なんちゃってLOHASな日々

ハーブの事。田舎暮らしの事。読書あれこれ。毎日の生活の中の、ちっちゃな出来事を楽しんじゃうブログです。

2007年10月23日 | 読書
就職先が決まった後の大学4年の夏休み。
なんだか、その選択が正しかったのか、自信のもてないまま・・・。
1ヶ月、山小屋で、住み込みのアルバイトをすることにした。

たった一人。青春18キップで鈍行の旅。15キロのザックを担いで。名古屋から富山まで、何時間かかったのかな? 
外国の人にナンパされたり 乗り継ぎの駅で長いこと待ったり。

山小屋のオーナーの家に泊めてもらって。翌日、また電車とバスと、徒歩6時間。

太郎平小屋に着いた時には、ヘンに興奮していた事だけ覚えてる。


バイト部屋のベットが満員だから・・・と寝た囲炉裏のある部屋で・・・。
寝相が悪くて囲炉裏の灰に頭を突っ込んで目覚めた朝。

窓から外を見て・・・。

しばし呆然・・・。

そう。

朝日に染まる雲海が、そのまま歩いていけそうに、眼下に拡がっていたのだから・・・。

頭、灰で真っ白にしながら、立ちすくむ21歳の私。
今より15キロくらい痩せてて、白いシャツとジャージにエンジの羽毛ジャンバー着てて。

ひどい格好だっただろうね~。 でも、きっと、美しかったよ


野外ハンドブック 「雲」 飯田睦治郎 編  山と渓谷社

ポケット図鑑なのだけど。

山を降りてから買って、ずっと本棚に入れたまま。
なんだか捨てられずに、今も手元に残ってます。

雲の名前がたくさん書いてあって。
山の空の写真がたくさん載っているので、思いついては、パラパラ。

ここの所の秋の空。

ひつじぐもやら、おぼろぐも。

名前を覚えたいわけではないけれど、また、なんとなくパラパラめくってしまいました

今夜は十三夜。 月もきっと、きれいでしょう

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