中国側は朝米首脳間の積極的な連動が両国間の接触の勢いを揺るぎないものにする助けとなり、双方の対話継続に弾みをつけることを希望する。

2019-06-26 07:17:51 | 中国を知らなければ世界はわからない
外交部、朝米首脳間の積極的連動で
対話継続に弾みがつくことを希望

人民網日本語版 2019年06月25日15:02


          

米国のトランプ大統領が朝鮮の最高指導者・金正恩氏に親書を送ったことについて、外交部(外務省)の耿爽報道官は24日の定例記者会見で「朝米首脳間の積極的な連動が両国間の接触の勢いを揺るぎないものにする助けとなり、双方の対話継続に弾みをつけることを希望する」と述べた。

【記者】報道によると、ホワイトハウスは23日、トランプ米大統領が先日朝鮮の最高指導者・金正恩氏に書簡を送ったこと、双方が書簡のやり取りを続けていることを明らかにした。これに先立ち、朝鮮中央通信も関係情報を公表した。これについてコメントは。

【耿報道官】報道に留意している。この件についての朝米双方の積極的な発言にも留意している。

中国側は一貫して、対話と協議が朝鮮半島問題解決の根本的出口だと考えている。中国側は朝米首脳間の積極的な連動が両国間の接触の勢いを揺るぎないものにする助けとなり、双方の対話継続に弾みをつけることを希望する。

習近平国家主席が朝鮮国賓訪問を成功裏に終えたばかりだ。訪朝時、習主席と金委員長は現在の朝鮮半島情勢をどう見るか、朝鮮半島の対話プロセスをどう維持するかについて、踏み込んだ率直な意見交換を行った。まさに習主席が指摘したように、朝鮮半島情勢は地域の平和・安定に関わる。過去1年間に朝鮮半島問題は対話による解決という明るい展望が再び開け、国際社会の賛同と期待を得た。国際社会は朝米が対話を継続し、成果を得ることを一致して望んでいる。

朝鮮半島の隣国として、中国側は朝米を含む関係各国と意思疎通や調整を強化し、朝鮮半島問題をめぐる対話と協議が進展を得る後押しをし、地域の平和・安定と発展・繁栄に積極的な貢献をすることを望んでいる。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年6月25日

王毅部長
「中国が多国間主義を堅持するのは国際正義を守ること」

人民網日本語版 2019年06月24日16:16


王毅国務委員兼外交部長(外相)は23日、コンゴ共和国のガコソ外相と北京で会談した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。

王部長は「中国とコンゴ共和国の関係は国交樹立後の55年間、国際情勢の激変による試練に耐えてきた。両国は外的環境の変化に左右されない友人と言える。双方は常に理解し合い、支持し合い、両国関係の特殊性と水準の高さを示してきた。われわれは両国首脳間の重要な共通認識及び中国アフリカ協力フォーラム北京サミットの成果をしっかりと実行に移し、重点協力プロジェクトをしっかりと実施し、各分野の実務協力を着実に推進する必要がある」と指摘。

「中国は断固として多国間主義を守り、様々な一方的行為、覇権行為に反対する。中国がこの立場を堅持するのは、自らの正当な権益を守るだけでなく、それ以上に国際公平・正義を守り、数多くの中小国の共通利益を守ることだ。中国は国連など多国間の問題においてアフリカを含む数多くの途上国の側に揺るぎなく立つ」と表明した。

ガコソ外相は「コンゴ共和国政府は中国政府が常にアフリカ諸国を真摯に助け、支持していることを高く評価している。コンゴと中国の国交樹立から今年で55周年になる。コンゴ側は中国側と共に努力して、二国間協力を新たな段階へ押し上げたい。習近平国家主席の打ち出した『一帯一路』イニシアティブはヒューマニティーと実務的内容に満ちており、コンゴを含む多くの国々に真に貧困を根絶し、発展を実現する希望をもたらしている。コンゴ側は『一帯一路』共同建設協力に積極的に参加したい。コンゴは多国間主義を支持する。これは中小国にとって極めて重要だ。われわれは中国が一国主義反対の前線に揺るぎなく立っていることに敬服している。引き続き揺るぎなく中国と共に立つ」と表明した。

会談後、両外相は二国間協力協定複数の調印に立ち会った。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年6月24日

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