思いつくまま、気のむくまま

日々の出来事を日記代わりにつづります。

あなたはどう思いますか?

2019-03-30 05:03:58 | 日記
「大往生したけりゃ医療とかかわるな」
「どうせ死ぬならがんがいい」
などの著書でお馴染みの中村仁一医師。
「医者に殺されない47の心得」
などで話題になった近藤誠医師。
お二人とも現代の医療問題に鋭いメスを入れておられる。

中村医師の講演の動画と言っても声だけだったが、
拝聴した。
うんうんと頷くものばかり。
日頃から疑問に思っていたことを
医療の現場から教えてくださったが、
やはり我々は医療にマインドコントロールされている部分もある。
今飲んでいる薬をすべて飲まないという勇気はない。

ただ老後の生き方というもの、
いずれ全ての人間に訪れる「死」というものへの
心構えという部分においてはものすごく共感する。

人生には行きと帰りがあるということ。
上り坂、下り坂という表現もあるが…。
女性だったら月のものがなくなる50前後が折り返し点。
つまり繁殖を終えたら「死」を意識して生きよと。



           ・健康に振り回されない
            老いてくれば健康でないのが正常である。
           ・検診、人間ドッグは受けない。
            これは当日限りの結果であって、将来を保証するものではない。
            数値というものは健康な若者100人中95人に当てはまるもの、
            年寄りの正常値ではない。
           ・病には連れ添え。
           ・ガンは老化である。



年寄りが眠れないと言っては薬を欲しがる、
寝なくてもよい、もうじきずっと寝られる(永遠の眠り)など
時にはユーモアを交えて話される内容が
納得することばかり。

今を如何に生きるか
古稀を過ぎ、日々考えざるを得ない。
繁殖を終えたら「死」を意識して生きよとの
話が深く胸にささった。

生徒個人面談

2019-03-27 10:01:02 | 日記
3か月に一度生徒個人面談をする。
アンケートをもとに子どもたちの気持ちを聞く。
教材に対する向かい方、
家庭学習のこと、
意欲、今後の目標、見通しなどの確認、
教室の名前、先生の名前も聞く。
何年も通いながら先生の名前が分からない?
はあ?笑
イヤイヤ笑ってる場合じゃないべ。

最後に「自分のことを好きか?」という項目を聞く。
これに「好き」と答えた子は自己肯定感がある。
嫌いと答える子にわけを聞くと
「〇〇が出来ない」
「怒られるから」
家庭で叱られることが多いことを理由に挙げる。

嫌いと答える子にはその子の素晴らしいところを
たくさん言ってあげる。
まず教室に元気に通って来れること、
真剣に学習できること、
挨拶ができること、
ちょっとしたことでも褒めてあげると、
顔がほころぶ。

家庭ではそんなの当たり前という感覚だから
まず褒めることはしないだろう。

大きくなったら何になりたい?
幼児ちゃんは夢がいっぱいある。

お医者さんと答える子が多い。
うんうん、それにはいっぱいお勉強しなければね。

ふてくされたように、
「な~んもない!」と叫ぶように言った子がいた。

でもね、知ってるよ。
いつか言ってくれたじゃない。
「先生、誰にも言わないでね。
 私、学校の先生になりたいの」って。

それぞれ巣立って行く春

2019-03-21 11:25:10 | 日記
この春は子どもたちとのお別れが続く。
遠方に転居の子が多いのと、
中学生になれば進学塾へと、
その数が半端ではない。

年末あたりから覚悟はしていたのだが、
やはり寂しい。
永遠に通って来るわけではないが、
幼児期から育てた子どもたちとの別れは
それなりに思いが詰まっているから辛いものがある。

反面嬉しいことも。
卒業生たちが訪ねてくれること。
先日も、男の子が突然現れ、
「広島大学に合格しました」と。
難関の大学である。

弟君も一緒に顔を出してくれた。
この兄弟は二人とも無口で穏やかな生徒だった。
中学2年まで来てくれたが、部活動との両立で疲れ果て
よく教室で寝ていたものだ。
しかし、やるべきことはきちんとやれる子だったから、
高校入試も自分たちの希望する高校へ進学して行った。

寡黙でここぞというときに信念を貫き、
思いやりや頼りがいもあり、浮わついたところもなく、
落ち着いた今どき珍しい人物だ。

大学に合格した子たちとはお祝い会をする。

コンサートに行きました。

2019-03-16 10:20:21 | 日記
一昨日のこと、
長男夫婦が島津亜矢さんのコンサートに
連れて行ってくれました。

今ツアーの真っ最中なんですね。
熊本出身です。
歌のうまさには定評がある彼女、
そりゃあ、生で聞く歌は感動ものでした。

コンサートなど数回しか行ったことありません。
数十年ぶりかな?
いやあ、良かった、良かった、
大満足!

アイドルや宝塚の追っかけは知っていますが、
いやいや、じいちゃん、ばあちゃんの追っかけも
負けていないようです。

おばさま族の韓流スターのそれも話題になりました。
仲間たちも一時期ヨン様に夢中になっていましたぞ。
ただ微笑ましく見ておりましたが…。

お年寄りのパワーに驚くとともに、
家にばかりくすぶっているより、
こんな風に何か楽しみを見つけて
生き生きと過ごすのは精神面にもよいことです。
年寄りはともすれば鬱状態になりますから。

しかし、先立つものがなければですね。
グッズ売り場で万札が飛び交っておりましたよ。
お金もだまし取られるより、
こんな風に自分の楽しみに使った方がいいですよね。

ついにジジ・ババの仲間に入ったのかと
会場を見て思ったことです。







特別な日

2019-03-11 07:59:42 | 日記
2011年3月11日
私たちは未曽有の経験をしました。

その日、私は普段通り教室にいました。
早めにやってきた幼児ちゃんのお母様が
「先生大変です。東北でものすごい地震があって」と。
教室にはテレビはありません。

子どもたちがやって来る時間、
何なんだろう?と思いながらも
いつものように過ごし帰宅。
ニュースは見たこともないような映像を流していました。

「えっ!これが現実に日本で起きているの?」
テレビから目を離せません。
毎日毎日その悲惨さが飛び込んできます。
地震、津波もさることながら原発、
恐怖に慄きました。

それ以前には阪神、淡路地震もありました。
これまた被害も大きかったですが、
人が住めなくなることはありませんでした。

福島はどうでしょう?
土地を追われた人は2度と帰れない状態が続いています。
8年過ぎたのにです。

そして熊本地震が3年前にありました。
私たちは被害者になりました。
1日たりと忘れたことはありません。

日本列島そのものが地震の活動期に入っており、
南海トラフが起こる確率も高く、
かといってそのXデーがいつなのか?
私たちは日々恐怖にさらされています。

オリンピック、万博、……
受かれている場合ではないんじゃ?
子どもたち相手の仕事、
この子たちの将来はどうなるのだろうと
気がかりでなりません。

3月11日
今日だけは東北地震の記事を書かずにいられませんでした。
毎年この日は東北地震の記事を書いているようです。
同じような表現になっていますが、
決して忘れられない日、
忘れてはいけない日として心に刻み、
その証としてブログに載せたいと思います。