昨年から盛んに言われているChangeという言葉であるが、果たしてその実態はどうなのか？２０１０年２月を迎えていくつかの検証をしてみた。
① changeの発信元と言えるアメリカのオバマ大統領であるが、国の内外共に厳しい現実に当面しているようである。核廃絶演説でノーベル平和賞までもらってしまったが、その後の「平和のための戦争容認」発言あたりから何となく迷走しているようで心配である。
② 政権交代という画期的成果を見せてスタートした日本の民主党政権であるが、今のところ具体的な政策として成果を上げる前に「政治と金」という旧態依然たるスキャンダルに見舞われている。このままchangeする前にchange（政権交代＝自民党政権）するようであれば、ただの悪夢で終わってしまう。
③ changeすることが最も苦手な日本相撲協会に大きな出来事があった。密室、談合の象徴のような理事選出に風穴を開けた貴乃花親方とそのグループ。容易な道では無かろうが焦らず、急ぎ過ぎずに相撲界のchangeを実現してほしいものである。
④ changeが苦手な合唱界、たった一つだけでも実現してほしいこと「全日本合唱コンクール全国大会の閉会式の時間短縮」を検討してほしいものである。
