仙台市で活動する女声合唱団「木声会」、練習は毎週木曜日、定期演奏会も木曜日に行う合唱団である。先週(2月24日)、3年ぶりの演奏会を聞きに行ってきた。通例では1年半ごとに定期演奏会を行なっているのだが、コロナ禍により3年ぶりの開催となったようである。前回は退院後の妻も一緒であったのだが、残念ながら今回は1人旅となってしまった。
2010年に自らの喜寿を期して創設した混声合唱団「樹」が本年12年目を迎え、数年前からは団の運営もすこぶる順調になってきた。そして、自分の引き際についても真剣に考えるようになってきた。
昨年5月に記念すべき演奏会を終えてからその時を決断した。それは、次回演奏会(第3回定期演奏会~日時等は未定)後に混声合唱団「樹」の常任指揮者を退任することとした。勇退に合わせて某作曲家に新曲委嘱も行った。初演は退任後となるであろうが楽しみにしている。
最近はどこへ行くのも一人旅である。以前(妻が元気なころ)はほとんど夫婦で出かけていた。そしてその多くは合唱関係のイヴェントであった。1980年代から欠かさずに行っていた全日本合唱コンクール全国大会、音楽樹主催のTokyo Cantat、Coro festa等々、その回数はすこぶる多い。しかし、2017年に妻が病に倒れて以来、出掛ける時は私一人である。元来、一人旅に慣れていないこともあり、一時は出不精になりかけたのだが、引きこもり老人になれば老いは増すばかりであると思い、昨年からは積極的に一人旅にトライしている。その中で、しばしば旧友たちの恩情に触れている。先の東京行きの際はYu君が成田空港から蒲田のホテルまで自家用車で送ってくれ、Hi君が新宿の懇親会場からホテルまで送ってくれた。そして、今回の仙台行きではHa君が仙台空港で出迎えてくれることになっている。みな、私が老人であり、かつ、超度級な方向音痴であることを懸念してくれてのことである。誠にありがたきことである!
冬のオリンピックたけなわ(酣)である。昨日の平野歩夢選手(ハーフパイプ)の金メダル。そして、たった今終わったばかりのカーリング女子、対デンマーク戦の逆転勝利など。感動的な場面が目白押しである!自分ではプレイをすることは無くなったが(年齢的に)、スポーツ大好きな私にとってオリンピックが終わるまでは、テレビから目が離せない毎日である。そうこうしているうちにコロナ禍が終息に向かってくれることを期待しているのだが・・・・!