。

 チュ候補者の子息が軍服務時期の休暇未復帰過程で特典を受けたという主張に対しては「候補者家族の身上はたきは望ましくない」として対抗した。2009年に地方区有力要人の提案で高級フィットネスセンターのサウナを無料で利用したという疑惑に対しても「当時、販促・広報用の利用券があり、地域の政治家として住民に会うために使った」と解明した。修士論文の盗作疑惑に対しては「政策提案に関すること」としながら「先行知識を引用したことを持って盗作ということはできない」と対応した。
チェ・ウリ、ファン・クムビ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )          

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