3月に実施予定の合宿練習概要が決まった。実施会場が当初予定していた定山渓温泉から札幌市内に変わったが、まずはめでたし、めでたしである。
さて、団の近況としては特筆すべきは団員の増加であろう。昨年の後半に、女声部、男声部ともに数名の入団があり、団員総数が20名を超えた。創団10年目にして悲願(?)の20名越えは、誠に嬉しくもあり、喜ばしいことである。「焦らず、急がず、粘り強く!」のコンセプトが実を結びつつあるようだ。
ところで、団員増はとても嬉しいことだが、喜んでばかりはいられない。それは、5月31日(日)に決まっている「創立10周年記念演奏会」が控えているからである。当面は、2月8日(土)に小樽市民ホールで行われる「雪あかりの路交流コンサート」に向けて練習を重ねているのだが、まだまだ仕上がり具合は良くない。演奏曲は全て記念演奏会のプログラムの中からピックアップした。中でも苦戦しているのがポリフォニーである。
創団当初から、「何が何でもポリフォニーの練習は続ける!」を方針とし、続けているのだが、団員のほとんどが「ポリフォニーは初めて!」ということもあり、何から何までもが大変である。現状では、申し訳ないことだが聞く人に感動を与えるような演奏は難しい、が本音である。しかし、残された時間、団員一人一人が懸命に努力し、練習を続け、ポリフォニーの神髄を少しでも実感できる演奏を目指す所存である。