なんちゃってLOHASな日々

ハーブの事。田舎暮らしの事。読書あれこれ。毎日の生活の中の、ちっちゃな出来事を楽しんじゃうブログです。

潮干狩りの場所です!

2008年04月30日 | おでかけ
昨日行った潮干狩りの場所はコチラ⇒渚園

「貝掘るぞ!」と、気合の入った方は、弁天島に行かれた方がいいと思いますが。

「磯遊びして。なおかつ、少し味噌汁の具があったらいいなぁ・・・。」
なんて、家族連れには、よい所です

キャンプサイトやバーベキューサイトもありますし。
オートキャンプ場なら、動物連れでも大丈夫です
でも、こちらは、連休中は予約がとれるかな?
昨日は、バーベキューの方が来てましたが、芝生は、まだ、いっぱい空いてたけど、どうかな?

駐車場代400円を払えば・・・。

あとは、浅瀬で、アサリを掘るもよし。(一人2キロまで・・・の看板ありました。)
今年は、まだ小粒で、量も例年より少ない・・・そうですが。

たくさんのヤドカリで遊ぶもよし。

クラゲやウミウシを棒で突っつくもよし。

売店では軽食有。トイレもあるので安心です

潮が高くて・・・という時は、隣接する「ウォット」という、小さな体験型の水族館で魚と触れ合う事もできます。

ちょっと遊ぶには、よい所でした

昨日は、そんなに混んだ感じはなかったけど。連休、混むのかな?

磯遊び・アサリ目的の方は、潮見表で引き潮に向かう時間を調べて、訪ねてくださいね
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潮干狩り?磯遊び?

2008年04月29日 | おでかけ
浜名湖まで、潮干狩りに行ってきました!

お天気はいいのですが、風が、結構、吹いてました。

お休みだし、混んでいるかな・・・と思ったけど。
意外にすいてました

肝心のアサリは…というと。

捕るのが気の毒なほどの小粒ちゃん。
お汁の具になるだけ、戴いて。

途中からは、磯遊びになりました!

いっぱいのヤドカリと。打ち上げられたクラゲ。ウミウシにも遭遇!

娘と従姉弟達は、もはや貝はそっちのけで、砂を掘って「温泉?」作りです。
力をあわせて、力作ができてました

夏は、もう。海の近くにいます。
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買ってもよい化粧品 買ってはいけない化粧品

2008年04月24日 | 読書
花粉症の薬がなくなったけど・・・。どうも、もう大丈夫なようで。
ご近所界隈では、杉の飛散は終わったらしい。
3シーズン目。今年は、なんとか酷くならずに乗り切れたみたい・・・

でも。
3月後半から、皮膚荒れがひどくなり。
もともと、手は洗剤で荒れるので、弱いモノを使っていたのだけど、それでも荒れてしまった
そのうえ、化粧をしたら・・・顔が真っ赤に
どうやら「化粧かぶれ」らしい

今まで、ずっと大丈夫だったのに・・・。

免疫力が落ちてるのかなぁ・・・

そんな時、眼についた本がこちら↓

買ってもよい化粧品 買ってはいけない化粧品  境野米子 著 コモンズ 1100円+税

このシリーズは、後編が出ています。

その名のとおり。
買ってもよい化粧品と、買ってはいけない化粧品が、成分と問題の物資(環境ホルモンや発ガン性物資)を、きちんと表示しながら説明されています。

あぁ・・・。このシャンプー、5年も毎日使ってたわ・・・

確かに、「天然」とか書いてあると中味も確認しないで使ってたなぁ・・・
ラベルの「自然派」にも、騙されてるなぁ・・・
イメージで、身体に優しい気がして。

さすが、なんちゃってです。

手作りのモノや自然のモノについても、使用方法や、あう・あわないがある事を警告してくれています。

もっともっと。いろいろ知らないと怖いなあ。

著者名を見て・・・。
なんか知った名前だなぁ・・・と思っていたら。

この方の本。私、図書館でだいぶ読んでいました
その生活スタイルも、ここまで出来たらいいなぁ~と憧れます→著者ブログ

ちょっと考えさせられる一冊です。

とりあえず、今のシャンプー使い切ったら、何にしようかな
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ひとくちの甘能

2008年04月23日 | 読書
私は、豆を炊くのは好きなのだけど、「粒あん」というモノが苦手
ちなみに、栗きんとん(茶巾で絞ったお菓子の方)は食べられるのだけど、ケーキのモンブランは食べられない
きれいな干菓子も苦手なので(見るのは大好き)、お茶の席に興味はあるが、この体重での正座のきつさと共に敷居が高く、茶室を横目で見ながら素通りしている日々

よく、友達に、「甘味が苦手なんて、人生半分、ソンしてない?」と言われたが

大丈夫よ。あとの半分(こっちは辛党)でリカバーしてるから


ひとくちの甘能 酒井順子著 角川書店 1200円+税


酒井順子さんといえば、「負け犬の遠吠え」で、大変有名になった方だが・・・。

この本は、そんな彼女が、春夏秋冬の季節ごと。味わった甘味と、それにまつわる思い出や思いを綴っていったエッセイ。

甘いモノ好きが甘いモノを食べる時。確かに「官能」と通じるモノがあるのかな?

まったり・・・と書いていながら、お話の所々、なんとなくチクチクする毒気?のある文章は、さすが酒井さん

「なんとか(カタカナ名)のナントカ(カタカナ名)は、クリームが絶品お友達のなんとかちゃんとシェアして午後のティータイム
なんていうのとは、一味違った読み物です。

あぁ・・・。私も酒井節になってしまった

「大好きなモノ」も「風景」も「食べ物」も。
そこに思い出があるから、美しいし。また食べたくなるんだろうなぁ・・・

冒頭の銀座マキシム・ド・パリのミルフィーユ

高校生の頃。ミルフィーユを上手に食べられない・・・だから頼まない・・・だったのが。崩れて食べてるしぐさに媚態を入れられるようになった・・・なんて話があります。

うーん。色っぽい。

銀座じゃないけど。

10年くらい前。

仕事帰り。マキシム・ド・パリに同僚8人くらい(おばさん多し)で駆けつけ。
そこそこ混雑している店の中。
「平日予約限定レディース・ディナー」を盛大なオシャベリと共に摂取し。
団体予約特典?で戴いた赤ワインをガブ飲みし・・・

そんな時、突然、電気が暗くなり。
ピアノの生演奏。
「ハッピ、バスディ、テュ、ユー」が流れ・・・。
花火がパチパチ燃えてるケーキ登場。

隣のカップルの席へ・・・。

一同、大うけ・・・

その後、また赤ワインを追加し、盛り上がった私達を警戒してか。
グラスの空かないうちに、運ばれてきたのが、くだんのミルフィーユでした。

赤ワインの残る舌でも、充分、美味しかった

多分、精一杯だったろうお二方には、本当にごめんなさい
もう時効だよね~

甘味は、甘味の価値のわかる方と行くと、奥深くなるのかもしれませんね。
もしくは、恋心のある殿方がベストなのかもしれません

ちなみに、酒井順子さんは、お酒が飲めないそうです。
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佐賀のがばいばあちゃん

2008年04月22日 | 読書
一年半ほど前。

職場の若い男の子が、通勤途中に車で事故してしまって、入院した
相手は無保険の外国人。
めまいにふらつき、手・足にしびれが残り、愛車大破のショックもあって、かなり落ち込んでしまっていると聞いた。

仕事がら、入院先の病院にはちょくちょく顔を出していたので。
ちょっと様子を見に行こう・・・と思っていたけど。
手ぶらじゃなんなんで・・・と寄った売店の文庫本コーナー

推理小説にまぎれて置いてあった、この本をチョイスしてみた。

佐賀のがばいばあちゃん 島田洋七 著 徳間文庫 514円+税

自分は読んではないけれど。
はたまた、めまいの残る状態で読めるのかわからないけど。
病室を訪ねて、押しつけてきた。
テレビ台の上に、ポンと置かれた文庫本。

退院した彼から一言。

「あの本に、救われました~ なんか、人間不信みたいになっちゃってたんだけど。すっきりしました~いや~!嬉しかった

意外にも、大好評・・・

あれから一年半ぶりに、はじめて読んでみました

家の前の川を流れてくる野菜(上流に市場があった)を拾った話や。
「腹へった」に「気のせいや」と答えたばあちゃん。
このあたりは、テレビでも有名。

常に「前向き」
困っていても、もっと困っている人にはお金を貸してしまう。
何よりも。
その情の厚さ。

誠心誠意生きている人を、見守るまわりの人達もまた、その情を分かち合える人達だったんだな・・・と思います。

・・・昔は良かった・・・?

いえいえ。意外にも、身近にも、ばあちゃんみたいな人はいるんです。
ただ、ちょっと解りにくいだけ。

この本のエピソードを見ながら、思い出せる人のいる幸せを思います。

ちょっと疲れた時に。いいですよ。
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種蒔きしました!

2008年04月20日 | 藍と綿花
大安吉日

雨上り

最高の条件での種蒔きです!

…とか言っても、プランターですけど…

藍の種は、少し揉んで殻をほぐし。
小さな茶色の種を蒔きました。

スズメが強敵…とのことで。

とりあえず、芽が出るまで、ビニールで覆う事に!

さぁ!無事に芽が出るかな?

2週間後が楽しみです
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型染め、出来ました!

2008年04月19日 | 型染め
以前、型染めの体験教室で染めた布が、出来上がってきました。

思ったより、薄くなりましたが、まずまずの彩度。
ちょっとムラもありますが…

本当は、風呂敷なんですが、電子ピアノのカバーにしてみました。

部屋が、ぱっと明るくなりました

定色させる液につけてから、蒸したようです。

一緒に染めた方は、その後、他の染料で、さし色をしていました。
なかなか粋でしたよ

今回は、大きな柄を選んでしまったので、タペストリーにしましたが。
次回は、小柄で、風呂敷として使えるモノを作ってみたいな~
包み方もいろいろ楽しめそう!

エコバックの代わりに、風呂敷を使われる方も増えているようで。
なかなか、おしゃれですね
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オレンジミント

2008年04月17日 | ちっちゃな畑
あちこちのお店で、野菜や花の苗が見られるようになって…。

やっぱり、ムズムズ・・・

でも、今年からは畑もないし。コンテナを置ける場所も少しだし…。
売場を彷徨い歩く事、数十分。

良く使うルッコラやバジル。再再挑戦のローズマリーは、すんなり決まったものの…。

いろんな種類に目がくらみ。
あれも、いいなあ~。これも欲しいと、何だか、頭の中がグルグルのまま、店内をグルグル。

アップルミントもいい香り・・・。カモミールは地植えできないから、ダメかな?
コモンマローもマシューマローもいいなぁ・・・。でも、鉢で花を咲かせられるかなぁ・・・。ミントは実家のを貰っちゃえ!タイムやオレガノは、そんなに使わなかったからなぁ・・・イタリアンパセリは欲しいから、これはサラダハーブミックスで種まこうかなぁ・・・ブツブツ。ナスタチウムも欲しいけど、花が大きすぎる種類しかないし・・・ブツブツ。

とにかく、使用頻度が高そうなモノを・・・と、物色した結果

もう、こうなったら、育てたことのないのにしちゃえ!と。

お初の、オレンジミント。

買ってしまいました

スッキリしたミントと、あまいオレンジの香り

お茶の時間が、楽しくなりそうです
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メダカが田んぼに帰った日

2008年04月16日 | 読書
田んぼに水が入った夜は賑やかだった。
どこからともなく、ケロケロケロケロ。蛙の声が聞こえて。
その声は日増しに大きくなり、雨垂れのように夜の空気を震わせた

私の「原風景」の中には。
やっぱり、この、降るような蛙の声も含まれていて。

幼い頃。眠りに入るまどろみの中で、しっかり記憶に刻み込まれた。

今、あの、降るような蛙の声が懐かしい

そんな田んぼを復活させた人達がいる。


メダカが田んぼに帰った日 金丸弘美 著 学研 1200円+税


山本太一さんの田んぼ。
田んぼじゃなくて、ドジョウの養殖場でないかと思われるくらいドジョウが採れる。
絶滅危惧種のメダカも群れを成している。
タニシやザリガニ。クモ・カエル

山本さんの田んぼは、不耕起栽培をしている。
本来、稲を植える前には5回くらい耕すのだが。
耕さず。古い株の間に線を引き、そこに新しい稲を植えていく。

稲も、今では多くの農家が、機械用の小さな苗を買っているのだが。
低温の中で、稲を育てる事で、大きな強い苗を育てる。
土が元気。稲が元気。機械植えのような密集に苗を植えなければ、殺虫剤や農薬を撒かなくても、美味しいお米ができるのだ

しかし、初めから、この農法で育てていたわけではない。

時代が、農業の機械化・合理化に走る中。
大規模な農業にするために、排水溝を掘り、田んぼを機械が入りやすいように大型化し。
病気がでれば薬品を使い、除草剤を撒き。
土が弱れば、化学肥料を補い。それでもダメなら、土を他所から持ってくる。

そこまでした結果。
本来、冷害がある年は、早く稲の花が咲いたり実を実らせたりするのだけど。

計画的に育てられた稲は、計画どうりにしか花を咲かさず、冷害の被害をモロにうけてしまう。

「おかしい」

冷害を受けた地区で。
他がひどいダメージを受けているのに、きちんと収穫できた畑を調べてみたら。
苗をじっくり時間をかけて作った、昔ながらの田んぼだった。

確かに。除草の労力を考えたら除草剤。
田植えは機械になって、どんなに楽になったか。

歩みのすべてを否定するわけではないけれど。
失ってしまったモノも多かった。

雑草対策で、冬に水を張ったままにしてある田んぼは。
春には「沼」のようだし。
「藻」が一面で、とても「田んぼ」には見えない・・・という。

でも、その藻のおかげで。
たくさんの生物がよみがえり。

トンボが飛び。鳥が来て。ザリガニやタニシ。カエル。そして、メダカが帰ってきた

メダカの生きていける田んぼのお米は、きっと、美味しいだろうな
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イヴの七人の娘たち

2008年04月14日 | 読書
手の平をみつめて。自分がどこから来たのかを考えてみる。お父さんお母さん、そのまたお父さん、お母さん・・・。
そんなふうに考えていくと、自分が、いかにたくさんの人と繋がっているのか・・・。
途方もない気持ちになる

そして。
もし、運よく娘が育ち。
運よく、子どもを産んで。
またまた運よく、その子どもが子どもを産んで・・・。

そうしたら、私を点に、また、たくさんの人の輪が広がっていく・・・。

これもまた、途方もない気持ちになる


先の事は、わからないけど。

今の自分が、たくさんの祖先と繋がっているのは、紛れもない真実。


イブの七人の娘たち ブライアン・サイクス著 大野晶子訳 ソニーマガジンズ 1600円+税

この本に出会ったのは、図書館の生物の棚で。
いつも、いつも眼に飛び込んでくるので、思い切って借りてみた。

遺伝子の研究・・・
生物学?・・・かなりの未知の世界である

ミトコンドリアDNAのDグループの突然変異を調べていくと、その配列から、自分と同じ遺伝子・・・つまり祖先を持つグループがわかる。
その分布状態によって、人類が、どのように移動してきたのか・・・の裏づけになる。

その説を実証するために、血液のサンプルを各地で集めたり。
史跡の骨から、DNAを探し出し検証。
人類発生のルーツをめぐる議論が展開された。

ブライアン・サイクス教授の、人類のルーツを辿る研究の歩みは。
遺伝子・・・とか、細胞がどうのこうの言われても、まったく未知の私でも。

これはSFなのだろうか? それとも、探検紀なのか?
不思議な気分になりながらも、かなりワクワクしながら読んでしまった

人類・・・というと、なんだか、白・黄色・黒の皮膚の色や種族によって、「違う」発生があるのだと思っていたけれど。

母方のミトコンドリアDNAの配列の同じ所に注目していくと。
おどろいた事に、ずっとさかのぼった「母」の数は、ごくわずかだという。

ヨーロッパだけでも、いろいろな民族がいるが。
遺伝子レベルだと、ずーっと母系を溯っていくと、なんと七人の娘に行き着く・・・というのだ!

このあたり、にわかに信じられないし理解しがたいと思うので、本文を読まれる事をおススメするが・・・(っていうか、説明する私の能力が・・・ないので)

現在、発見されているイヴの娘は、世界で36人。そして、当然、その娘達も長い時間の中で繋がっているのだ。

自分の遺伝子が、どのタイプに属するかということで。
自分の祖先のルーツが推測できる・・・という。

よく、「血のつながり」とか言うけど。
遺伝子レベルでいうと。

国とか人種とか宗教とか、まったく越えた「兄弟姉妹」が、ものすごい数、今、同じ世界を生きている。

なんだか、ワクワクしませんか?
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