思いつくまま、気のむくまま

日々の出来事を日記代わりにつづります。

下の世話

2010-10-28 14:00:26 | 日記
介護で大変なのは夜間の下の世話ではなかろうか。
入れたものは出す、当たり前のことだがこれほどやっかいだとは・・・。
想像してみるがよい自分の老後を。
下の世話だけはしてもらいたくないと多くの者は思うだろう。

寝たきり状態ならむしろおむつで時間を見計らって交換もできよう。
しかし尿意や便意を感じるたびに起こされ介助しなければならないとしたら・・。
もう徹夜状態。寝られないのである。

弟の家での介護が始まっているが、週に一度は私が泊まり込んで介護する。
昨夜はひどかった。昼間ディサービスででコスモス見学に行っているので
疲れて寝てくれるだろうとのこちらの期待とは裏腹に1時間ごとのトイレ介助。

眠りにつこうかという矢先に起こされる、というか私が気配で起きるのだが、、、。
世話をかけたくないという意識がどこかで働くのか、夜中にひとりで起きて弟の枕元に
座っていたことがあったそうな。
そばについていないと本当に危なっかしく目が離せない状態なのに。
これも認知がなせることなのだろう。

翌日も仕事がある身としては少しでも睡眠はとりたい。

弟にも週に1度くらいはゆっくり休ませたい。

介護のために仕事を辞めざるを得なくなり、つきっきりの世話を焼いているうちに
世間では痛ましい事件が起こったりするが、気持ちはそこまで追い込まれるのだろう。
まして老々介護になり自分の身もうまく始末できなくなれば切羽詰まった気持ちもよくわかる。

帰宅して数時間熟睡できた。今から入浴して仕事に出かける。
夜は英語の親子体験学習会を局員に頼んでやってもらう。

先週は弟、母ともに熱発で大変な状態で泊まり込みの看病が続いた。
私も持病がある身、無理はしないようにしているが、やはり無理しなければならないのが
介護の現実だ。

〇○恐怖症

2010-10-18 21:25:13 | 日記
さて〇○には何が入る?
仲の良い友人に閉所恐怖症の人がいる。
核戦争、シェルターなどイメージしただけで震えが来るそうだ。
たとえば食事に行くのにも地下街の穴蔵のようなところは行けない。

わかる気がする。私は高所恐怖症。
高いところはダメ。
地方に住んでいるのでそんなに高層ビルはないが、
なぜに人は皆高いところに行きたがる?
ホテルの最上階でのディナーとやらに飛びつく?
景色がいいなどの話ではない。こちとら恐怖なのだから。
もちろん飛行機にも乗ったことがない。

チリの鉱山での事故。
幸いに全員救助で世界中が胸をなでおろしたが、
70日間という期間生き抜いた人々の強靭な精神力と、
仲間たちの結びつきに多くの人々が感動した。

高所恐怖症もさることながら地下深くも考えられない。
私や閉所恐怖症の友人がそれらの事故に巻き込まれたら
きっと即心臓まひでお陀仏だろう。

小心者で心配性、この性格は治らんなあ・・。






日曜日の朝

2010-10-17 08:34:23 | 日記
コーヒーとトーストの簡単な朝食をとりゆったりとした時間を楽しんでいる。
午前中に持ち帰った資料の打ち込み、印刷をしたら冷蔵庫の掃除でもするか。

10月も半ばを過ぎた。早いなあ・・。あと2か月ちょっとでお正月。
この数か月は怒涛の日々であった。
高齢者にとっての1年は大きな変化がある。
年をとるということはできないことが増えていくこと。
まさに実感している。

処理能力の低下。
記憶力が落ちる。
物忘れ、整理整頓ができない。
瞬発力がなくなる。
何事も億劫になり面倒。

綾小路きみまろではないが、彼の漫談で揶揄される出来事はすべてあてはまる。
悲しいが現実だ。笑ってられる間はいいが、それが笑えない状況になるのだから
深刻だ。

今でさえこれなのだから、とにかく脳トレに励み、幸いにまだ子供相手の仕事がある。
彼らからパワーをもらい、ともに学び、これ以上老い込まないように努力したい。

「先生はいつも若々しい」と言ってくれるAちゃん。
20を過ぎた障害をもった生徒であるが、立派にコミュニケーションがとれるまでに
成長してくれた。若々しいと言ってくれるのは彼女だけだが、若さと美貌??を保ちつつ
またぐぁんばりまーすっ!

テレビが来た

2010-10-16 11:32:12 | 日記
地デジ対応のテレビをついに購入した。
ほとんどテレビは見ないので必要ないかと思ったが、
毎日飽きもせずテレビ漬けのお父さんのために買った。

お父さんの部屋には今までリビングで使っていたテレビを置き、
見られなくなってもチューナーとやらをつけて見るそうな。
「リビングで見ればいいじゃない。古いテレビはこの際処分しようよ」
といっても寝転んでうつらうつらしながら見るのがよいのだそうだ。

しかし、どうして男って機械ものを処分したがらない?
処分するにもコードや使えそうなものを取っておく。
いつ使うの?

デフレのおかげで物が安い。喜ぶべきか・・、
届けられたテレビはさすがに画面も大きく画像もきれいだ。
いろんな機能が付いたものではないが(ついていても使いこなせない)
私たちにはこれで十分だ。

今日は朝から衣類の衣替えもする。
朝夕は寒いけれど、日中は半そででもよいくらいの暑さ。
教室ではクーラーがまだ必要だ。

10月も半ばを過ぎた。
金木犀の香りがどこからとなく漂ってくる。
まさに秋。
母はどうしているだろう・・・。
今日はまだ電話なし。

午後から教室で仕事だが、帰りにでも寄ってみよう。


休息日

2010-10-14 15:05:27 | 日記
長いこといてくれた姉が帰った。
後ろ髪をひかれる思いだったに違いない。
母の様子は好転していないのだから・・。

母が弟の家に行って1週間。
様々な出来事に弟の悲鳴が聞こえる。
それを私は一人で担ってきたのよ。
でも認知がひどくなり目が離せなくなったから
仕事をしている私にはみられないということなのだ。

できる限り協力するから時間的に余裕のあるあなたたちが
みてほしい。

毎週水曜日は泊りがけの介護を引き受けた。
夜中に何度も起きる母の世話は大変。
弟も1日くらいはゆっくり眠りたいだろう・・。

昨夜は姉が帰ってしまうので二人して泊まり込む。
夜中に3度起こされ途中でトイレのほかにごそごそとやりだし
寝ないのに閉口する。朝方爆睡してしまい起されるまで気が付かなかった。

帰宅する途中教室に寄り教材セットなどの仕事。
午後からやっと美容院へ。軽くパーマをかける。半年ぶり。

毎日弟からの電話が鳴る。
慣れるまでは不安でならないのだろう。
私より完璧に介護しようとするのでそこまで徹底しなくてもよいと
アドバイスする。

母を見ていると世話はかかるが童女を見ているようでかわいくなる。
あんなにしっかり者でプライドも高く品もよかった母が、
わからなくなっていく様が哀れでならない。

季節もよくなった。
どこか景色の良いところにでも連れて行こうかなあ・・。