冬のオリンピックが始まって３日目を迎え、すでに幾つかの種目が終わった。残念ながら今のところは日本人選手のメダル獲得者はいない。しかし、女子モーグルの上村愛子選手（４位）、複合ノーマルヒルの小林範仁選手（７位）、スピード女子３０００の穂積雅子選手（６位）、男子モーグルの遠藤尚選手（７位）等の成績は立派である。
とかく金銀銅のメダル獲得者にばかり耳目が注がれがちである。オリンピックの入賞は８位までであり、全世界から集まった強豪の中で８位以内に入賞するということは素晴らしいことである。全ての選手がメダルを目指して参加しているオリンピックではあるが、メダルを手にできるのは３人（団体）だけである。
８７０３は上村選手や小林選手のように、今できる最高のプレーをして入賞した姿に感動を覚える。何とかメダルを取ってほしかったという気持ちもあるが、それを一番思っているのは本人たちであろう。見る者に感動を与えてくれた選手には絶大なる賛辞を贈りたいと思っている。
