相星新大使は、韓国で二度も勤務した経験があり、韓国語が流暢で韓国文化にも精通していることで知られる。韓日関係においてなかなか接点を見出せない中・・・、

2021-01-10 17:37:48 | 真の解決目指して

日本政府、新しい駐韓国大使に“韓国通”の相星氏を閣議決定

登録:2021-01-09 06:36 修正:2021-01-09 09:35
 
8日に決定し、今月中に赴任する見込み
 
相星孝一・新駐韓日本大使=聯合ニュース資料写真/聯合ニュース

 日本の相星孝一駐イスラエル大使(61)が、新しい駐韓大使として赴任する。強制動員問題に続き、日本軍「慰安婦」被害者損害賠償の判決で、さらに悪化すると見られる韓日関係を調整しなければならない重大な任務を抱えることになった。

 日本政府は8日、菅義偉首相主宰の閣議で、駐韓大使に相星駐イスラエル大使を同日付で発令する人事を決定した。相星新大使は、韓国で二度も勤務した経験があり、韓国語が流暢で韓国文化にも精通していることで知られる。韓日関係においてなかなか接点を見出せない中、菅政権が韓国をよく知る大使を起用することで、問題解決の糸口を探ろうとしているものと見られる。毎日新聞は「在韓大使館での勤務経験のある相星氏の起用により、元徴用工問題などで冷え込んでいる日韓関係の改善のタイミングを見極めたい考えだ」と報じた。

 相星大使は鹿児島県出身で、1983年に東京大学教養学部を卒業して外務省に入省し、在韓日本大使館で書記官(1999)と参事官(2000)を経て公使(2006)として勤めた経歴がある。2回にわたる韓国在任期間は合わせて4年2カ月。

キム・ソヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
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防疫当局は、新規感染者の発生状況から見れば第3波のピークは過ぎつつあるものの、死者の増加傾向はしばらく続くだろうとの見通しを示した。

2021-01-10 06:22:35 | 韓国・コロナ対策

1日の感染者は674人まで減ったが…死者は35人で最多

登録:2021-01-09 03:10 修正:2021-01-09 11:07
 
新規感染者は4日連続で1千人を下回る 
「ピークを過ぎて緩やかな減少局面に」
 
8日午前、大田中区のハンバッ運動場に設けられた臨時選別検査所で、地域の市内バスの運転士たちが検査を受けている/聯合ニュース

 8日に発表された新型コロナウイルス感染症による過去24時間以内の死者が35人にのぼった。防疫当局は、新規感染者の発生状況から見れば第3波のピークは過ぎつつあるものの、死者の増加傾向はしばらく続くだろうとの見通しを示した。

 8日午前0時現在、過去24時間以内に確認された新規感染者数は674人で、4日連続で1000人を下回った。直近の1週間(12月2~8日)の国内発生の1日平均感染者数は765人で、その前週の976.4人より211.4人減少した。中央事故収拾本部(中収本)のユン・テホ防疫総括班長はこの日の定例ブリーフィングで「(国内で感染した患者数が)ピークを過ぎて減少する段階に入っているものと慎重に判断している」としつつも「地域社会で拡大した感染の様相を考慮すれば、今後の減少は緩やかに現れる可能性が高い」と述べた。そして「冬という季節的要因が依然としてあり、変異ウイルスなどの危険要因が多いため、緊張を解くには慎重にならざるを得ない局面」と付け加えた。

 しかし、この日発表されたコロナによる死者数は35人で、国内で最初の感染者が確認されて以来2番目に多かった。最大規模の死者が出たのは昨年12月29日で、その時点での集計数は40人だった。当時はクリスマスの連休で死亡届の提出に遅れが発生していたため、この人数には26日以前に発生した死者16人などが含まれていた。このことを考慮すると、この日集計された35人は、実質的には過去最多の死者数となる。

 ユン・テホ班長は「(コロナの)陽性判定を受けてから危篤に陥るまでには期間があり、危篤患者が死に至るまでにも時間差が存在する」とし「感染者数が減っても、それ以前の感染者が死に至るケースがしばらく続くとみられる」と述べた。「第1、2波は8000人ほどの感染者が出たが、今回の第3波はこれまでに3万8600人が感染しており、その規模は4倍以上にのぼるため」、人命被害の規模も大きくなるというのだ。これに対し中収本のソン・ヨンネ社会戦略班長は「現在、社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)レベル2の検討基準である(国内発生の1日平均の新規感染者数が)400~500人程度以下にまでは減らす必要がある」と強調した。

 一方、防疫当局はこの日、英国発の変異コロナウイルスへの感染者がさらに1人確認され、累計で15人となったと発表した。これにより、英国から韓国入りした後に陽性判定を受けた家族を出迎えた両親と弟夫婦の4人が、全員感染したことになる。防疫当局は、同居家族の他に接触者はいないと説明した。

ソ・ヘミ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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