どこ吹く風

旅のことを主に書く。

食事にまつわる話

2007年11月04日 06時22分59秒 | 西安留遊
 中国語会話を勉強に行ったのだから覚えた言葉を使ってみたい、チョットした言葉を覚えたいという気分になる。
アレは何、とかこれの名前はとか短い語句を覚えたつもりでウェートレスに尋ねる、またアナタは可愛いという言葉を覚えて誰彼と無く可愛いカワイイを連発したこともある。

お手拭
 お手拭、紙ナプキンのことを餐巾紙(can1 jin1 zhi3)ということを知った同行の女性は食事の時にナプキンが無いと直ぐにウェートレスを呼んで我要餐巾紙と言う。ところが発音・四声が違うのかなかなか通じない。身振りを含めて何回か繰り返すうちに相手が理解してもってくると皆が拍手喝さい。楽しい生きた会話練習だった。
 ある時街のレストランでナプキンを要求したらスンナリ通じたので本人も進歩したと喜んでいた。ところが会計する時になって餐巾紙料金として1個1元也が入っている、我々の感覚ではお手拭なんて当然サービスと思っている、そのうえそのナプキンには店の宣伝が印刷されている、それは無いだろうと思っても堂々と請求されたし交渉する会話力は無いので笑って済ますのみ。

楽しく、可笑しい思い出話を提供してくださった。
その餐巾紙を全員分要求したので、ポケットティッシュが餃子1人前以上のなりました。

ダイエット
 私は出発前からこの4週間の旅行期間中にダイエットしようと決めていた。1.59メートルの身長で60Kg弱の体重なので太っているとは思っていない。しかし健康診断とか家の者からは痩せろダイエットしろうるさく言われている。この際減らしてみるかと心密かに結審した。

 ダイエットはカロリーの足し算・引き算なので食べなきゃ痩せるのは当たり前、しかし食の国中国なのでそうなることやらと不安もあった。まず朝飯抜きをした、ムリして食べなかったわけではなく、早く起きて予習復習をしていると時間が足りなくなる、それで持参したコーヒーとお湯に溶かすだけのスープを飲んで済ませた。それと肉類を少なく野菜中心にした。

 それを続けているうちに、ある時ベルトを締めようと穴を探したが上手く入らない、入る穴に入れたらその穴がイチバン奥の穴だった。つまりひと穴分腹周りが落ちているのだ。食事量が減っただけではない、それと共に運動量が増えたのも大きい原因である。普段はバイクでドアtoドアの生活をしていて、何処へ行くのも例えば300m離れたらバイクに乗る生活をしている。ところが西安では何処へ行くのもお歩きとなる、校門をでるのに数分歩かねばならない、街でも歩くだけ。食事量は減り1日1万歩どころかとにかく歩いた、その結果ダイエットに成功した。3キロ痩せました。

 同行の皆さん殆んどの方が痩せていた。バッチリ3食とった方も痩せていた、自慢しようと思ったのに西安ではフツーの生活をしているだけで痩せる。
結論として歩きなさい、これがダイエットの基礎・基本です。帰ったら又バイク生活が始まった、ウチナーで歩くのはタイヘンです、西安のように歩くのはムリです。徐々に元に戻っていくような気がしています。

写真は学食での昼食、スープ0.4元、サンドイッチ(?)0.8元でした。