思いつくまま、気のむくまま

日々の出来事を日記代わりにつづります。

もしかして良妻賢母?

2015-02-19 10:36:09 | 日記
首都圏にお住いの某先生のブログ。
お会いしたこともないのだが、書かれる文章を通して
深い教養、知識、ユーモアが滲み出ており
毎回楽しみに拝見している。


70歳を超えられているのであちこち体の不調が出てきてもおかしくない。
以前から腰を痛めておられた。
何とかだましだまし仕事を続けておられたのだが、
年末からとうとうダウンしてしまわれた。

つい先日こんな話を書かれた。
今まで良妻賢母で、すべて完璧にこなされてこられたのだろう。
動けなくなってからの情けなさ、いら立ちが、
ご主人を見る目に向けられたようである。
奥様がそのような状態でも何もなさらない…、出来ない…、
しかし、面と向かってその不満をおっしゃるような方ではない。
心中穏やかでない風が吹きわたり、
娘さんに愚痴を聞いてもらうしかない。

娘さんは容赦ない。
そういう風に育ててしまったのは誰?
今になって愚痴るのはおかしいと。

昔は男子厨房に入らずの時代。
女は黙って耐え、ひたすら主人に仕えというのが
美徳とされてきた。
戦後生まれの私たちは少し違う。
男女平等の社会を作り上げ、女が強くなったと言われ続けた。
それでも、家庭では文句も言わず父に仕える母を見て育ったので、
夫が仕事に専念出来るように家事全般および子どもの世話も
当然のごとく引き受けるのが当たり前と思っていた。

しかし、私は体が弱かった。
結婚してからもよく寝込んだ。
今思えば、ずいぶん夫に迷惑をかけたものだ。
超多忙で全国を出張して回る仕事なのに家に帰れば
病に伏している私の世話。

必然的に家事もせざるを得ない。
なので基本的な家事はすべて若いころからできるようになった。
息子たちもスカウト活動をさせたので、
自分の身の回りのことはすべてできる。

良妻賢母には程遠く、いつも夫や子供に申し訳ないと思っていたが、
今や、老後も子どもたちに頼れない時代、
一人で生きて行く術を身につけさせたという点では

ねっ?


久しぶりに母を見舞う

2015-02-14 23:53:18 | 日記
年末年始は伏せっていたし、
その後もなかなか体調がよくなく、
おまけにインフルエンザ患者で病院はどこも満員。
母も何かややこしい症状が出て、
見舞いも制限される始末。
弟は毎日行ってたのですが、私には「行かない方が…」とのことで
会えずにいました。

今日は午前中、本読み会でしたが、参加は男の子一人。
いつものメンバーがそれぞれに用事ができて…。
部活をしていると土曜日に試合なんかが入るんですね。
「本読み会もうやめちゃおうか」ってその子に言ったんです。
そしたら「ダメだよ」って。
読んであげたい子が来ないんです。
家で何をしているんでしょうね。
ゲームばかりとか…。

参加した男の子のお姉ちゃんもメンバーなのですが、
ただ今入院中。
ちょうどよかったです。
彼が午後からお姉ちゃんの病院に行くというので
お手紙とチョコとキャンデーをお見舞いとして預けました。
夜、本人とお母様から電話があり、とても嬉しかったと喜んでいました。


仕事も早く終わったので、完全武装(マスク着用)して、
母の病院へ。
入るときも帰るときも手を消毒。
数日前に熱発して心配だったのですが、
すぐ下がったそうで、それでもやっぱり高齢で免疫力も低下しており、
手足も痩せて骨と皮みたいで、胸が詰まります。

母が私の年の頃はまだまだ元気でした。
趣味も多く、押し花アートや、大正琴、老人会でのカラオケなど
あちこち出かけておりました。
それに引き替えわが身はどうだろうといつも思います。






ふと思ったこと

2015-02-11 11:53:59 | 日記
「人間の証明」という森村誠一氏の作品があります。
冒頭部分のフレーズ、
「母さん僕のあの帽子どうしたんでしょうね」
この言葉にかけて、記事を思いつき書こうと思ったんですね。
それが起き掛けのこと。

そしたら、何を書くのだったか忘れて思い出せないのです。
「♪ハートのエースが出て来ない
  ハートのエースが出て来ない
  やめられないこのままじゃ~♪」
キャンディーズのヒット曲です。

まさに
「いろんな言葉が出て来ない
 言いたい言葉が出て来ない
 人の名前が出て来ない
 あれ、これ、それですませてる」

子どもたちの名前も紛らわしいですよ。
かなでちゃん、かなはちゃん、かんなちゃん、
ゆいとくん、ゆうとくん、ゆうまくん、まさきくん、まさとくん・・・、
もう、誰が誰やら?

先日、70代半ばのご婦人が教室に見えました。
教具の一種に数字盤があるのですが、それが欲しいと。
在庫がなく取り寄せになるので後日またお見えになってくださいと
伝え、昨日それが届いたので連絡しました。

取りに来られた際、少しだけお話したのですが、

「頭が少しずつおかしくなってきている。
 忘れるし、小学生くらいの問題集を買って勉強している。
 大人の学校で数字盤を見てやりたいと思ったので」

「えらいですね。いくつになっても学ぶ姿勢があるということは」

「我が家は全員教員なんです。私だけが違うので…。」

「ご主人は退職されて何をなさっていますか?」と伺うと、

「毎日書斎で読書と書き物をしています」

なんだかご婦人の置かれた立場が想像できました。



他人事ではない世界です。



あなたならどうしますか?

2015-02-01 21:16:46 | 日記
1月もあっという間に過ぎてしまいました。
特に後半はいろいろ忙しくて、
でも税金の申告書類も出来あがり、
税理士さんの捺印も貰い、
後は提出するだけです。

インフルエンザが蔓延しています。
教室の子どもたちも罹患し、
お休みが多いです。
この時期、高校受験(私立)も始まっていますから、
受験生を抱えるご家庭は気が気じゃないでしょうね。

私立専願だった子が合格の報告に来ました。
看護科コースがある高校を選んだようです。
中学では吹奏楽部も3年間頑張りました。
おめでとう!


こんなことがありました。
某スーパーでの出来事です。
今日は買い忘れのものを買うだけの予定だったので、
買い物袋を持っていませんでした。
ところが、行けば主婦の顔が覗くのですね。
あら、いつも使う野菜が安い、しかも産地は地元、とれたて、
こうなったら買わねばなるまいって…。

野菜はかさばりますからね、結構な量になりました。
今、レジ袋は有料ですよね。
1枚では足りなくて2枚所望しました。
そして品物を入れている時に1枚多いのに気づきました。
一瞬、面倒!このままもらっちゃおうかなという思いが
頭をよぎりました。

しか~し、有料なんですよね。1枚3円。
わずか3円のことで心が咎めたり、
罪の意識に苛まれるのも何だかなあ…、と

はい、わざわざ担当されたレジの人の所へ返しに行きました。