なんちゃってLOHASな日々

ハーブの事。田舎暮らしの事。読書あれこれ。毎日の生活の中の、ちっちゃな出来事を楽しんじゃうブログです。

冷蔵庫で漬けもの作り

2007年09月29日 | 読書
小さな頃は、「お漬物」なんて大嫌いだった。そんな気持ちが、ころっと変わったのは、山間の町で田舎暮らしをし始めて、近所のおばあちゃん達の、美味しいお漬物を頂くようになってからだった。

まさに、目から、ウロコ・・・というか。

たくわんも、市販のまっ黄色のじゃなくって、自然な色。しゃきしゃき。
松前漬や、味噌漬、焼酎漬・・・もちろん「ぬか漬」も!

ゴボウや人参のお漬物が、あんなに美味しいなんてねえ・・・

そこで、いろいろ教わって、見よう見まねで漬けてはみるんだけれど、ズボラな私はカビさせてしまったり、団地に「冷暗所」がなくて、管理が難しくって

致命的だったのは、「味が分からない」って事。

実家の母は農家出身だったけど、「田舎きらい!」と町出身の父と結婚して。家の食卓に「ぬか漬」なんてのったことなく。

「はたして、私が作った、このぬか漬の味は、あっているのか? はたまた、腐っているのか? 何かが足りないけど、何が足りんのか???」

さっぱり、わからない

近所のおばあちゃん達も、教えてはくれるのだけど、「塩梅」は体に染み付いてるから、説明しがたく・・・

そんな折、出会ったのが、この本 (前置き、長すぎ?)


藤巻あつこ 著  「冷蔵庫で漬けもの作り」 グラフ社  1000円+税


初心者の私でも、少量から漬けられて、冷蔵庫だからカビさせる事もなく・・・。

足跡をなぞるように、レシピ通りに作ると、あれあれ・・・私って漬けもの、漬けれてるじゃん

酢で漬けるたくわん・・・とか、甘酒の元で漬ける「べったら漬け」とか。

美味しい漬物が、自分で、簡単に漬けれる喜び

まさに、「開眼」しちゃいました


藤巻さんの著書で、もう一冊。

梅名人 藤巻あつこ 「秘伝の梅仕事」 家の光協会

「小梅のカリカリ漬け」に挑戦しましたが、これまた大成功

いろいろな失敗に対するアドバイスものっていて、初心者でも楽しめます。


実用書・・・は、実用してこそ意味があるので、本を買ったり借りたりしたら、とりあえず一品作ってみると、なんだか世界がひろがって楽しいですね

おススメです!
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大草原の小さな暮らし

2007年09月28日 | 読書
小さな頃、読んだ本の中の、美味しそうな異国の食べ物に、思わずゴクンと唾を飲み込んだのは、誰しもある経験なんだろうな。

「ちびくろサンボ」のトラのバターなんて、舐めちゃいたいくらい好きな挿絵だったし。
「若草物語」で、クリスマスの御馳走を困っているご近所さんにあげるシーンなんて、物語の筋より、お鍋の中身や、ふかふかのパンの方に気をとられてたし・・・。
「桃太郎」のキビ団子だって、なんだか、どんだけ美味しいのだろう・・・と、ワクワクしてた。

そのワクワクの元は、「知らない食べ物」であったからこそなのかもしれないな


たくさんのお話の中で、何回も、何回も、繰り返して読んだのが、ローラ・インガルス・ワイルダーさんが書いた「大きな森の小さな家」シリーズ。

豚のシッポを火で炙ったり、お母さんの手の形のついたパンをたべたり、アルマンゾ君の家の豪華な食卓のパイのあれこれ・・・を想像したり。お茶会のオレンジさえも、ピカピカ光って思えて・・・。小さな頃は、そこにばかり目が行ってたな

田舎に住んだり、主婦になってみて、改めて読み返してみて、その生活の厳しさや、精神の豊かさ、家族の暖かさ・・・をシミジミ感じて・・・。

今でも、ふとした時に、読んでは、その生活の知恵を発見!してます


ローラの時代の生活を、わかりやすく綴ったのが、

「大草原の小さな暮らし」 塩野米松 構成・文  和田悟 写真 講談社

です

写真がいっぱい!で、父さんが建てたログハウスや、母さんが料理していた暖炉や調理器具。育ててた野菜・・・そんなものが、写真で「納得!」という本です。

モノのない時代。必要な、最小限の、使い込まれた道具達。

とてもキレイです


この本に出会った収穫は・・・。

何度も書いてますが・・・。私、かなりの「裁縫不得手」

でも、ここにでてきた、キルトの写真を見て、ちょっと考えを改めました

けっして、上手じゃないんです。キルトの縫い目。布の配色は見事だけど。布の質も、そんなに「特別」のものじゃなくって。細かいステキな縫い合わせもあるけど、日本の座布団みたいな縫い方もあって。

なんだか、素朴にあったかくって

着れなくなった服や、裁縫の時の残った布を、無駄にしないように・・・それでいて美しく見えるように、布をつなぎ合わせていったんですね。

これだったら、出来るかも・・・


本をめくるとすぐに出てくる言葉に納得。


 なにもないところから

 自分たちで家を建て、大地をひらき

 日々の糧となるものを育て

 限られた材料で食卓を充実させ

 太陽の下、一日がかりの洗たくをする。

 家族のために、ささやかな

 クリスマスプレゼントを用意し

 夜には暖炉をかこんで歌をうたう。

 ローラの物語は、毎日の生活の中に、 

 楽しさを見いだすことが大事ですよ、と

 教えてくれている。


文明の利器で、楽しちゃってて、今さらながら、すべてを無くして昔の苦労をしたいか・・・と言われれば、もうダメダメと、思うけど。

家族や隣人への愛情とか。

「暮らし」を少しの手間で、豊かにできる知恵は、まだまだ活かせるハズ


とりあえず・・・。

今朝は、がんばって、窓をピカピカに磨いてみました
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ハーブ・キャンドル

2007年09月18日 | ハーブクラフト
ラベンダーの押し葉が乾燥したので、ハーブ・キャンドルを作ってみました


ろうそく作り用のパラフィンペレット・・・とかではなくって。

市販のロウソクを削って、湯煎して溶かしました

で、好きな色のクレヨンを削って色をつけ、型に入れて芯をたらして、固まるのを待ちます。

今回は、「ラベンダーの葉っぱ」の押し葉なんで、うす紫色にしてみました。

芯にそってアロマオイルを垂らす・・・と、アロマキャンドルになるのですが。

今回は、湯煎したロウに、ドライのラベンダーを入れて「よし!」としました

固まったら、型(紙コップ)から取り出して、押し葉や押し花をボンドでくっつけます。

で、最後に、今度は白いロウを湯煎して、まわりをコーティングして。

できあがり


意外に、ロウは溶けやすい! で、固まりやすい!


コーティングが、厚くなってしまったので、当初より、薄い紫になりましたが・・・かえって「いい感じ」になりました

着色のクレヨンは、少しでいいですよ! 結構、はっきりした色になってしまうので、パステル調にしたい時は、白を多めにすると、優しく仕上がります。


テキスト見てて・・・。テキストとは、だいぶ違う出来ですが・・・。

まあ、満足


昔、ヤクルトのカラパック?を使って、原色のドギツイろうそく作ったなあ・・・。クレヨン入れすぎて、なんだか、油くさい?キャンドルだったような思い出が・・・

そのころに比べたら、格段の進歩かな

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おはたきもち

2007年09月17日 | 料理
ぱっと見たら「いそべもち」なんですが。

中は「もち」ではなくて、「おはたき」という、普通のお米をついたものです。

もち米のお餅みたいに、ネバらないから、子どもにも安心です!

道の駅でみかけて、つい、買ってしまいました!


「おはたきもち」

私は、子どもの頃から、おばあちゃんに作ってもらって食べていたので、特に「あたりまえ」のものだと思っていたんですが。

静岡を離れたら・・・。

売ってない・・・

地域限定品・・・だったんですね。

そういえば、各地に、米粉を使って作ったお菓子があって。

恵那周辺の「からすみ」・・・珍味のからすみじゃなくって、甘い米粉のお菓子です・・・とか、豊田市付近の「おこしもの」とか・・・(あれは、米粉からだったかな?)

そういえば。

田舎暮らしの時は、五平餅。

新米の季節になると、米を焚いて突いて焼いて。甘い味噌ダレで食べたなあ・・・。

住んでいる土地ごとにある、隠れた名品!懐かしい味

おばあちゃんに、作り方、習っとけばよかった~
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新生姜の甘酢漬!

2007年09月13日 | 料理
おととい漬けた新生姜が、食べ頃になりました!
新生姜…洗って、きれいにしたら、125gしかなかったので。

皮をこそげて、薄くスライス。

塩を少々降って、30分くらいおいて。

でてきた水を捨て、甘酢に漬けます。

今回は、酢大さじ2・砂糖大さじ1・塩少々で合わせました。

皮をこそげる時、茎に近い紅いところを残すと、ピンクに染まって、きれいです!写真では、わからないかな?ほんのり、ピンクです。

気になるお味は…。

か・辛い!

口の中が、しゃっきり!でも、おいしい!

一人で、ポリポリ食べてしまいそうです!


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安房直子さんの絵本

2007年09月10日 | 読書
仕事で知り合った方と、なんとなく気があって、何回かメールを交わしてきたのですが。

その方に、
「あなたの手紙。安房直子さんの文に似てて、好きだなあ・・・。」
と言われたことがあり。

気になって、作品を手にとってみたら・・・。

そこには、暖かな世界が広がっていました。

知らないとは恐ろしい事で。

その時、もっと、すごく喜ぶか。もっと、真剣に否定しとけば、よかった。


似てるといえば・・・。

ぐつぐつ・・・と木の実を煮込んで、ジャムを作ってみたり。
豆を煮るのも、好き・・・。
安房さんの絵本にも、火を焚いて、何かを煮てる・・・そんな場面が、たくさん出てくるので、「似てる」という印象になったのでしょうね。

もったいないことです。


昨日、図書館で借りてきた本

「コンタロウのひみつのでんわ」 安房直子 作 田中 槇子 絵  秋書房

ひとりぼっちになってしまったおじいさんと、ひとりぼっちのキツネのコンタロウとの、あたたかな「行き会い」を描いた作品です。

ひみつの電話・・・で、二人は、どんどん仲良しになっていきます。


安房直子さんの文章は、ページをめくるたびに、すーっと、その世界が広がって。

本当に、くんくん・・・と匂いをかげば、風にのって、その世界の香りが広がるような気持ちになります。


「はるかぜのたいこ」 安房直子 作  葉 祥明 絵  金の星社

この絵本は、娘の大好きな絵本。

葉 祥明さんの、やわらかな挿絵と、安房 直子さんの、あたたかな言葉が、本当に目の前に草原が広がります。


たんぽぽ。かぜ。はなびら。くうき。こもれび。

子どもの頃。木々を見上げ、木漏れ日が、美しくて、不思議で、面白くて・・・。

空を見上げて、雲の形や、空の色が変わっていくのが、なんだか、嬉しくて、不思議で、せつなくて、じっと見つめていた。

そんな、透き通った世界が思い出されて。

心のお洗濯ができそうです
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おひさまパン

2007年09月10日 | 読書
雨が続きそうですね!
そんな日には、パンを焼いてみると、楽しくなります!

娘が、大好きな絵本「おひさまパン」エリサ・クレブェン 作絵 江國香織 訳 金の星社 を読みながら、おひさまパンを焼いたら、とっても楽しかったですよ!

携帯からの初投稿です!うまくいったかな?


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ラベンダーのリース

2007年09月07日 | リース
台風一過

さっきから、ぐんぐん気温が上がっています。


もう、切り込むには、少し遅いかと思ったのですが・・・。

ラベンダーの葉っぱがこみいってしまい。下葉が黒く枯れてきてしまったので。

思い切って、ばっさばっさ・・・と切り込んでみました。

だいぶ、スッキリ・・・というか・・・切りすぎたかも・・・


葉っぱがたくさん手に入ったので。

きれいな葉っぱは、押し葉にしました。クラシカル?に、「電話帳にはさむ」方法です

レースのような、きれいな模様

ちゃんと乾くかな?


ちょっと大きく切った枝で、ラベンダーのリースも作りました

葉っぱの小枝を、細いワイヤーで小さく束ねたものを何本か作り。

ながーくのびたラベンダーの花の茎を編んで輪っかにしたものに、くくりつけ。

公園で拾ってきた、緑の木の実(枝豆みたい・・・)と、ちっちゃなヤシャブ?をトッピング

ラベンダー色のリボンをつけたら・・・。


まあ、いい感じ 自画自賛

銀色の葉っぱ・黄緑と茶色の木の実・紫のリボンの、優しい風合いにできあがりました

葉っぱといえど、ラベンダーの香りも、ちゃんとします

ハーブのリースって、作っている時も、香りがいっぱいで、なんだか嬉しくなってしまいます

さて。

次は、何作ろうかな

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ハーブ12か月

2007年09月06日 | 読書
台風接近中

時々、強い雨や風が、ざわめく中。娘達も、今日は学校も途中で休校になり、大騒ぎで帰ってきました

1年生は台風休校は、初体験で、楽しかったみたい

こんな雨の日は、読書です


宇土 巻子 著 「ハーブ12か月」 平凡社 1600円


宇土さんの本も、椎名さんから始まって、カヌーイストの野田さんのお友達のアリス・ファームの藤門さんのパートナーの宇土さん・・・で、手にとった一冊です。


「夏場、冷蔵庫のない生活をしていて、肉が痛む。それを、ハーブに漬け込むと、美味しくなる!」

そこから、ハーブの世界が広がっていった!というエピソードは、食いしん坊の私も大いに共感する所で・・・。

いろいろなハーブを育てて、食べる・染める・飾る・・・生活に取り入れ、活かしていく様は、やっぱり、すごいなあ・・・。


地に足がついている人。

その「強さ」に、あこがれてしまいます


こんな雨の日は。

「次は何、植えてみよ 」「何、作ろ

パラパラ・・・本をめくっては、思いを馳せてます
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ハーブバターもどき

2007年09月05日 | キッチン・ハーブ
昨日、畑から摘んできたバジルを使って

今日は、バジル三昧と言うことで

フレッシュバジルとドライ・ミントの「すっきり」ティーを飲みながら、ハーブバターを作ることに


せっかくなので、バターも手作りにしよう!と、生クリームを泡立てて・・・。

泡立てて・・・

泡立てて・・・

お、おかしい・・・。分離してこない

本当は、白い固体と水になるハズなのだが・・・

と、生クリームのパックを良く見たら、「植物性」・・・と

バターじゃなくって、マーガリンになるのね


・・・まあ、気を取り直して、塩を小さじ少々・おろしニンニク・バジルの刻んだものを混ぜ・・・。

そのまま冷蔵庫へ

「ハーブ・バター」じゃなくって「ハーブ・マーガリン」になりましたが・・・

なかなかどうして、結構、いいお味。

フランスパンにつけて焼いたら、美味しそう


次回は、ちゃんと「動物性」の生クリームで挑戦してみましょう!
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