思いつくまま、気のむくまま

日々の出来事を日記代わりにつづります。

何ということ!

2010-06-29 09:02:57 | 日記
母がまた入院・・・
退院してきたばかりなのに・・・
しかも今度は骨折・・・
一番怖れていたこと・・・
転ばないように、倒れないように、可能な限り移動するときは
必ず側についていたのに・・・

何ということだ。
日曜日、月に1度帰省する長男が帰ってきてみんなでゆっくりくつろいでいたとき
それは起こった。
母も孫のそばでテレビを見ているのを確認して
私は部屋でうつらうつらまどろんでいた。

何かベランダで音がした。
「まさか・・」と出て見ると母が・・・・
洗濯物を取り込もうとしたらしい。
「何でそんなことを、婆ちゃん、一人でやっちゃだめっていつもいってるでしょ!」
叫びながら泣きそうだった。

何も役に立たないと自嘲する母にたまに洗濯物を干させることがある。
もちろん介助しながらではあるが・・。
働き者だった母にとってはこのくらいと思ったのだろう。
でもこの間まで入院していて今は養生している時期なのだ。

救急病院へ運び、即入院。
昨日手術が行われた。
ベッドに横たわる母の姿が哀しく痛々しい。
今後のことは私も決断を迫られる。
できる限り一緒に暮らしたいと思っていたが、
仕事をやめられない事情がある身、
これ以上母の安全を確保できないことがわかった。

病院の先生も施設も視野にいれるようにと・・・。
悲しくて切なくて涙が出る。
これからは車椅子生活になるらしい。
全てが人の手を借りなければならない・・・。
人が寿命を全うする意味、厳しさ、尊厳を持って生き抜くことの難しさを
母の姿を通して日々学んでいる。


心の痛み

2010-06-27 10:03:57 | 日記
蒸し暑い日が続く。
宮埼は口蹄疫の始末もままならぬのに、今度は豪雨・・・
台風の通り道に住む同じ九州人として心を痛めている。

被害にあわれた方々のお気持ちはいかがなものか、脱力感に襲われ
希望も失われ、生きる力も萎えてしまっているのではないだろうか・・。

ある日突然生きていくうえでの収入が途絶え明日の米代さえもないという
状況に置かれたら人はどういう行動を起こすのだろう。

貧困は犯罪を招くという説はある意味正しい。
ただその場合も最後まで踏みとどめられるのはやはりそれまで受けてきた教育観や
人としてのプライド、良心といったものであろう。
発展途上国には教育を満足に受けられないがために何もわからず
犯罪に手を染めている子どもたちが多くいる。

勝ち組、負け組みということばは何と冷たい響きをもつことか。
人生ってそうそう勝ち続けられるものではない筈。
これは世界的な現象らしい。

一度負けたら這い上がれないなんて、、
何度転んでも負けるなといわれて育ってきたものにすれば、一度や二度の失敗なんて
跳ね返す強さを持っていたし、またそれが受け入れられてきた。

今はそのチャンスがなかなかないらしい。
それでは心も折れよう。

選挙も近い。
人選にはしっかりとその人の主張と国政に送ってきちんと働いてくれるのかを
自分なりに判断して最適な人に一票を投じたい。

大事なコミュニケーション

2010-06-25 09:17:52 | 日記
教室の個人懇談もほぼ終わりに近づいた。
日ごろなかなか保護者の方とゆっくり話せないので、こういう機会に
子どものことから世間話に至るまでいろいろ会話が弾む。
幸いに長いお付き合いの方が多く、こちらを信頼してくださって
いろんな悩みや相談ごとなどを受けることがある。

年を取っている分経験してきたことが多く、かつて自分が悩んでいたことと
同じような話があるとまず理解してあげられるし、悩みや愚痴というのは
人に話した時点で何割かは救われる。

ネット時代で人とのコミュニケーションが出来ない若者がふえているとか、
機械相手ではなく生身の人間と触れ合うことなく生きていける人生って
むなしくないのだろうか。

教室の子どもたちには体当たりでぶつかっているし、子どもたちも感情をそのまま
こちらに向けてくる。だから面白いのだ。
中に全く笑顔のない子がいると、気になって仕方ない。

保護者個人懇談が終わると生徒個人面談をする。
気になる子が数人出てきているのでじっくり話をしてみたい。

介護問題

2010-06-23 22:40:38 | 日記
毎日パソコンは開くが、ブログを書き込む余裕がなく・・。
この数週間という日々はせわしなく、おまけに梅雨入り、雨の中、教室、病院と
飛び回った。

ただでさえ忙しい6月、母の入院が重なり、姉が来てくれたから助かったものの、
一人ではとうてい抱えきれない介護と
仕事の両立をもろに考えさせられた
日々であった。

救急病院に18日間も入院するほどの状態で、しかもその病院は遠い。
その病院へ殆ど毎日のように顔を出してくれた姉に感謝。
後半は張り切りすぎて体調を壊し、熱を出し3日間ほど寝込んでしまった。

介護は本当に様々な問題を抱えている。

本日母を退院させ家に連れ帰った。
しばらくは休養させ体力の回復と、再び風邪を引かせないように
気を配らなければならない。

ま、今回も元気に回復してくれて何よりだ。母91才。