思いつくまま、気のむくまま

日々の出来事を日記代わりにつづります。

お楽しみショッピング会

2011-08-31 20:02:11 | 教室でのできごと
昨日は年に1度の大イベントお楽しみショッピング会。
教室を休まないできちんと学習した。宿題をした。
などで貯めていくポイントでお買い物ができるというもの。
毎回きちんとスタンプを押す子、
何にもせずに当日だけポイントをもらおうとする不届き者。
いつも宿題もしない癖に、ショッピング会の時だけ、意気揚々と

「宿題してきましたぁ!」


「あのねえ・・・・」。

絶対おまけなんかしないぞと決心すれど、無邪気な子どもたちを見れば
ついつい甘くなり、「ほらこれで買いなさい」と渡してしまう。



「えっ?もう大安売りですかあ?」
6年生の子どもたちがお店の人。
あまり売れないとなるとすぐ値引きしている。小さい子はなかなか決められない。
見ていて微笑ましい。



射的コーナーもあるのだが、中学生の男の子が取り仕切っている。
「おいおい、君たち、勉強は?」

本当に教室の子どもたちは皆仲が良い。
優秀な子もそうでない子も、やんちゃな子も、障害を持った子も、この日1日は笑顔がいっぱい。

「ま、いいか!2学期が始まるよ。元気でまた頑張ろうね」

おまけの絵

絵本の持つ力

2011-08-28 21:08:07 | 日記
夕方つくつくぼうしが鳴いているのに気付いた。
まだまだ暑いけれど、そうか…もう秋という季節を迎えるんだなあ。

今年の夏は雨が多くて、雨がやめば猛暑なのだが、昨年よりはましだった。
しかし、熱中症は多かったようだ。病院でも必ず水分補給をと注意された。


おまけに節電節電で、年寄りは我慢しますからねえ。
我が家もクーラーはあまり使用しませんでした。
教室で1日中、エアコンづけですから、家では自然に汗をかきたいのです。
体の老廃物を出す意味でも汗をかくことは必要です



先日同じ指導者の集まりの席で、絵本の紹介と読み聞かせをした。
今、子どもへの虐待やいじめが絶えず、社会問題となっている。
読んだ本は虐待が止められない某母親が悩み、救いを求めて手紙を書き、
そのことが絵本になったもの。

手紙を送った相手が作者だったかどうかはうろ覚えなのではっきりしないが、
その手紙がきっかけで生まれた作品だ。


内田麟太郎・作、味戸ケイコ・絵
「まねっこでいいから」

抱っこを知らずに育った少女がやがて母になり、子どもに「まねっこでいいから だっこして」と
せがまれるうちに心が晴れていくというお話。
先生方の中には涙ぐんだり、「私もその本購入します」と言われたり、
何らかの影響を与えたようだ。

絵本の持つ威力ははかりしれないのだ。
被災地の子どもたちにも本の読み聞かせしてあげたいと首都圏の仲間たちが動き始めた。
遠く離れている私はせめて本の購入資金の一部にと支援金を送るつもりだ。



テレビがつまらん!

2011-08-25 22:37:07 | 日記
島田紳助電撃引退!
このニュースは今のテレビ界や、芸能界に少なからずショックを
与えただろう。

視聴率男であった。確かに話術に長けていて、思わず笑ってしまうこともある。
彼の番組からは多くの名もない若者が人気者になって巣立っていった。
おバカタレントといった彼ら、いくら番組でもあそこまで無能ぶりを見せつけられると
教育に関する仕事をしている私たちはとても笑えない。

昔の芸能界、スターといわれる人は高嶺の花であった。
憧れ心酔する存在であった。
今はどうだろう。
誰でもなれると錯覚するのでは?

勉強しなくても、というか勉強嫌いな子どもたちの将来の夢は
「お笑い芸人」だそうだ。
テレビをつければ毎日毎日変わりばえのしない芸人たちがただただ騒いでいる。

こんなテレビ面白いですか?
だから私はテレビはあまり見ないのです。



もっとドキュメンタリー番組や良心的な番組制作を望みたい。
お笑いでも芸の域に達した落語や漫才をじっくり聞きたい。
圧倒的にテレビを見ているのはお年寄りではないのか?
今のようなお笑いのテンポについていけるとでも?
番組に品がなさすぎ。

見たい番組が何にも思い浮かばない…。
テレビがお茶の間に入った頃、国民総白痴化の時代がくると懸念されていたが、
まさに今その様相を感じる。

とんだカン違い

2011-08-24 22:34:40 | 日記
またまたお恥ずかしい話。

このブログがもう更新できないと思い込み、
というのも「アクセス解析無料キャンペーンは終了しました」とか何とかいう画面と共に
ブログ画面が暗くなりどこを押してもまったく動かず…、
「えっ?ブログって有料なの?申し込みが必要なん?」
「????」

毎日自分のブログを訪問しては、
「今日はもしかして更新できるかも」なんて淡い期待を持ち
「ああああ、やっぱりダメかぁ・・・・」とショボンの繰り返しの日々を送っていた。


ところがところが、今日初めて気づいた。
終了しますとある下のほうに「編集画面に」という案内があるではないか!
恐る恐る押したらやったあ!!!見覚えある画面に!


何だそこかい!そこを押せばよかったんかい!
ま、今週は忙しくて更新どころじゃなかったこともあるけど、落ち着いたらまたサポートセンターに
問い合わせようと思っていたのだが、今回も呆れられるところだったなあ…、
良かった、自分で解決できて。

パソコンと私の間には多くの逸話が絶えない。
今思うと本当に笑い話なのだが、当時は泣きたいほどだったのだ。
マウスの動かし方ひとつでも端っこのほうまで持っていき、行き止まりになって焦ったり、
わずか数行の文字入力に半日かかり、それが一瞬で消えたり、よく頭を抱えていた。

何事も経験とはいうものの、この年になれば覚えも悪く、何度説明されてもわからない。
悪戦苦闘は続くけれども、これからもがんばって挑戦していきたいと思っている。

母の症状

2011-08-18 10:00:04 | 日記
今日で夏休みは終わり。
最後の休日、母を見舞う。
訪ねて行ったところベッドにいなかったので聞くと
ただいま音楽療法とのこと
クラシックかなんか聞かせてるのかなと思いきや、
案内されたところには入院患者、お年寄りばかり20名ほどが集められ、
音楽療法士さん?のエレクトーン演奏に合わせて歌っている
昔の軍歌や、懐メロ、歌えない者にはマラカスなどが握らせてあった。

まだ若いといっても70後半か80前半の女性がドレミの歌などを披露して楽しそう

あれほど歌が好きだった母なのにまるで無表情。
高校3年生の歌が流れたときわずかに口元が動いた。

それが終わると3時のおやつ。
食堂兼団らん室へ車いすを押して連れて行った。
それぞれにおやつが違う。
母はメロンゼリー。
小さいカップなのに、食べさせるのに1時間。
飲み込めないのだ。
いつまでも口に入れている。入れ歯もないので食事はゼリー状にしてあるそうだ。
おやつでこれだから、毎回の食事時、ひとりでは食べられない母を多分看護師さんも
面倒見きれないだろうなあ…。

この間、胃瘻という話もあった。
できる限りの方法で看護していただいているのだが、母を見てこれで幸せなのだろうかとふと思う。
感情を表すでなし、いつ行ってもうつろな目、会話も成立しない…。

いつか行く道、しっかりと記憶していなければ、現実を見ておかねばと思いつつ、
目を背けたくなる自分がいる。
わが身を思うと子どもたちには迷惑かけたくない、でもこんなに何もできなくなったら
誰かのお世話にならねばならないわけでため息が出る。

我が国は猛烈な勢いで老人社会化している。
その中でも元気で矍鑠としたお年寄りもおられる。
何がどう違うのか?母とて決して怠け者ではなかった。
体が動く限り働いていたし、弱音も上げなかったし、趣味も多く交際範囲も広く友人も多かった。
健康には人一倍気を付けていた。
なのに…、なのに…。

家に連れて帰り、おいしいものを食べさせることもできないんだなあ・・・。