なんちゃってLOHASな日々

ハーブの事。田舎暮らしの事。読書あれこれ。毎日の生活の中の、ちっちゃな出来事を楽しんじゃうブログです。

新型コロナ 自宅療養完全マニュアル

2021年08月21日 | 読書

デルタ株の感染が広がりだしてからは、日に日に感染者が増え、身近でもコロナ感染者の話をチラホラ聞くようになりましたね

私の職場でも、感染者こそ出ていませんが。

違う部署で接点はないですが子どもさんが濃厚接触者になったとPCR検査を受けたりして、だんだんと迫ってきたな・・・という感じです。

我が家は仕事上、すでに2回のワクチン接種は終えていますが。

やっと1回目の予約が取れた東京にいる娘の事は、とにかく毎日心配しています。

blog友達さんは子どもさんが鯨に呑まれた夢を見たと仰っていましたが・・・ふと、私も娘が二匹の子熊に襲われて助けに行った夢を見たなぁ~と思い出しました。

心配が夢に出てくるのかもしれませんね

 

コロナに感染して陽性になったとして、8割は無症状や軽症と言われています。

隔離施設に入れず、「自宅待機」になる方も、どんどん増えている状況。

 

 

何を、どう考えて、どう準備すれば良いのか?

 

具体的に想像して準備しておく段階になってきたのかな・・・と思います。

 

自分が濃厚接触者になったらどうするか?

 

家族に感染した人が出たらどうするか?

 

遠方にいる一人暮らしの子どもが感染したら?

 

そんな事を考えて、情報を集めたり、助け合える人達と話し合っておく事は大事だと思いました。

 

 

情報が偏ってしまったり、過度に心配しすぎても、楽観視しすぎてもいけない。

自宅での療養をどうすればいいのか? 書籍が出ていました。

8月31日まで、無料で全文を公開して下さっています。

 

新型コロナの自宅療養マニュアルが全文公開

 

新型コロナ 自宅療養 完全マニュアル 岡田晴恵 著  実業之日本社

 

とても分かりやすく書かれていました。

 

家族や自分が感染したり濃厚接触者になって、「自宅待機」「自宅療養」になる事は、もう、誰におこってもおかしくない状況に思います。

当然、感染予防は頑張って、「かからない」ことが一番なのですが。

 

もし、感染してしまったら・・・という事は、自分なりに考えておかないとなぁ~と思いました。

 

備蓄や家庭内感染予防法など、絵でみて分かりやすく書かれています。

これを参考に。それぞれの御家庭の状況に合わせて、必要な事を想定して準備していくと良いかなぁ~と。

 

無料開放して頂き、ありがとうございます とても参考になりました。おすすめです

 

 

コメント

博士の愛したジミな昆虫 洞窟ばか

2020年10月02日 | 読書

昔から、自分の「飽きっぽい」という性格の裏返しか、「何かに一筋に熱中している人」というのに強い憧れがあります 対象は何でも良いのです。何か一つを極めた人。何か一つをたまらなく好きな人。そんな沼にハマっている人の「情熱」がとても眩しい そんな「情熱を持つ人」を応援しつつ見守る趣味?だけは、なんだかずーっと続いています 

 

そして、そんな私が大好きな、「沼にハマっていて新しい世界を見せてくれる人」の著書をご紹介(回りくどい・・・

 

「博士の愛したジミな昆虫」 この本は虫好きなお子さんや、虫好きなお子さんをお持ちの親御さんにオススメする一冊です

もともと「虫好き」さんにも、そこはかとない憧れを抱いていて。アリやダンゴムシをじっと見つめているお子さんとか、狂おしいほどに好きなんですが。その子どもさん達が、そのままスクスク育ち、「知識」という武器を手に入れて、昆虫たちの世界を探求していく姿がたまりません いえ、本文は、ちゃんと?昆虫たちの助け合いや住み分けや利用の仕合いなど。なるほど、のどかに見える庭や畑や土手の片隅で、こんな奥深い世界が繰り広げられているのか・・・という驚きや発見もたくさんです。娘が自由研究をしていた頃に知り合った「昆虫博士くん」達の実験を思い浮かべながら、それがより高度な専門性を持つ実験や研究は、こんな視点で行われているんだ・・・という発見もありました。でも、やっぱり、対象に対しての「熱い想い」がそこかしこから感じられるのが、私にとっては、大変良い本でした

 

そして、その「情熱を燃やす人」ここにあり!と言った本が、その名も「洞窟ばか」 私は狭い所も暗い所も高い所も苦手なので、洞窟探検に自ら行こうとは思いませんが。そこにとりつかれている人たちの事は、やっぱりとても「いいなぁ~」と思ってしまいます。「その先に何があるのか?」と、追い求めていく姿は、やっぱりカッコいいなぁ~と思いました。閉所暗所の記述を読むだけで息苦しくなっちゃうのですが、それだけリアリティのある文章なのだと思います。鍾乳洞とかの成り立ちや、これからだと月の竪穴とかにも興味があるので、そんな意味でも面白いなぁ~・・・と。きっと、「誰のためにもならない。好きでやっている事。」の先には、その熱意でしか紐解けない「真実」があるんだろうなぁ~と思いました。

 

どちらも、秋の夜長に、知らない世界を知る楽しさを教えてくれた本でした 

コメント

子どもをひとり暮らしさせる!親の本

2020年08月31日 | 読書

娘が上京して早1年と半年あまり コロナ禍で帰省もままならないし、私達が行く事も控えているので心配はしているのですが、そんな中でも狭い下宿での生活を楽しんでいる様子です 

娘は「学生会館」にお世話になっています。入学してからは「値段が家賃相場よりも高く共益費や管理費も高額なわりに、設備は古いし不具合も多い」と不満の方が多く、どのみち3年時にキャンパスが変わるので転居予定だったので早めに転居すればいいか・・・と我慢している部分があったのですが コロナ禍で外出がままならなくなってからは、学生会館で良かったな…と思ってます 理由は、①居住スペースは狭いが共有部が広く、ずっと下宿にいても圧迫感がない。←共有の防音室ピアノがあったり、洗濯場やホール・中庭など、それなりに移動したり過ごせる場所が居室以外にある。②宅配ボックスがあり、荷物の受け取りが楽。③ゴミ捨ても敷地内に収集場所がありいつでも出せる。④立地が良く、周辺に店が多いので食べたり買い物に困らない。⑤午前中は管理人がいるので、何かあった時には相談できる。ネット環境も、まぁまぁ良いので、大学のオンライン授業にもすぐに対応でき、光熱費が管理費に含まれているので電気料金など気にせずにエアコン使いたい放題、お風呂入りたい放題です←コレは、コロナ禍でなければ、ほとんど下宿にいなかったので高いなぁ~と思っていたんですが、ここにきて挽回 帰省してる人が多くなってからはネットも快適だし、静かでより過ごしやすいそうです 

 

娘は大学の補助を受けているので指定の下宿から立地で選んだだけでしたが。もっといろいろ見て決めれば良かったかな・・・と思ったり。転居前にいろいろと「やっておくべきこと」を先輩ママ友さんに聞いてはいたのですが、そんな事がまとめられている本を見つけましたのでご紹介です。娘が高校生の時に見ておけば良かった

図書館で借りてきました イラスト入りで読みやすかったです。

「子どもを一人暮らし」させるにあたって、引っ越し先をどの時期にどう選んだか、何に気を付ければ良いか、購入したものは何か、など。たくさんの事例があるので、わかりやすかったです。

主に、「お金の話」は、込み入った事は友達でも聞きにくいので、一般化して見れると「なるほどな」などと思いました。物件探しの留意点なども詳しくて良かったです。不動産会社もいろいろありますし、あちこち見て回ると、結局、アタフタしてしまって後で後悔しそう・・・その人なりの抑えるべきポイントを確認しておくだけでも、随分と安心ですね。もう少ししたら、娘も3年生になった時の転居先を探さないといけないので参考にしたいと思います。

 

大学生になって、子どもを一人暮らしに送り出す事。自立への第一歩ですね。自分の時も、親元から離れる事には不安よりも楽しみの方が強かったし、大学4年間を自分の為に過ごせた事は貴重な時間だったなぁ~と思います。親は「ぽっかり穴が開いたみたいだったよ~」なんて言ってましたが、この本にも「送り出す側」の親の気持ちなども書かれていて、そうそう・・・なんて思いながら読んでました。(1週間で、家事が楽♪こんなに楽♪と思った事まで含めて

 

先輩ママ友さん方に教えて頂いた事と同じような内容が多かったですが。逆に言ったら、対面が難しい昨今、なかなか先輩ママ友さんと会う機会も少ないので、その情報を埋めるのにも良いかもなぁ~と思いました。高校生の子どもさんがいて、大学進学をされる予定の方には参考になると思います 平成26年の本なので、かかる金額的には、もう少しプラスになってる印象と。奨学金に対しての考え方が、今は「奨学金はなるべく使わない」方向になってるかな???とは思いました。送り出す「流れ」は分かりやすかったです

コメント

空をかついで

2020年08月31日 | 読書

カテゴリー「読書」の100記事目の節目に、どうしても書きたい本がありました。書こう、書こうと思っていたら、なんと10年もの年月が経ってしまっていました。ビックリです それだけ、この10年は走ってきたのかなぁ??? スマホを覗く時間が増えてしまって「読書」から遠ざかっていたのですが、ここの所、少し遠くの図書館にまで出かけては久々に本棚の背表紙を眺める楽しみを思い出しています。余裕が出てきたのかな?

 

100記事目。

「 空をかついで  石垣りん 童話屋 」 詩集です。石垣りんさんの代表作、「表札」などは、教科書などでも馴染みがある方が多いのではないでしょうか? りんさんの代表作品がギュッと詰まった詩集「空をかついで」。少し小ぶりの表紙の厚いしっかりとした装丁の、やさしくて強い詩集です。

 

30代のある一年。私にとって、とても苦しく。思い出す事も脳がシャットアウトするのか、細かな記憶がほとんど思い出せない位の厳しく辛い一年がありました。未だに、強烈に記憶に蓋がされているみたいで、本当にびっくりするほど覚えていないんですね。覚えているのは「信じていた人たちに裏切られた」という、人生初めての経験をした事。とにかく、その時期は、とてつもなく号泣していた。号泣しながら見ていたトイレの白い壁が遠くにかすんで見えていた印象だけが、ぼんやりとかすみがかかったように思い出せるだけです。

 

全てのものを拒絶していた時期で。ひきこもり、何をする気にもならない。ただ淡々と現実感のない日々を過ごしていたと思うのですが。そんな時、なぜか、この1冊だけは読めて。何度も何度も、繰り返して眺めていた記憶があります。小さな本だったので、お守りのように。どこに行くのにもカバンの中に入っていました。何かにすがりたかった時に、りんさんの詩の、一言一言に力を貰っていたように思います。深くて 静かで 強くて 優しい。

 

時が経ち、人で傷ついた傷は、人で癒され。あの時、何をそんなに傷ついてしまってたのだろうなぁ??? 若かったからかなぁ??? なんて、今となっては思うのですが。この詩集には、本当に救われた。石垣りんさんの訃報を聞いた時には、会ってお礼が言いたかったなぁ~と、しみじみと思いました。

 

家族を支える為にずっと働き続け生涯独身。アパートの小さな部屋の四方は本で埋まり、その中で詩を読まれていたと、後で知りました。りんさんの紡いだ言葉の持つ「静けさと強さ」が、私の中に埋まっていた「希望」を育ててくれた光だったのではないかな、などと、今になって思います。

そんな大切な詩集。ずっとずっと持ち歩いていた詩集。その後の何回かの引っ越しで、どこかに行ってしまいました。頼らなくても、もう、大丈夫になったのかな? 懐かしいな。探してみようかな 

 

やっと書けました。

コメント

この世でいちばん大事な「カネ」の話

2010年11月25日 | 読書
しばらく前の話になるのですが。

娘が、初めて遊ぶ約束をしたお友達。5~6人で集まったらしいのですが。
その中の一人の子が、近くのコンビニに娘達全員を連れて行き、一人に500円ずつ渡し。
「なんでも、好きなモノ、買っていいよ」と、大盤振る舞い
娘は、「え~。マズイかも・・・」とは思ったらしいのですが。
持ち前の「ま、いっかぁ~」で、二つくらいお菓子を買って、おつりをその子に返して、みんなもそうしたとの事

ウチに帰ってきて、でも、やっぱマズイかなぁ~と思ったらしく、すぐさま報告してきて
「やっぱ、おごってもらうのって、よくないよねぇ~。」と言う。

稼ぎのない子どもが、お小遣いとは言え、大盤振る舞いって言うのも、どうかと思うし。
次に、娘におごって欲しいと言われても、無理な話。
そんな話をして、そのお友達に、使った分のお金を娘のお小遣いから、返しに行きました
お友達の家には、大きな兄弟もいるので、その辺りは寛大なようで。
「え~。何で?」という感じでしたが、とりあえずお話して、「気持ちはありがとね。」で。納得してもらいました

この話を聞いて。
「え~。その子が可哀そうじゃん」と言う人もいれば。
「子どもがおごるなんて、とんでもない!」と言う人もいて。
「お金」に対する価値観や、教育方針って、本当に様々なんだなぁ~と、思いました。

我が家は、細々と。月々110円の小遣いを、お小遣い帳をつけながら、時折のカードゲームにつぎ込む・・・という、まだ初歩的な段階。
一応、「マズイかも」と思うあたり、多少効果があったかな?

もう少し、大きくなったら、娘に読ませたいのが、この本
「この世でいちばん大事な「カネ」の話 西原理恵子 著 理論社 1300円+税」

お金って。なきゃ、困る。
とかく、生きていくにはカネがいる。

西原さんの子ども時代。(と言っても、ほぼ、同年代だけど)
「お金」がなくて、貧困のスパイラルにハマっていく仲間達。
バクチにハマり、見栄を張り。自殺してしまった義父。
そして、自ら「お金」を稼げるようになれるまでの、一途な行動と。
自らもバクチにハマってしまって、10年で5千万負けた事。
そして、世界に目を向けると、一日のゴハンのために身を粉にして働く子ども達の姿。
そんな、目一杯、身を切った経験からの「おカネ」の話です。

ただ、西原さんは。「おカネが世の中で、いちばん大事だ」と、言っているわけでは、ありません。
「おカネよりも、精神よ」と言っているわけでも、ありません。

あのターシャさんだって、「お金よりも精神的な豊かさ」なんて、比べる事はしなかった。
当然、生業で「おカネ」を稼ぎ。
その上で、自分なりの精神的な豊かさを、確立していった。

「おカネ」を学ぶと言うことは、「稼ぎ方」と「使い方」を、どう自分で選んでいくか、獲得していくか・・・って事なんだろうな。

大人でも、「カネ」に汚い人は、たくさんいる。
自分はたくさん持っていても、意地でも出さない人。
他人のカネをアテにする人。
借りても返さない人・・・とかね
こう書き出してみると、おカネの使い方に、その人の「人間性」が、よく見えるね

生きている以上、一生、考えていく問題なんでしょうね
おススメの一冊です
コメント (2)

ターシャ テューダー 最後のことば

2010年10月03日 | 読書
夏の間に放置して荒らしてしまった畑
ここの所、少しずつ通い、なんとか秋の植え付けを待つばかりに、こぎつけ・・・ほっと一息。あと、もう一頑張り

手を入れだしたけど。ここのトコの寒暖の差や豪雨で。
上手くいったモノもあれば、枯れてしまったモノもあり。
それでも、この小さな畑があることで、日々がどんなに安らぐか
私の元気の源です

「 ターシャ・チューダー 最後のことば ラスト・インタビュー 人生の冬が来たら
ターシャ・チューダー 著  リチャード・W・ブラウン 写真 1300円+税 白泉社 」

ターシャ・チューダーさんの著書は、以前にも紹介した事があります。

ご本人のインタビュー記事と。晩年、彼女を支えた身近な人たちから見た、ターシャさんの様子が語られています。

息子さんのお話から、ターシャさんの晩年の様子を、なんとなく感じる事が出来るのですが。
この息子さん達に恵まれた事が、ターシャさんの、一番の幸せだったんだろうなぁ~と。
なんだか、心が温かくなりました

2008年6月18日 ターシャさんは、病院ではなく、彼女が最も愛した自宅で最後の時を迎えます。
それまでの2年ほどは。年相応でしょうが・・・心身の衰えの中、子どもや孫達の助けが必要となりました。
心身衰えてもなお。花々を愛で、お茶の時間を大切に。そんなターシャの願いを、手助けしてくれる子どもやお孫さんがいて。
ターシャの想いを、大切に、大切に、守って支えてくれた。
それは、とても幸せなことだと思うのです

今、「自宅で最後を迎えたい」と思っても。
一人暮らしだったら、「腐乱死体で発見」というセンが強いし
(名古屋のマンモス団地に住んでいた頃、当時でも1年に10件くらいの孤独死があり、自治会で問題になってました
もし、家族がいても。
「死」と向き合える強さが、自分自身にも家族にもあるかどうか
不安のあまり、医療技術に頼るかもしれないし。神仏にすがるかもしれないし。逝く人から目を背けてしまうかもしれないな

あちこちで、人気の出たターシャさんの人生を「恵まれた」と称し憧れる人も多いと思うのですが。
息子さんは、その辺りも、とても冷静に受け止めておられます。
彼女が、もし「幸せそう」に見えるとしたなら。それは、彼女が、いつも「その先へ」と歩みを重ねていった結果なのだと。
ターシャのように生きたければ、自分も、ターシャのように生きればいい。

夢や目標があるのなら、それに向かって、一つ一つに最善をつくしていくと。思いがけないくらい上手くいく。
「本当に何かをしたいと望めば、きっとうまくいくはずですよ」
ターシャさんは、そう言います。

・・・なんでも、そうだよなぁ~。一歩を積み重ねなければ、先には進めないし。
諦めたら、変わらない・・・
100点は取れないかもしれないけど。積み重ねたら、20点でも50点でも、点は点。
やらなきゃ、0点だもんね

パラパラと。
秋野菜の植え付けのために、野菜作りの本をめくっていたら。
山間の街に住んでいた頃の。
畑の先生だったよしえさんの、白菜の苗のメモが挟んでありました。

ターシャさんが亡くなられて2年。よしえさんが亡くなられて1年が経ってしまいました。
こちらの世界にいる私。少しは積み重ねることが出来たかな?

日々の生活を大切に。思い描く希望の実現まで、まず一歩。
「一つずつでも、きちんと」

・・・うーん。時々、反省しつつ、頑張ろう
コメント

読書漬け

2010年09月16日 | 読書
仕事が始まり、はや2週間
水曜日だけは、自分の休日なんだけど・・。
あれもこれも。やりっぱなしの中途半端になっているのだけど
うーん・・・と思いつつも、読書三昧

ほら。本だってさ。積みっぱなしもアレじゃんね。なんて言い訳しつつ

1冊目はマンガです
「 毎日かあさん 出戻り編 西原理恵子 838円+税 毎日新聞社 」

最近では、ドラマ「崖っぷちのエリー」の原作者と言った方がいいのかな?
この方の旅行記マンガも、ぶっとんでいて面白いです。
これは、毎日かあさん(あ・・・アニメ化されてるから有名か?)の4作目ですが。
相変わらず、すごく笑えます
特に。ワンパクな男の子の子育てに悩んでいる方がいたら。
この西原家と、そのお友達の。そこぬけに明るい大騒ぎぶりを見たら。
悩みが吹き飛ぶかもしれませんよ
なかなか奥深いものがあります

2冊目は。最近、ハマっていますね~。この方の作品。

「 空中庭園 角田光代 著 1600円+税 文芸春秋 」
夫婦と二人の子ども。それに、別居している祖母。
分譲マンションの。通常「ダンチ」と言われる住処で。
「秘密のない。仲のよい。絵に描いたような幸せな家族」を。
個々の立場から語っていきます。
「理想の家族」の「虚構」

家族のそろった時の。仲睦まじげな会話と。それぞれの抱えている闇。
あらためて。家族って、なんだろうね・・・って。考えてしまう作品です。

幸せを。演じているつもりは、個々にはないのだろうけど。
「隠し事をしない。」なんて言っているのに、隠し事満載?で。
信じあってるような、いないような。愛し合っているような、そうでないような。
そんな、あやうさ・・・。

おくさん。アナタの家の。今の幸せは、ホンモノですか?(みのもんた風

ざざっと。3冊目は。この方のも。最近、気になってスグに手にとってますね

「 5年3組 リョウタ組 石田衣良 著 1600円+税 角川書店 」

着任4年目の若手の教師。良太は、初めて高学年の受け持ちになります。
熱血教師というわけではないけれど。日々、一生懸命、子ども達と向かい合う良太。
同僚の染谷龍一は、年配の教師も一目おく優秀な教師。クールで、頭がとてもいい。

良太のクラスの生徒が、家庭の問題から、クラスの授業に出られなくなってしまう。
親とのかかわり。
親の経済力で格差がひろがる子ども達。
教師間のイジメ。
子どもの放火事件。
クラス毎に競われるテスト。

若い教師達が。全力で取り組みます

本当の学校の話・・・というより。・・・ちゃんと取材されて書かれているので。事実も多いのだと思うんですけど・・・私としては。
え~。良太先生は妻夫木さんで。染谷先生は向井理さんがいいねぇ~
山岸先生は、どうしよっかねぇ~?
なんて。
勝手にキャストを考えて、妄想しつつ読んでました

夕食後もペラペラと本をめくっていたら。
気がつけば、あばれはっちゃく(ダンナ)も、娘も。
布団に寝転んで、それぞれ読書

秋の夜長。本を読むにはいい季節になってきましたね
コメント

田舎暮らしはじめました うちの家賃は5千円

2010年09月15日 | 読書
ヨガに行く途中に寄ったコンビニ
飲み物だけ買っていくつもりだったんだけど・・・。
調度、交代の時間だったのか、店員さんの数がいっぱいで
勢ぞろいで、すごい大声で「いらっしゃいませ~」と叫ばれ
魚屋か若者向けの居酒屋に来たかのような賑やかしさで
レジの受け答えも大声で
最後も「ありがとうございましたぁ~!」の大合唱で送り出された

うーむ。コンビ二はさ。ささっとさりげなく買い物だけしたいんだけどなぁ

そういえば。田舎暮らしをしていた時。
街唯一のコンビニに買い物に行くと。そのうち、顔を覚えられ
「いらっしゃいませ~」ではなく「こんにちはぁ~」と言われ
ご飯作りの手抜きにお弁当を買うと「今日はなにぃ?忙しいの?」と声をかけられ
新作のオモチャ付きのお菓子が入ると「新作入ったよぉ~。これ、好きだよね・・・」と。
娘がよく買っていたオモチャ付き菓子が、頼んでもないけど「おとりおき」になってたり

うーむ。ありがたいといえばそうだし。親しみやすいともいえるが・・・。
コンビ二だからさ。ほら。もうちょっと、さりげなくさ・・・って。
ちょいと重い気分になったコトを思い出しました

田舎暮らしをしていた4年間。ふりかえれば、楽しい事も大変な事も。いろいろありましたな(くわしくはカテゴリー 田舎暮らし ご参照ください

なんだかたくさんの共感を持って読めたのが。
漫画家のグレゴリ青山さんのエッセイマンガ。
「 田舎暮らしはじめました うちの家賃は5千円  グレゴリ青山 著 950円+税 メディアファクトリー 」

グレゴリ青山さんは。アジアの旅行をマンガにする事が多く。
蔵前仁一さんに見出された作家さんという事もあって。
結構好きで、ちょこちょこ読んでいます。
「旅する人」のイメージが強かったので。
田舎暮らししてたんだぁ~ってのも面白かった

引越しのいきさつから。物件探しにはじまり。
4年間の田舎暮らしが、柔らかな面白タッチのマンガで描かれてます

冬が過ぎて、春の花の咲くのが、本当に嬉しいとか。
虫やクモとの闘いや共存
マキで焚く風呂は一日で諦め、湯沸しをつけたけど、めっちゃ高かった話とか。
そうは言っても、畑にハマっていく様子とか。
車で最寄の駅まで車で40分(あ!私のトコと一緒)都会の雑踏で、誰も知らない人がいっぱいいる開放感とか。

もう。自分の経験や感じたことを、たくさん「のっけて」読めたので。
面白さ、倍増でした

でも。一番共感を覚えたのは。
「ターシャ・テューダー」をマネして、花々を家の周りに植え「グーシャ・テューダーの庭」を作っていくさまが・・・。
その。なんちゃってぶりと楽しみ方が、「好きだわ~」って思っちゃいました

近所付き合いや、お友達の田舎暮らしのトラブルの様子など。
多かれ少なかれ。あるよねぇ~と。同感するところも多かったです。

4年後。仕事や利便性を考えて、「トカイナカ(都会に近い田舎)」に引越したグレゴリ青山さん。

田舎暮らしに憧れている方には、是非、読んでいただきたい一冊です





コメント (2)

脳にいいことだけをやりなさい

2010年08月24日 | 読書
「後、五日で夏休みが終わっちゃう~!」と叫ぶ娘。
「たった五日しかない~!」って言うから、言ってやった。
「あーた! 日頃は土日の二日の休みで、喜ぶでしょ。三連休なんていったら、もっと喜ぶでしょ。あと五日もあるじゃん!」
こだわらないのが娘の美点
「あ~。そうじゃんね。五日連続って、ゴールデンウイークより長いじゃん。」
ここぞとばかり、叩き込む
「そうそう。だから、宿題を全部、ささっとやっちゃえば、まだプールにも行けるし買い物にもいけるし、お出かけも出来るってこと。ダラダラしてたら、その時間もなくなるよ。」
「おお!そうか!」
・・・夏休みの宿題は終わったのだけど、通信教育の問題集を山ほど溜めてしまっていた娘 この後、かなり頑張って、あともう一息だ
終わったら、お出かけしようね

「たった五日」なのか「五日もある」のか。
考え方一つで、辛くなったり嬉しくなったりするんだね

そんな「考え方」を変えるだけで、人はみな、幸せになれる・・・という。
「考え方」って、なかなか変わらないんだよね。って思っているアナタにオススメの一冊です。

「 脳にいいことだけをやりなさい! マーシー・シャイモフ著 茂木健一郎訳 三笠書房 1400円+税 」

マーシー・シャイモフという方は、アメリカの「自己啓発セミナー」のカリスマコーチで、ベストセラー作家でもあるそうな。
訳は、テレビでもおなじみ、脳科学者の茂木健一郎さん。

「自己啓発セミナー」とか聞いちゃうと、なんだか怪しげに思って疑ってしまう私なのですが
テレビの茂木さんのお話は、学生時代に習っていた事に近かったり、脳外科の先生と話してた事に近くて親近感があったので。
翻訳が茂木さんだったので手にとってみた一冊です。

ヒトの脳は、楽しかったことよりも、辛かったり嫌な事を強く記憶する傾向がある。
それは、同じ過ちを繰り返さないために、必要な能力だけど。
「イヤ」という気持ちを反復させてしまうため、本当はそんなにイヤじゃない、むしろ好ましいことも否定的に捕らえてしまいがち。
そんな「考え方」に囚われてしまうと、どんなに物質的に豊かでも。いろんなことに恵まれていても。「幸せじゃない」と思ってしまう。

「幸せ」を感じる目盛りは、自分の頭の中にあって。
その「目盛り」の設定は、自分が決めているので。
トレーニングによって、変えられる・・・その方法が書いてあります。

以前。
「嫌な人を、すべて許すと、その想いから解き放たれ、幸せになれる」
「許そうと思うだけでもいい。そして、その嫌な人の幸せを祈りなさい。」なんて聞いて。
「そりゃ、無理だ」と思ったのだけど。
この本にも、そんな事例が載っていて。
突っ込みドコロはあるし、この意見のすべてを受け入れようとは思えないけど。
「自分のために相手を許す」というのはアリかも・・・と、ちょっと思った。
「罪を憎んでヒトを憎まず」・・・ってヤツかしらね?

でも私としては、反省なきヒトを許そうとは思わないけどなぁ・・・。
むしろ「こんなコトで怒ってる私が悪いのか? 許せない私が狭小なのか? でも、やっぱり嫌な事しておいて平気でいられる人ってどうよ。」ってトコで、もんもんと悩むよりは。
「アイツが悪い。よって、許さない。だから、その人には近寄らない。」と、切り捨てる方が楽なんだけど・・・狭小かしらね

まぁ。私の場合。
すぐに「忘れる」という特技があって
楽しい事があると、些細なイヤなことは、ほぼ99パーセントくらいは飛んでいくので。
それでも且つ、「忘れない」くらい怒っている囚われている事柄については。
逆に忘れなくてもいい、当然な怒りとして受け入れてます・・・ハイ。
これを「手放す」ことができたら、もっと幸せになれるかな?

そんな私にこそ、この本が必要かもねぇ
面白かったです。
コメント

風の館の物語

2010年08月20日 | 読書
夏休みの宿題に、「読書カード」というのがあって
5冊以上、本を読んで、本の名前を記入しましょう・・・という

娘曰く
「お母さん、ガクマンプラスは書いていい?」
「ありゃ、マンガ雑誌だから、ダメでしょ。」
「え~!子どもの科学はぁ?」
「それも雑誌。」
「え~! 他は絵本ばっかだけど、いいかねぇ?」
「いやぁ~4年生に、そこは求めてなくない? ほれ、もうちょっと長いヤツでさ。」

・・・ってコトで、二人で図書館に繰り出した
帰ってきて、娘が借りてきた本を見たら。
「職場体験 完全ガイド」・・・
いろんな職種で3冊
・・・よいのだろうか・・・ まぁ、いいか

私が借りてきたのは、あさのあつこさんの「風の館の物語 Ⅰ~Ⅳ あさのあつこ作 百瀬ヨシユキ絵 講談社」の4冊

字も大きくて、読みやすい。あっという間に読んでしまった。
小学校上級からってコトだけど。娘は興味ないみたいね
来年あたり、どうよ?

洵(じゅん 12歳)と沙菜(さな 6歳)は、母が入院してしまったため、おばあちゃんの姉の家に住むことになった。
そこは「風の館」と呼ばれる大きなお屋敷で。住んでいるのは人間だけではなかった。
そして。その風の館を脅かす、黒い影との闘いが始まる・・・。

うーん。とうなったのは、12歳の洵の考え方。
私が、洵が感じていたように思えるようになったのって、ここ4~5年くらいに思うのだけど。
洵が大人なのか、私が子どもすぎたのかなぁ???

物語の展開は、好き好きがあると思うのですけど
あさのあつこさんが伝えたい事を、ストレートに文章にしてくるので。
「あさのあつこ名言集」と言ってもいいのかも
速球のど真ん中勝負
共感できる言葉。学ぶべき言葉が、たくさんあります。

物語とは、ちょっと離れてしまうんですが。
私としては、児童文学の。しかもファンタジーとなると。
文章の中の言葉そのもので語るというより、それを読んだ後の空想の部分で感じ入り学び取る・・・というイメージがあったのですが。
この本を読んで。ああ、こんな風に、ストレートに書いちゃうのもいいんだぁ~と。
そこがオドロキと発見でした

なんだか判らない?って ごめんごめん
ざっと読めるから。読んでみてね?
コメント