思いつくまま、気のむくまま

日々の出来事を日記代わりにつづります。

あるコンサート

2013-09-23 11:41:37 | 日記
暑い連休です。
如何お暮しですか?
昨日は介護ソングシンガーの濱野裕生氏のコンサートに
行ってきました。
会場は150名ほどのミニコンサートです。



彼の曲は短くて5分、7、8分の曲がたくさんあります。
ストーリーになっているんですね。
曲の合い間にトークが入ります。

男性でここまで徹底して介護をやれる人は、いや、女性でもいないでしょう。
これまで何となく介護は女性がやるものと言う風潮がありましたよね。
女性は下の世話や食事の世話はできるかもしれませんが、
動けなくなった被介護者をケアするのは力のない女性では無理です。

まして老老介護が珍しくない時代、一人で抱え込んでは両方共倒れです。
彼の歌は介護する側、される側の立場、気持ちがそのまま表現され、
ある人は涙し、ある人は暗い歌と敬遠し、聞き手にその評価は
委ねられます。

もし、介護の経験がなければ、当事者でなければ、敬遠したかもしれません。
だって音楽って人を元気にしたり、励ましたり、共に楽しみストレス解消の
役目を担っているじゃありませんか。
それが涙涙の曲ばかり。

母と暮らした日々、今置かれている母の現状…、
考えさせられるんです。
自分を(もっと頻繁に会いに行かねば)、
老後を(自分もあんな生活になるんだろうか…)、
落ち込むんです。気持ちの負担感が増すんです。

勿論励まされます。涙も感動の涙です。
私たちの思いをここまで歌にして語ってくれる…。
だから心に響くのです。

1曲目から涙がジワリと…。
私のすぐ前の老婦人はずっとハンカチを目に当てたまま…。
ご自分の人生を思い出されたのでしょうか…。
みんな年をとるのはわかっています。
でも自分の身に降りかからなければ避けて通りたい、考えたくない、
今を生きるのが精いっぱいと言うところでしょう。


老いるって哀しいなあ…。
子どもに迷惑をかけられない、親と言うものはいつも子どものことを
心配し、幸せを願っているもの。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆずり葉)
2013-10-01 08:31:42
現在千葉にいる私、久しぶりに生の声に接しました。やはり涙・涙です。今日は少しピリピリされているとか、奥様が言っていらっしゃいました。全力をぶっつけられますので体力の消耗も大変だと思いますねー。
5日には武雄の看護学校でで講演・コンサートされるとか……。お疲れが出ないといいなーと思っています。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。