呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

千歳鶴 純米吟醸 きたしずく

2021-06-06 | お酒
大分前ですが北海道に旅行に行った際に飲んだ事のある
酒造さんのお酒です。
その時に購入したのは限定版の大吟醸でした。
大吟醸な上に限定版という品でしたのでそれはそれは
美味しい一本でした。

今回は目的も無しに立ち寄った酒屋の店頭に千歳鶴が!
東京で売ってるじゃないですか。
3秒ほど迷って即買いです。

という訳で今回の一本は千歳鶴 純米吟醸 きたしずく です。





千歳鶴は北海道の日本清酒株式会社さんのお酒です。
https://www.nipponseishu.co.jp/

開封
吟醸香がありますが少し鼻の奥を突くような
鋭さを感じます。

では頂きます。
口に含むと飛び込んでくるのは甘味ですが然程
強くなくあっさりと消えます。
同時にこれまた強くないですが存在感のある
苦みが後口まで長く続きます。
苦味は得意ではありませんがこれはありですね。

全体的な印象はとても軽い飲み口です。
梅雨の無い北海道という感じの爽やかさです。

初日のおつまみはチーカマ。
前に飲んだ時の銘柄が辛口ではなかったので推定
甘口と予想して臨みました。
ただ上に書いたように軽い甘味なのでチーカマの
邪魔になりません。各段と美味しさが増すという程
ではありませんが悪くないので食中酒としては
ありな存在な気がします。


さて二日目。
香りが少し薄くなった感じがします。
あとは甘味が若干増したような気も?

二日目のおつまみはサバの竜田揚げ。
レモン汁をかけて食べる一品ですがレモンの風味でも
隠せないサバの独特の匂いがありますね。
その匂いもスッキリ消してくれるのが日本酒です。
ちょっとお酒の甘さの主張が強くなりますが、有り無し
でいうと有りです。


とても久しぶりな千歳鶴でした。
また北海道まで行かないと無理かと思っていたお酒を
飲めましたので個人的には満足。味も決して悪くないです。
ただ他県のメジャーな銘柄と比較すると主張が弱いのは
否めません。
地味ながらも美味しいお酒ですので沢山の人が飲んで
くれると東京での販売も継続するんですけどね。
コメント
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