思いつくまま、気のむくまま

日々の出来事を日記代わりにつづります。

めでたい日

2012-04-30 19:27:55 | 日記
明治創業の老舗の料亭にて、長男の結納の儀式を執り行いました。




弟の親友が経営される料亭、現在は結婚式が行われるようにその仕様を変えてあります。
やはり昔ながらの料亭だけの経営では難しいのでしょうね。
歴史を感じさせる調度品の数々、迷路みたいな廊下、部屋、何だか無性に懐かしい気がして
なりませんでした。

器ひとつとっても高価なものをさりげなく出されています。
贅を尽くしたテーブルや、鑑定団に出せば高額が出そうな掛け軸、骨とう品、興味深い物が
いっぱいありました。

しかし、時代が過ぎ、周りはすでに高層マンションが立ち並び、日本庭がその中にうずもれて
います。近所の猫、あるいはノラ猫?たちが入り込み植木や芝の上で興じていました。
そりゃ、アスファルトより土の感触がいいものねえ。


2階に案内され、すでに用意された結納飾りの前で式の段取りを説明されました。


皆緊張しております。




無事に式も終わり、会食となりました。
オードブルだけご紹介。



先方のお父様から
「お母さんに入ってもらってからとんとんと進みましたねえ」(指輪やらの付添デートのこと)
「はい。もう我が家は私でもっておりますから(笑)」
「今後はもう、本人たちに任せます」と。
お互い緊張しながらも和気あいあいとお食事をいただき今後とも末永くよろしくお願いしますと
改めてご挨拶を交わして散会しました。


ためいき

2012-04-28 11:04:47 | 教室でのできごと
いわゆる世間一般ではできの悪いといわれる中学生二人に
英検を強制的に受験させる。
そのための対策としてきっちり勉強させ気合いを入れ受験に臨ませることにした。

昨日のこと、試験会場まで、自分たちで行くように話したら、

二人そろって
「えっ場所がわかりません

「バスに乗って交通センターまで行く!」

「交通センターってどこにあるですか?」

「・・・・・・・

「バスには個人的には2回しか乗ったことがありません

「・・・・・・・

さらに申込書に住所の番地が抜けていたので、

「番地を教えて」

「えーと、確か○丁目○-○-○-○-○-・・]

「ちょっと待って、そんなに番号が続くわけないやん」

「エー、えーと・・・

「もういい!こちらで調べる(住所も言えないんかいな、トホホ)」

「調べられるですか

「生徒個人情報から見てみるから・・」

「はあ、すんません」

「あんたたち本当に行けるん?」

「はい!何とか行ってみます。妹が多分ついて来てくれるんで!」

「はあ~?(ガクッ)」

決してふざけているのではない。
バスに乗ったことがないというのもわかる気がする。
車社会だから小さい時からどこに行くにも親が車に乗せていくわけだし、
市街地に出かけたことがないという彼らは真面目なのだ。
昔はどこに行くにも歩いて行ったし、遠くに行くときはバスや電車を利用し、
子どもながらに日々の生活の中で社会性も育てられた。
考えてみれば、今の子はそういう機会もないのだなあ。

しかし、自宅の住所はわかるだろ
連れて行かねばならないのかと、過保護指導者の顔がのぞく・・・・。
自立させる教育なのに・・・・




教室を巣立つ子どもたち

2012-04-26 23:29:12 | 教室でのできごと
長く通った子たちの卒業が続く。
5年以上通った子どもたちには、幼いころから撮りためていた写真を
組み合わせて思い出として額に入れてプレゼントする。

その制作に丸1日費やした。
写真にキャプションを入れたり、贈る言葉をそれぞれに考え入力していく。
ま、こんなことやる指導者もいないだろうな。

いろんなイベントを子どもたちとやってきた。
懐かしい思い出ばかり。
私の自己満足に過ぎないのかもしれないが、記録しておくということは
とても大切だ。
その時間というものはもう返ってこないのだから。

お金で買えないものの大切さを感じてくれたらと思って、
これからもプレゼントしていくつもり。
だれかれというわけではない。
最低でも5年以上在籍した子どもたちが対象だ。

5年もいるとお互いに信頼関係が出来上がる。
親御さんとも親しくなる。
今回プレゼントする子どもたちは皆、幼児期からの学習者。
高校受験を迎える子、中学入学後、進学塾へと移る子、様々だ。
皆優秀児に育っているので、どこへ出しても結果を出すだろう。

それでいい。新しい環境で頑張れ!















大手を振って歩くおじさん

2012-04-25 22:47:37 | 日記
普段は教室と自宅の往復ばかり。
週に1度市内の繁華街に所用で出かける。
事務局が街中にあるからだ。

今日は午前中教室で掃除やこまごました用事を済ませ、午後から愛車のバイクで
出かけた。
雨も小降り(帰路は大雨でえらい目にあうのだが・・・)だったのでバスを使うまでもない。

途中、大手を振って歩くおじさんを見た
笑っちゃうくらい。
お許しいただければ写真撮りたいくらい。
写真が撮れなかったので、描いてみた。

健康のために歩くのもぶらぶら歩いたのでは効果がないらしい。
手を大きく振って、歩幅を広く、体にも負荷をかけて歩くのだそうだ。
それが運動というもの。
散歩ごときではだめらしい。(だから私には無理だってば)

そのおじさん、それを意識していたのかなあ・・・。
でもスーツ着てそんな風に歩く?
ジャージ姿なら「あっ、健康のために歩いておられるのだ」と思うよ。
でも車や、人がいっぱい歩いている大通りでものすごい勢いで手を振って歩く人を見たら
そりゃあ、驚くさ


人間観察も面白いね。











風のいたずら

2012-04-21 20:24:08 | 日記
土曜日も、午後からいつものように仕事に出かけました。

 
大きな交差点でですね、急に風が強くなって、

私のスカートをまくり上げたんですよ。

「えっ!いやーだあ」

ちょうど真ん中あたりを渡っていて、

赤信号で止まっている車からは丸見えだったでしょう。



こんなおばちゃんの太ももなんて見たくもないですよね。

普段はパンツルックか、タイトスカートをはくことが多いのですが、

春ですので、ちょっと軽めの裾が少し開いたスカートだったんです。

マリリンモンローではないですが、風のいたずらです。



あわてて手で押さえましたが、走行中でございましょ、

危険なのでもうそのまま突っ走りました。

お目汚しをしてしまって申し訳ありません。