呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

総乃寒菊

2019-12-15 | お酒
前回の仙介がなかなか良い辛口で食事にも合いました。
今回は甘めのお酒だろうとこれを選択。





千葉県の合資会社 寒菊銘醸さんの総乃寒菊です。
http://kankiku.com/
前の電照菊が美味しかったので期待します。

開封
少し鋭さを感じさせつつ吟醸香が漂います。
ですが香り自体はそれほど強くはないですね。
色は結構な黄色です。

では頂きます。
ふむ、甘さはそこそこで強めの酸味があります。
さらに特徴的なちょっと後を引く苦味があるので
飲み始めは甘いですが飲み干すと辛口に感じますね。

前の寒菊はほんのりの苦味とありますが、今回は結構
強めです。といっても辛口を謳う日本酒ほどでは無いです。
ただラベルに淡麗とありますので辛口のお酒なんですかね。

初日のおつまみはから揚げ。またから揚げです。
塩っけのあるから揚げと一緒に飲みますと甘さが際立つのは
毎度の事ですが今回は苦味も増しますね。


さて二日目
甘味が大分減ったように感じ、逆に酸味がかなり増えました。
後口の苦味は然程変わりませんが酸味に押されてあまり
気にならなくなりました。
とはいえ無くなった訳ではないので後味には残りますけどね。

二日目のおつまみはカニカマ。
控え目になった甘味が出て良い感じなのですが、苦味が
『俺もいるぜ』とひょこひょこ主張してきます。
もう少し大人しくしてくれていればなー。


今回は良くも悪くも苦味が目立つお酒でした。
苦すぎてキツイという訳ではないですが結構な存在感を示します。
苦味が心地よいかと言われると…個人的にはちょっと出すぎです。

苦さが無ければな~と思い返すと前に飲んだ寒菊は純米大吟醸
だったんですね。なるほど磨き上げる事で丸くなるんですかね。

甘いお酒をと選んだのですが思いの外辛口風でした。
三連敗。
コメント
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