なんちゃってLOHASな日々

ハーブの事。田舎暮らしの事。読書あれこれ。毎日の生活の中の、ちっちゃな出来事を楽しんじゃうブログです。

ターシャ テューダー 最後のことば

2010年10月03日 | 読書
夏の間に放置して荒らしてしまった畑
ここの所、少しずつ通い、なんとか秋の植え付けを待つばかりに、こぎつけ・・・ほっと一息。あと、もう一頑張り

手を入れだしたけど。ここのトコの寒暖の差や豪雨で。
上手くいったモノもあれば、枯れてしまったモノもあり。
それでも、この小さな畑があることで、日々がどんなに安らぐか
私の元気の源です

「 ターシャ・チューダー 最後のことば ラスト・インタビュー 人生の冬が来たら
ターシャ・チューダー 著  リチャード・W・ブラウン 写真 1300円+税 白泉社 」

ターシャ・チューダーさんの著書は、以前にも紹介した事があります。

ご本人のインタビュー記事と。晩年、彼女を支えた身近な人たちから見た、ターシャさんの様子が語られています。

息子さんのお話から、ターシャさんの晩年の様子を、なんとなく感じる事が出来るのですが。
この息子さん達に恵まれた事が、ターシャさんの、一番の幸せだったんだろうなぁ~と。
なんだか、心が温かくなりました

2008年6月18日 ターシャさんは、病院ではなく、彼女が最も愛した自宅で最後の時を迎えます。
それまでの2年ほどは。年相応でしょうが・・・心身の衰えの中、子どもや孫達の助けが必要となりました。
心身衰えてもなお。花々を愛で、お茶の時間を大切に。そんなターシャの願いを、手助けしてくれる子どもやお孫さんがいて。
ターシャの想いを、大切に、大切に、守って支えてくれた。
それは、とても幸せなことだと思うのです

今、「自宅で最後を迎えたい」と思っても。
一人暮らしだったら、「腐乱死体で発見」というセンが強いし
(名古屋のマンモス団地に住んでいた頃、当時でも1年に10件くらいの孤独死があり、自治会で問題になってました
もし、家族がいても。
「死」と向き合える強さが、自分自身にも家族にもあるかどうか
不安のあまり、医療技術に頼るかもしれないし。神仏にすがるかもしれないし。逝く人から目を背けてしまうかもしれないな

あちこちで、人気の出たターシャさんの人生を「恵まれた」と称し憧れる人も多いと思うのですが。
息子さんは、その辺りも、とても冷静に受け止めておられます。
彼女が、もし「幸せそう」に見えるとしたなら。それは、彼女が、いつも「その先へ」と歩みを重ねていった結果なのだと。
ターシャのように生きたければ、自分も、ターシャのように生きればいい。

夢や目標があるのなら、それに向かって、一つ一つに最善をつくしていくと。思いがけないくらい上手くいく。
「本当に何かをしたいと望めば、きっとうまくいくはずですよ」
ターシャさんは、そう言います。

・・・なんでも、そうだよなぁ~。一歩を積み重ねなければ、先には進めないし。
諦めたら、変わらない・・・
100点は取れないかもしれないけど。積み重ねたら、20点でも50点でも、点は点。
やらなきゃ、0点だもんね

パラパラと。
秋野菜の植え付けのために、野菜作りの本をめくっていたら。
山間の街に住んでいた頃の。
畑の先生だったよしえさんの、白菜の苗のメモが挟んでありました。

ターシャさんが亡くなられて2年。よしえさんが亡くなられて1年が経ってしまいました。
こちらの世界にいる私。少しは積み重ねることが出来たかな?

日々の生活を大切に。思い描く希望の実現まで、まず一歩。
「一つずつでも、きちんと」

・・・うーん。時々、反省しつつ、頑張ろう

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