なんちゃってLOHASな日々

ハーブの事。田舎暮らしの事。読書あれこれ。毎日の生活の中の、ちっちゃな出来事を楽しんじゃうブログです。

川端誠さんの講演会と絵本の開き読み

2010年11月08日 | おでかけ
土曜日に、「じゅげむ」「めぐろのさんま」など、落語絵本で著名な川端誠さん(オフィシャルホームページ→コチラ)の講演会と絵本の開き読みに行ってきました。

本当は、「じゅげむ」ファンの娘と行く予定だったのですが・・・というか、娘が行きたがったので、チケットを貰ったんですけど
土曜日に参観会で学校があったため娘は行けず
私だけ、参観の後、行っちゃいました

川端誠さんの、生い立ちや絵本作家になった道筋。
制作風景のスライドを見ながら、作品が出来ていく様子を、面白いお話とともに堪能
気の遠くなるような作業。細部までの、こだわり。そして遊び心
あの迫力のある絵は、こうやって産まれるんだなぁ~と。納得。

お話の中で、そうか!と思ったのは、冒頭の「図書」についての話で。
「図書って、図鑑とか絵本が図。書は活字の本。なのに、読書感想文はあるけど、読図はあまり言わないんだよね。」ってお話。
「子どもに本を読ませたい!」と思っていたけど
活字の本は、さほど読まなくても、娘なんか映画のパンフレットや絵本・図鑑の類はよく見てるな。それも本を読むのと同じなんだって、思ったコトなかったな。

もう一つ。
川端さんは、絵本の「読み聞かせ」という言葉が嫌いで。
「読み聞かせる」という言葉は、トップダウンというか、上から下というイメージがあるので。開いて読むから「開き読み」という言葉を使っているのだと。
この話を聞いて。
そうか! 
私も昔は仕事がら、子ども達の前で絵本を読むことがあったので。
子ども達に本を読んで見せるのは好きだったけど。
なんとなく「読み聞かせ」という言葉には違和感があって。遠のいてるな。
言葉の中に、「読んで聞かせてやっている」というニュアンスも。ないとは言えない。

「開き読み」か。面白い言葉だなぁ~。

作家さんが思いをこめて読んでくれる絵本。
イントネーション一つが違うだけで、自分が声を出して読んだ時と印象がまったく違うのが。
なんだか、本当に新鮮でした

娘へのお土産に。娘のお気に入りの「じゅげむ」にサインを戴きました。
川端さんの。作品に向かい合う姿勢を、娘にも見せたかったなぁ~。
また機会があったら、もう一度。お話が聞けるといいな

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