6月の下旬につまみ細工の講習会(1時間半×2回)に行った事から始まった2週間の「つまみ細工熱」・・・とりあえず、試しにいろいろ作ってみたパーツが全部組みあがり、自分の中ではひと熱終了しました
ずっと「難しそう」「面倒っぽい」と思っていたのですが、いざやってみたら、手順そのものはとても「簡単」でした
「なぁ~んだ、もっと早くからやってみれば良かった」
基本の「丸つまみ」と「剣つまみ」さえ出来れば、その組み合わせで「それなり」の物は作れる!!!という事が判明
ただねぇ・・・何事もそうですが、極めるにはいろいろ学ぶ事も修練も必要・・・布選びやデザイン。精度の高いつまみの技術・・・奥が深い!!!それはそう
いやはや、「布を同じ大きさで切る」もね、なかなかに時間がかかるし、上手にいかないものよねぇ~
色や形の組み合わせにも悩む悩む センスも問われるところ
「娘ちゃんの結婚式とかに作ってあげたら?」って友達に言われたけれど、結婚式がもしあるとするなら、正絹の細やかな細工モノを「買ってあげたい!!!」とか思ってます
一熱去って、思ったコトをつらつらとメモします。以下、覚書です。
・つまみ細工は「一越ちりめん」が初心者には扱いやすい
・レーヨン、木綿100%は扱いやすい。ポリエステルは難しい
・ちりめんを切る時はローラーカッターで切るとゆがみが少なくキレイに切れる
・ローラーカッターは良いモノの方が良いし、替え刃もあるとスムーズに切れる
・定規は金物などカッターで切れない素材が良い
・100均のレーヨンは店によって布の大きさが違う。厚さも若干違う。布が厚すぎると扱いにくい。
・ずっと行っていなかった間に近くの手芸店がかなり閉店していた
・金具などネットで購入したけれどサイズ感がイマイチ把握しにくかった。cmは書いてあるけど質感とかで思っていたのと違ってた 知らない物を買うのは難しい。
・講習会の先生が「とにかく細かな事はいいので作って完成させましょう!」「あるもので工夫して作れば良い」派だったので、私には良かった
・いろんな講習会があるけれど、「体験」「一つ完成」教室もあれば講師養成的な教室もありさまざま。値段もさまざま 比較した方が良い。1回は行くと独学しやすさアップ
・ネット動画がたくさん出ていて、かなり詳しくて分かりやすい。講師によってやり方が違うので、同じタイプの物を作る動画をいくつか見比べる事推奨 自分のやりやすい方法を選ぶ。
・ディアゴスティーニのつまみ細工の初号だけ買ってあったけれど、おちりん(土台)の作り方が分かりやすかった。
・貼り付ける「葺く(ふく)」のにボンド派と水糊派がある。初心者は速乾性のボンドの方が扱いやすいのかな? 厚めの布はボンドの方が楽
・ボンド派も割とたくさんつける派とごく少量派あり。たくさんつけるとくっつくけど布は汚れやすい←乾くと透明になるのでそれを気にしない人はボンド多量に使いがち。ボンドカスが布に着くのが気になる人はボンドはあまり使わないように思ったよ
・つまむ時に角や線をキッチリ丁寧に合わせる人と、割とざっくりつまんで最後にハサミで整える人がいる。性格かなぁ?
・とにかく一つ動作毎に手や道具を拭いて余分なボンドや糊をつけないようにするとやりやすい
・端切りは先端からでなく後方からやるとキレイに出来る
手間暇も材料費もかかるし技術もセンスも必要なので、販売品が高いのは納得
購入するとなったら、私なりのこだわりポイントは
・色や形の組み合わせが好みの作家さんを選ぶ(作風がホントに違うのよ。)
・作品作りの動画などをチェックする
私はボンドとか糊カスは少し気になるタイプなので、動画の中で手をあまり拭いてなくて汚れたまま作業をしている作家さんとか、水糊に切りカスが入っていたり、水糊やボンドが乾いてるみたいで穢かったり、作品の上でハサミを使って作っていた作家さんの作品は、最終的にキレイに出来ているかもしれないけど、多分、気が合わなさそうなのでその方の作品は買わないかなぁ・・・と思いました。逆に、作り方まで芸術!!!って方もいて、やっぱり買うなら丁寧に作られてる方の作品がいいなぁ~
そんな感じかな?
今は「お祭りの女の子髪飾り」をテーマに、少しずつ、つまみの種類を増やしていこうかな・・・とネット検索しつつ、少し手の空いた時間に作っています。ぼちぼち楽しみます