思いつくまま、気のむくまま

日々の出来事を日記代わりにつづります。

暑い

2010-07-31 07:46:17 | 日記
連日35度を超す猛暑。
仕事は涼しい室内なのでよいが、一歩外に出ると汗が噴出す。
熱中症での死者が全国で200人を超えたとか、戸外にいると本当に
じりじり焼け付く暑さだ。

土木、建設現場や戸外で働く人たちにとってこの暑さはたまらないだろう。
事故のないようにと祈る。

年寄りは家にいても熱中症にかかる場合があるそうだ。
母はまだ入院中だが、病院も介護の必要な老人にとっては安心できない所だ。
人手不足が原因だがほったらかしの印象を受ける。

昨日仕事にいく前に病院に寄った。
母がベッド脇の車椅子に座っている。トイレかなんかで人を呼んだのだろう。
私が「トイレなの?」と聞くと、「そうだ」と。
でも誰も連れて行く様子はない。車椅子には座らせてくれたらしい。
勝手に動いて転んだ母にはセンサーがつけられているにもかかわらず・・
これから注意しますと言ったにもかかわらず・・・。

車椅子を押してトイレへ向かう。
立ち上がったり座ったりは介助があれば上手になった。
尿とりパットはぐっしょり濡れていた。
長いことかかってトイレを済ませベッドへ運ぶ。
その間看護士は見にも来ない。
介助しているとわかったからか?

仕事前なのでゆっくりはしていられなかったが、病院ではこんな感じなのだと
思うと、家庭で見るほうが世話は行き届くなあと思った。
しかし、24時間見られる余裕はない。
不本意ながらもお世話になるしかない。

今日はお昼頃行って母と昼食を食べよう。
世話をしながら話もして午後から教室へ行こう。
土・日・月しかゆっくりは出来なくて・・。
病院はすぐ近くなので大いに助かっている。

山と干した母の洗濯物も昼には乾くだろう。





ひきこもり

2010-07-24 07:44:24 | 日記
梅雨があけたらしい。
猛暑だ。

セミが一斉に鳴く。
夏の風物詩。

地球のあちこちで気温が上昇しているとか。
60度なんてニュースもあった。どんな暑さ?
戸外で働く人たちのご苦労がしのばれる。
スポーツもそう。
子どもたちが炎天下で走り回ったり運動しているのを見ると、監督者の
適切な指導を強く望む。水分補給をまめにしないと熱中症にかかる。
根性を鍛えるなどという問題とは違うのだ。

かたや引きこもりが70万人、予備軍が150万人を超えると言うニュースを
目にした。30代男性に多いらしい。いい大人である。
ちょうど私たちが子育てした世代。何が問題だったのか。
何となく感覚で「うん?何かが違う」という危うさは確かにあったような気がする。
親の価値観というか、それまで受けてきた家庭教育、つまり親に育てられたように
子どもを育てるという、それも常識的なことでさえ考え方の多様化にすりかえられ
利己的な子育てをする親に戸惑った記憶がある。

バブル期に子どももブランド品を与えられ自慢する。
一番大切な人間としての芽を育てなければならない時期に成績一辺倒の価値を
子どもに植え付ける。親の言うように従いそれなりの学問も終え、さて社会に
出ようとしたら不景気のど真ん中。人間関係など学んでこなかった彼らに厳しい
社会で生き抜く力はない。

会社に勤めても人間関係で辞め引きこもりになるのが多いそうだ。
親がいる間はいいだろう。
しかし、親とて確実に老いていくのだ。収入もなくなり、生活できなくなったら
どうするのだろう。簡単に「生活保護を受ける」という若者がいる。
そこまで社会は甘くないことを知るべきだ。



連休の一日

2010-07-19 18:12:49 | 日記
夏休み前の連休。
教室は夏の特別学習体制。
レイアウトを少し変えた。入室からの子どもたちの流れが上手くいくように、
少ないスタッフでやりくりしているので、みんなで協力し合い目が届く
ようにと工夫してみた。

吉と出るか凶と出るかやってみなければわからない。

昨日そういう作業をして今日は母の病院と家事。
昼間、一番親しくしている仲間から「教室の生徒さんがバイオリンの
発表会で弾く曲を聞いてほしいとの依頼があったから一緒に聞いて
くれる?」とのことで彼女の教室まで出かけた。

高校生の男子で母親に連れられてやってきた。本番でとても緊張する
性格らしい。だから前もって人の前で練習してみるそうな。
クラシックで聞いたことのない曲だったが、指先と弓の奏でる音の
すばらしさ、バイオリンからあのような音色が出るの?という驚き、
何といっても数メートルの近くで生演奏された迫力には感動した。

バイオリンといったらこれでしょうとばかりに、おまけとして
情熱大陸のテーマソングを弾いてくれた。楽器を弾けるって
いいなあ・・。

彼の発表会での成功を祈る。

介護の問題

2010-07-15 19:54:51 | 日記
久しぶりにかかりつけの病院へ行く。
母のことや仕事で忙しく自分の身など構っておられず・・。
日々服用している薬も切れたので仕事の合間を縫って出かけた。

午前中母を見舞う。
両方の腕が紫色。注射の針がささらないそう・・・。
点滴もれや老いてくると血管がもろくなりやぶれやすいのだそうだ。
「こんなになって・・・」とさすってあげたが痛々しい。

介添えがあれば車椅子でトイレには行けるようになった。
仕事とはいえ看護士さんにすべてお願いするわけで、老人医療、介護の問題は本当に
現場は大変だと思った。

認知が加われば勝手な行動を監視する目がいる。
ドクターをはじめ多くの看護士、介護士、理学療法士、などおられるが、
それでも十分とはいえないらしい。
ナースステーションではしょっちゅうナースコールが鳴っている。

ぶつぶつ文句ばかりいっているお年よりもいる。
手のかかる患者ばかり・・。
お世話してくださる方々に本当に感謝である。

我々団塊の世代がごまんと控えている国。
集団で老いていく・・・。
支える世代は少子化。

・・・・・・・。

考えたくもない。

が、すぐそこまで来ている現実なのだ。
目をそらせないのだ。

本の読み聞かせ

2010-07-11 09:25:03 | 教室でのできごと
月に1度教室の子どもたちに本の読み聞かせをしている。
昨日がその日。

いつもやってくる子のほかに、意識してちょっと参加を呼びかけた子、
教室は卒業したものの中3になり受験を控えている子、「中学生になっても
本読み会来るけん」とやってくる男の子などなど 15,6人集まった。

初めて参加の子の中にとても気持ちが荒れ手がつけられないような子がいて
常に本読み会に誘っていたのだが、土曜日も学童保育で来られないらしい。
しかし、昨日はお母様が風邪で仕事を休んだので家にいるとか、
お母様から直々に「本読み会に行きたがります。何時からでしょうか」と
電話をいただいた。

また、この本読み会に来たいばかりに、前日の学習日を用心のため休んだ子が2人。
喜ぶべきか悲しむべきか・・・。
お母様の電話も長年の付き合いなので
「先生、すみませーん、体調がいまいちで学校も休んだりしているのですが
本読み会だけは行きたいと、今日は学習日なのですが休ませて明日に備えます」
誰も彼もこのようなことを許可しているわけではない。

家庭でもきっちり見てくださるし、お互いに信頼関係があるからこそなのだ。
もう一人は熱発で休んだのに本読み会にやってきた。
まだ顔色が悪い。そんなにまでしてこなくていいんだよ。

この活動を始めてもう10年以上になる。
子どもたちとしんみりしたり涙ぐんだり大笑いしたり同じ思いや感動を共有しながら、
私自身も楽しんでいる。本読み会のメンバーは例外なく本好きな子になり、学校でも
何事にも積極的に行動しているそうだ。

たかが本読み会、されど本読み会。