「国連安全保障理事会(対北朝鮮制裁)決議の完全な履行が重要で、日米、日米韓が緊密に連係しようということでも意見が一致した」と

2019-01-22 08:53:06 | 真の解決目指して
日本、今回も朝米首脳会談の直前に米日外相会談を推進
登録:2019-01-21 21:14 修正:2019-01-22 07:30

河野外相、ポンペオ国務長官と電話会談 
「2月中旬、外相会談開催調整で意見一致」 
昨年シンガポール首脳会談前にも同様な動き
昨年6月6日(現地時間)、米国ワシントンで日本の河野太郎外相(左)と米国のマイク・ポンペオ国務長官が会談に先立ち写真を撮っている=ワシントン/AFP聯合ニュース

 日本政府が2回目の朝米首脳会談の直前に、米日外相会談を持つ方案を推進している。

 日本外務省は21日「双方の事情が許せば、2月中旬に米日外相会談を開催する方向で調整することで(意見が)一致した」と明らかにした。この日午前、河野太郎外相はマイク・ポンペオ米国務長官と朝米首脳会談を主題に20分程度電話通話をした。外務省は「ポンペオ長官が朝米交渉の現況を河野外相に詳細に説明した」として「両国の長官は2月末に予定された2回目の朝米首脳会談に関する対応を含めて北朝鮮問題への対応方針を調整した」と明らかにした。また、両国が「国連安全保障理事会(対北朝鮮制裁)決議の完全な履行が重要で、日米、日米韓が緊密に連係しようということでも意見が一致した」と明らかにした。

 日本は昨年6月12日のシンガポール朝米首脳会談を控えても、急遽各種の両国会談を持ち米国に密着した。朝鮮半島の対話ムードから日本だけが外されているという批判を避ける戦略だった。河野外相は昨年5月、南米訪問日程を急に縮小し、ワシントンに飛んで行きポンペオ長官に会い、朝米首脳会談の6日前にもポンペオ長官と再びワシントンで会った。安倍晋三首相も、シンガポール朝米首脳会談の5日前にドナルド・トランプ大統領とワシントンで首脳会談をした。

 今回も日本は同様な動きを見せている。日本外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は20日、2回目の朝米首脳会談のための朝米実務交渉と南北米による議論が進められるスウェーデンに移動して情報収集に乗り出した。
東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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