新型ウイルス感染が心配される中ではあったが、大変有意義な演奏会が開催された。NPO法人はまなすアート＆ミュージック・プロダクションが主催する「マチの記憶ライブIX」。今回は岩見沢出身の二人の声楽家とピアニスト（3者とも岩見沢市立光陵中学校出身）による演奏会が昨日（２３日）、岩見沢文化センターで行われた。
出演したのは大原一姫さん（ソプラノ）、大塚博章君（バス）、辻 千絵さん（ピアノ）の３名。重唱も含めて曲数は２０曲ほど。ふるさと岩見沢での公演に3者とも、熱い思いと共に素晴らしい音楽を演奏してくれました。東京で研鑽を積み、プロとして活躍を続けている二人の声楽家の一流の演奏に、ほぼ満席の聴衆は大満足であった。そして、全ての曲のピアノを担当した辻千絵さんの好演も光っていた。
早いもので、令和２年２月も残すところ１０日余となった。まだまだ、寒暖差激しく、雪も降っているが、この時期の雪は、降った分は早々と溶け去ることが多いので、春の近づきを感じることが出来る。それにしてもこの冬は、ここ岩見沢の降雪量はすこぶる少なく、このまま冬が過ぎて良いのであろうか？とさえ思ってしまうほどである。異常気象の前触れでないことを祈りたい。
さて、次は３月、就職、卒業、進級、入試、と若者の羽搏く季節である。また、各種学校、団体にとっては年度収めの月でもある。わが札幌合唱連盟も令和１年度の行事をすべて終えて、４月からの新年度への準備が始まる。その一つとして役員の改選がある。私は、これまで長く（３０数年）任命理事の役を務めてきたが、今年度をもって退任する予定である。札幌合唱連盟が新たな体制のもと、ますます発展することを期待している。
表記合唱団の演奏会を聞いてきた。とても立派な演奏会であった。音色が柔らかく、乱れが無く、無用な力みもない。曲によって柔軟に対応できる土壌が出来ている。普段の練習、トレーニングの賜物であろう。北海道ではなかなか聞くことが出来ない、素敵な合唱であった。
混声合唱団「樹」は２月８日（土）の「雪あかりの路交流コンサート」に出演しました。ポリフォニー２曲と日本の曲２曲を演奏しました。２１名の団員が練習の成果を十分に発揮して、現段階においてはベストな演奏が出来たと思っています。そして、この演奏会と時期を合わせたように、嬉しいニュースがありました。かねてより、依頼していた団のロゴマークが完成してその作品が届きました。ここに現物を紹介したいのですが、私にはその技術が無く団のホームページでご覧ください。http://chorus-ju.com
そして、５月３１日（日）の「団創立１０周年記念演奏会」にむけて、合宿練習の実施も決まりました。
開始以来１０年、９回目の「雪あかりの路交流コンサート」は、無事、盛会裏に終了しました。小樽市におけるコンサートは今回で幕を閉じますが、「聴き合い、認め合い、交流する」をコンセプトにしたコンサートは、引き続き新たなスタートを切る予定です。会場、日時等詳細は未定ですが、どうぞご期待ください。
