シリーズ・モモ日記50

じぇじぇ
なんね？なんね？




あやしい・・・




いただきもののしんまいですと。
おかあさん、おおよろこび

ちょっとぺろぺろしてみよか




すずしくなったので、モモもごはんがすすむよ。


でもでも、おかあさん。

たべすぎにはごようじん



余計なお世話じゃ

愛すべき子どもたち

ちょうど入会して1年のＡちゃん（3歳）。
順調に進んできたが、そろそろスランプ。
全く読み書きできなかった状態から、
今ではくっつき言葉（助詞）の学習、
50音をすべて覚えていなければ書けない。






音を文字に表す難しさが出てくる。
これまでになぞりや見写し書き、自力書きと段階を踏んできた。
家では甘えや我儘が出るらしい。
なかなか取りかからないとのこと。

「Ａちゃん、今学習しているところはむずかしい？
　やさしいところにもどってみる？」
「すすみたい…」
「そう、進みたいの？」
この進むということがどういうことなのか、小さいながらも理解している。
知らない世界に触れることに興味があるのだ。
学習が終わった後の達成感に満ちた顔がそれを物語っている。


小4男子
「宿題、やってるけど持ってくるのを忘れました」
（その言い訳は大抵やってないことが多い）
「本当にやってる？もし、やれなくてもそのままもってくるように
　いつもいってるよね」
「やってます」（言い張る）
「じゃあ、取りに帰る？」
側で聞いていた兄が
「多分やってないと思います」
「どうなの？」
「…、1日分だけやってません…」


部活帰りの中学生。
席に着くなり居眠り。
前回も居眠りしながらの学習で中途半端に終わってしまった。
今日は容赦しない！
「こらっ！」とお尻をぶつ。体罰です（笑）
「何寝てるか！やるべきことをしなさい！」
目を真っ赤にした寝ぼけ眼で
「うへっ…」

教室中に笑いが起きる。

自分から自主的に学習に向かう態度の育成は並大抵なことではない。
毎日学習の習慣づけ、集中して取り組む姿勢、未知の分野への挑戦力、
諦めない精神を磨く、日々の学習の積み重ねがそれらを可能にしていく。

あるコンサート

暑い連休です。
如何お暮しですか？
昨日は介護ソングシンガーの濱野裕生氏のコンサートに
行ってきました。
会場は150名ほどのミニコンサートです。



彼の曲は短くて5分、7、8分の曲がたくさんあります。
ストーリーになっているんですね。
曲の合い間にトークが入ります。

男性でここまで徹底して介護をやれる人は、いや、女性でもいないでしょう。
これまで何となく介護は女性がやるものと言う風潮がありましたよね。
女性は下の世話や食事の世話はできるかもしれませんが、
動けなくなった被介護者をケアするのは力のない女性では無理です。

まして老老介護が珍しくない時代、一人で抱え込んでは両方共倒れです。
彼の歌は介護する側、される側の立場、気持ちがそのまま表現され、
ある人は涙し、ある人は暗い歌と敬遠し、聞き手にその評価は
委ねられます。

もし、介護の経験がなければ、当事者でなければ、敬遠したかもしれません。
だって音楽って人を元気にしたり、励ましたり、共に楽しみストレス解消の
役目を担っているじゃありませんか。
それが涙涙の曲ばかり。

母と暮らした日々、今置かれている母の現状…、
考えさせられるんです。
自分を（もっと頻繁に会いに行かねば）、
老後を（自分もあんな生活になるんだろうか…）、
落ち込むんです。気持ちの負担感が増すんです。

勿論励まされます。涙も感動の涙です。
私たちの思いをここまで歌にして語ってくれる…。
だから心に響くのです。

1曲目から涙がジワリと…。
私のすぐ前の老婦人はずっとハンカチを目に当てたまま…。
ご自分の人生を思い出されたのでしょうか…。
みんな年をとるのはわかっています。
でも自分の身に降りかからなければ避けて通りたい、考えたくない、
今を生きるのが精いっぱいと言うところでしょう。


老いるって哀しいなあ…。
子どもに迷惑をかけられない、親と言うものはいつも子どものことを
心配し、幸せを願っているもの。

シリーズ・モモ日記49

びっくりぎょうてん



なんだかあやしいやつが…









ふ～ん、いえないんだ…



でもなかよくしようね

シリーズ・モモ日記48

眠りが浅い。
とうとう起きだした。
モモ、鈴が鳴るボールで一人遊び。
うるさくてしょうがない。


なんですと？
うるさいですと！



おつきあいしてあげてるのに…





おかあさん。
おそとがあかるくなってきたよ。



部屋中を駆け回っているモモ。
ちょっと静かにしてくれない？