思いつくまま、気のむくまま

日々の出来事を日記代わりにつづります。

ブログの効用

2016-03-29 10:16:32 | 日記
昨年の今頃は何をしていたのだろうと、
ブログを読み返しました。
記録にとっておくとこんな時便利ですね。
ちょうど同じ日、1冊の本を読んでいたようです。
後味の良くない本?
実母の介護の話でしたが、
もちろん介護はきれいごとではありません。
それにしても作者自身の嫌悪の感情ばかりのような気が…。

今は病院のベッドで寝たきりの母ですが、
入浴時、いつも思い出すのは母のこと。
80代後半では衣服の着脱からすべて側にいましたからね。
お風呂も付き添い、気を付けていました。
湯舟につかり、「ああ、気持ちがいい」と
至福の表情の母を忘れられません。

トイレでも思い出します。
失敗することが多くなり、便座を濡らしたり、
また、床中にトイレペーパーをまき散らし、
私も思わず大声を上げたこともありました。
「何でもっと優しくしてあげられなかったのか…」と
トイレを使用するたびに反省します。

今ではそんなことさえ叶わない状態です。
今週末、病院でのお花見です。
駐車場に大きな桜の木がありましてね、
毎年行われます。
昨年は雨で室内でしたが、
今年も桜が見られてよかったね。
母さん。

でも、昨日、今日と寒いんです。
週末頃は暖かくなるという予報ですが…。

朗報が続々と

2016-03-24 10:54:55 | 教室でのできごと
先日のこと、
「こんにちは」と入ってきたのはJ君。
5年前に教室を巣立って行った子です。
眼鏡を外していた私は誰だかわからず、
「・・・・・」
「あれま、J君じゃないの!」
「はい、ご無沙汰しています。○○大学に合格しました」。
「よかったねえ、おめでとう!」

高校受験時、希望の高校には夢が叶わず、
私立高校に進学したのだが、
見事大学受験でリベンジを果たした。
某国立大学。

立ち居振る舞いすべて立派になって、それでも教室に入れば
当時の面影が。
本人もしきりに「なつかしいなあ」と。
昔話に花を咲かせていると、
心配していたR君がニコニコ顔で入って来た。
「先生、合格しました」。
小さな子だったのに、見上げるばかりの背丈に、
J君もR君も180センチ超え、
小柄な私を真ん中に両手にイケメン。うふふ


そして昨日、帰宅してメールを確認すると、
何と8年ほど前に教室を卒業して行ったD君のお母様から、
嬉しい報告。
高校、専門学校と自分にぴったりあったカリキュラムで学び、
見事エンジニアとして自立、県外に就職とのこと。
指導に大変なお子さんだったので、お母様と一緒に
それこそ闘いであったのだ。
妹も超難関高校に合格とのこと。
お母様のご苦労がしのばれる。

一人前の社会人として世に送り出すのが教育の大きな目的
J君は教師になりたいと教職課程を選んだ。
今、学校は多くの問題を抱えているが、
彼ならきっと素晴らしい教師となるだろう。

教室を巣立っていく子どもたちが、
社会に貢献する人物になってくれることが
この教育の理念でもある。

末端ながら指導者として力を注ぎたい。





心にとめておきたい言葉

2016-03-21 09:16:49 | 日記
7日の振替で今日は教室を開けます。
3連休でお出かけの子もいるようですが、
保護者からの連絡もなかった子は
きっとやってくるでしょう。

先週末、自主研例会をしたのですが、
そこでの話。
子どもとの向き合い方。
感情的に怒るようなことは避けよう、
人格を否定するような言葉は慎もう、
指導者は皆そう思っている筈です。

しかし、時には声を荒げていることもあるかもしれません。
褒めて育てるという言葉がありますが、
表面的な言葉はむなしいです。
具体的に評価するにはその子を
しっかり観察していなければなりません。

京都旅行で出合った言葉。
大のお気に入りになりました。
大徳寺、大仙院のご住職(尾関宗園)さまの言葉です。



字のごとく、
気は長く、
心は丸く、
腹を立てず、
人は大きく、
己は小さく


自分への戒めの言葉として、
常に意識しておきたいと思います。






高校入試合格者発表がありました

2016-03-16 07:54:39 | 教室でのできごと


昨日のこと。
高校入試の発表があった。
朝からメールや電話がない。
とっくに発表は終わっているのに…。
ダメだったのかなあ…。
もちろん進学塾ではないからいちいち報告には
来ないのだろうが…。
ちょっとさびしい…。
卒業して数年経つんだもんなあ…。

新たな環境(進学塾)で頑張れと送り出したものの
ずっと気になるもんなんだよ。
みんなに春が来たらいいなあ…、って。

そんな気持ちで教室に行く。
開けてすぐ飛び込んできたのはTちゃん。
この子はいまだに英語を黙々と学習中。
2,3月は受験にかかりきりで教室はお休み状態だったけれど。
超難関の高校。
数学で失敗したと意気消沈していたのだけど、
得意の英語でカバーできたのかも。
抱き合って喜んだ。

ほどなく、Fちゃんがのそっ~と入ってくる。
「先生受かりました」
ずっと希望していたこちらでは有名な進学校。
体が弱く、それが一番心配だったのだけど、
試験日もその前から体調を崩し、最悪な状態であったらしい。
保健室受験だったとか。

それでも合格できるほどの実力の持ち主。
基礎をがっちりため込んでいれば、
こんな時底力が発揮できるのだ。
付け焼刃の学習ではそれは無理というもの。
得意の国語がきっと秀でていたのだろう。

その後もメールがあったり、保護者同伴で合格の報告を知る。
良かったぁ、みんなすごい!
がんばったんだねえ。
でもね、浮かれてばかりはいられないよ。
あなたたちが合格した高校は県下でも有数の進学校、
これからがスタートなのよ。
ゴールじゃないのだからね。
と一応くぎを刺す。

みな、「頑張ります」と
満面の笑み。

もしかして涙した子もいるかもしれない。
口惜しさ、悔いをバネにして次の大学受験に備えてほしい。




一人だけ報告がない……。
R君……。
どうした?
もしも、残念な結果でもそれがすべてではないんだからね。
15歳には受け止められない現実もあるもんなあ…。



行ってよかった

2016-03-13 11:25:33 | 日記
このところ怒涛のごとく日々が流れた気がする。
ちょうど1週間前の今日、指導者全国大会に参加のため、
神戸へ向かった。

滅多に遠出しない私にとって、
久しぶりの新幹線の旅。
飛行機には乗れない私を思って、
いつも航空機を利用する仲間たちが立派なしおりまで作って
新幹線の旅を企画した。

見事なまでの連係プレイ。
私は迷子にならないようにただただついていくのみ。
京都まで足を延ばし、行ったことのある金閣寺や清水寺ではなく、
京都御所、大徳寺、泉涌寺などの観光コースを回った。
御所に入るまでには4列横隊で並んで歩き、
入ってからも常にSPがつく。

初めての体験がいっぱい。
有馬温泉では豪華な旅館に宿泊。
これ以上ないというサービスを受け大満足。
あちこちにおもてなしの心が行き届いている。
料理も最高、温泉も気持ちよく、接客も一流。

2泊3日の贅沢旅行だったが、無事に何事もなく
帰ってこられてホッとした。

年度末、また忙しくなる。
旅の思い出をまとめようと思うのだが、
時間がない。

子どもたちの移動も多くあり、
その準備もしなければならない。
卒業して行く子、転居先でも続けていく子、
様々だから。


仲間の皆さま、本当にお世話になりました。
この楽しかった旅の経験は新たな力を授けてくれたようです。
皆様のお気づかいが嬉しく、
またがんばれそうです。