短歌の魅力

８７０３は、時々、恥をしのんで短歌まがいの駄作を書いている。特別勉強したわけでもなく、全くの自己流である。したがって、専門家からすれば「何だこれは！」と言う内容であることを承知しながらも、書きたくなり、かつ公表したくなるのが不思議である。まさに、「めくら蛇に怖じず」の類であるが、短い、限られた言葉で「森羅万象」を表現することに、えも言われぬ魅力を感じている。

時に、「これで本当に自分の言いたいことが伝わるのか？」という思いから、添え書きをしたくなることさえあるが、いちいち添え書きを入れては短歌ではなくなると言えよう。長々と言葉を並べることなく広く、深く、繊細な表現をする短歌、俳句には「一言以てこれを蔽う」世界があり、日本的な侘び寂びの境地にも通じるように感じている。これからも時々、駄作を披露して顰蹙を買う所存につきご勘弁を！

誕生日前日に詠む！

猛暑過ぎ　フルスピードで　秋来たり　寒暖の差に　わが身たじろぐ

古希過ぎて　２度目の秋に　われ思う　断ちし絆や　繋がる絆

争いの　無き世は遠く　霞たり　愚かな人智は　何を生むのか

この苛立ちをどこへ！

はたして日本国はどうなるのか？内を見ても、外を見ても明るい話題は少なく、憂慮すべき問題が次々と起こり、そして解決できない懸案事項が山積していく状況である。我々国民は何を信じ、何を目指すべきなのか？特に、政治の貧困さが際立つ昨今である。それもこれも我々国民の責任とも言えよう。選ぶべきときに、しっかりと見極めて選ぶべき人を選ばないからである。祖父が、あるいは父親が議員であったからと言って、その孫が、あるいは息子が良い議員になれるなどという保障は全く無い。今こそ、多くの国民が目ざめなければならない時である。「政治には関心がありません」とか「誰が政治家になっても世の中は変わらない」などと言って、投票にも行かないというような態度は改めたいものである。ただ、「本当に信頼して投票したい人物がいない」ということで悩むことも現実である。しかし、被災地復興、原発問題、尖閣諸島問題、沖縄基地問題、拉致問題、いじめの問題、自殺者増加、不況、少子高齢化社会、等々、重要課題山積の社会を、国民一人ひとりが真面目に見つめ、考え、そして、行動すること。苛立ちを諦めにしてはいけない！と自戒する昨今である。

コンクール参加校

第６３回北海道合唱コンクール　兼　第６５回全日本合唱コンクール北海道支部大会ー中学校・高等学校部門ーが終了した。参加校名、結果については「札幌合唱連盟」のホームページに掲載されている。

８７０３は出場校の地区別分布に注目してみた。その結果、札幌圏に一極集中する傾向が増しているように感じている。高等学校では札幌圏が１４団体１７校、札幌以外が１０校である。中学校では、札幌が１８校、札幌以外が１９校である。

今回は札幌市で開催されたので、札幌圏からの参加校が若干増えているかもしれないが、それにしても、北海道大会にしては分布が偏っている。特に、比較的札幌に近い空知からは高校の参加が無く、中学校は岩見沢市から２校のみであり、小樽後志地区からは中学も高校も参加が無いのは残念である。

その他、北見、網走、根室、留萌、宗谷、檜山、上川（旭川以外）からの参加も無い。もちろん、コンクールの参加状況だけで、その地区の学校音楽の状況を判断することはできない。地域によっては吹奏楽が大変盛んなところもあるようだが、同じように合唱にも力を入れて欲しいものである。

コンクール

昨日から「第６３回北海道合唱コンクールー中学校・高等学校部門ー」が開催されている。昨日の高校の部の結果、および本日開催される中学校の部の出演順等については、札幌合唱連盟のHP（ http://members.jcom.home.ne.jp/satsuren/　）をご覧ください。