福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

お菓子工房 デセール

2014-08-17 | 福島
福島六丁目にある洋菓子の工房に行って来ました。
場所は環状線の線路沿い、福島駅から梅田方向に歩いた所にあります。
末澤産業という名前のガソリンスタンドの前。



このお店はもともとは堀江にありました。
むかし西長堀の中央図書館に行った時に前を通ったことはあるのですが
一度も買ったことがありませんでした。
(新なにわ筋沿いにありました)
福島に移ってからは、シュークリームやショートケーキなどの洋生菓子は扱っておらず
現在はパウンドケーキのみを作っています。
基本的には楽天市場の通信販売が主業務ですが、直販も可能。



ケーキはその時々で種類はちょっと違うみたいですが、5~6種類はあるようです。
一本単位で買うこともできますが、いろいろな味を試したくて
カットしたタイプのものを購入しました。

お店のイチオシはレモン。
ケーキ生地のさっぱりした酸味と
上にかかった甘いグレーズが口の中でちょうどよく溶けあって
本当に美味しいです。

お店推奨の食べ方は、冷蔵庫で冷やした後に常温で30分置くというものですが
冷たいまま食べると、グレーズがよりサクサクします。
生地は常温で少し置いた方が柔らかくしっとりとなるので
これはお好みでしょうね。

レモン以外に抹茶・メープルナッツ・柚子も購入しましたが
いずれも美味しかったです。
どれも甘すぎず、それぞれの味の個性が活きています。

大阪のお菓子は和洋いずれも、東京のものに比べると甘さが控え目です。
私には東京のお菓子はコッテリと甘すぎてしつこく感じられました。
「甘っ!」でそのお菓子の印象は終わってしまい、
香りや食感、味の余韻を楽しむことができません。
砂糖の甘味が強すぎるので、一口二口で「もういいわ」と思うこともしばしばでした。

どなただったか忘れましたが、大阪のお菓子職人さんの談話で
「あともう一つ食べたい」と思わせるような甘さを心がけていると聞いたことがあります。
甘さを控えすぎると美味しくないし、甘すぎると少量で「もうたくさん」と思われてしまう。
ちょうどよい頃合いというのはなかなか難しいそうです。

このデセールの焼き菓子はいずれも程よい甘さ。
きめ細かい生地のしっとりした食感、グレーズの甘味、
あとを引くレモンの香り。
一度に2~3切れくらいペロッと食べれてしまいます。
うっかり食べ過ぎてしまうので、ちょっと危険かも?



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追記 2016.06

残念ながら、2015年に閉店された模様。
参考:レモンケーキ - Facebook

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お菓子工房 デセール
住所:大阪市福島区 福島6丁目1-6 1F
電話:06-6136-7557
営業:15:00~18:00
休日:日曜日、祝日、他(基本的には平日のみ営業のようです)
備考:贈答用の包装も可能です(可愛らしい包装紙&紙袋でした)。