
奈良公園の桜は満開、春爛漫です。
でも、でも、猿沢池の衣掛け柳がなくなっているのをご存知ですか?
池の東畔には「きぬかけやなぎ」の石碑があって、その右手奥の湖畔に柳があったのに、
現在は消えています。
私が最後にその柳を目撃したのは、昨年の燈花会、2009年8月12日の夜でした。
夜の燈火に映し出された柳なので、見えにくかったのですが、枯れかけていました。
でも、確かにその木は立っていました。少し池側に傾いていましたが。
心配していたところ、きっと奈良公園の管理者が、危ないので、切り取ったのでしょうか。
その次に現場に行ったのは、4ヶ月後の12月10日でした。
衣掛け柳は、切り株のみになっていました。
その写真を上記に掲げます。
衣掛け柳には次のような伝説があるのを皆さん、ご存知でしょうね。
天皇のお側で仕える釆女が天皇に恋をした。一度召されたが、その後召されないことを
悲しんで、湖畔の柳に衣を脱いで、猿沢池に入水する。これを聞き知った天皇は猿沢池に
行幸して、歌を詠んだ。
猿沢の池もつらしな吾妹子がたまもかづかば水ぞひなまし
(猿沢の池までも恨めしくてならぬ。いとしい乙女が池に身を投げて水中の藻を
かついだ時に、水が乾けばよかったのに)
10世紀中頃に成立した『大和物語』に始めて登場し、『枕草子』に取りあげられ、
謡曲『釆女』の題材にもなった伝説です。
その衣掛け柳の後継の木を植えてください!
平城遷都1300年の年、観光客に申し訳ない!
公園の管理者の方、よろしくお願いします!
奈良公園の良弁杉も、影向(ようごう)の松も後継の若木が育ってますよ。
今日現在の様子は、知らないので、ひよっとして、もう植えられているのでしょうか。
どなたか、コメントでお知らせください。
でも、でも、猿沢池の衣掛け柳がなくなっているのをご存知ですか?
池の東畔には「きぬかけやなぎ」の石碑があって、その右手奥の湖畔に柳があったのに、
現在は消えています。
私が最後にその柳を目撃したのは、昨年の燈花会、2009年8月12日の夜でした。
夜の燈火に映し出された柳なので、見えにくかったのですが、枯れかけていました。
でも、確かにその木は立っていました。少し池側に傾いていましたが。
心配していたところ、きっと奈良公園の管理者が、危ないので、切り取ったのでしょうか。
その次に現場に行ったのは、4ヶ月後の12月10日でした。
衣掛け柳は、切り株のみになっていました。
その写真を上記に掲げます。
衣掛け柳には次のような伝説があるのを皆さん、ご存知でしょうね。
天皇のお側で仕える釆女が天皇に恋をした。一度召されたが、その後召されないことを
悲しんで、湖畔の柳に衣を脱いで、猿沢池に入水する。これを聞き知った天皇は猿沢池に
行幸して、歌を詠んだ。
猿沢の池もつらしな吾妹子がたまもかづかば水ぞひなまし
(猿沢の池までも恨めしくてならぬ。いとしい乙女が池に身を投げて水中の藻を
かついだ時に、水が乾けばよかったのに)
10世紀中頃に成立した『大和物語』に始めて登場し、『枕草子』に取りあげられ、
謡曲『釆女』の題材にもなった伝説です。
その衣掛け柳の後継の木を植えてください!
平城遷都1300年の年、観光客に申し訳ない!
公園の管理者の方、よろしくお願いします!
奈良公園の良弁杉も、影向(ようごう)の松も後継の若木が育ってますよ。
今日現在の様子は、知らないので、ひよっとして、もう植えられているのでしょうか。
どなたか、コメントでお知らせください。
私は外国語に興味があるので、これからのドイツ語の授業を楽しみにしています。
英語と似ている部分が多いので英語と混乱するのが怖いですが頑張ります。
ブログにコメントありがとう!
これから、1年間、ドイツ語頑張ろうね!
こちらこそよろしく!
これから、連絡は下記のメールにくださいね。
takehat@nara-edu.ac.jp
ブログの方は、ブログを読んで、その感想など
を書いてください。
ではまた。
2010.5.6. 竹原威滋
私のツイッターを観ている方から、朝日新聞の2013年3月13日の13版社会欄の「猿沢池のヤナギ 謎の枯死」の記事を観て朝日新聞にしては、行政の言いなりの記事を載せているが、谷先生のところに相談はなかったのですかとの連絡がありました。実は私は2012年10月2日に写真付きで次の文を載せています。
「猿沢池ではシダレヤナギにライトアップするので、15本ほどあったシダレヤナギが11本も枯れました。残っているのは4本だけです。植物が健全に生きていくためにはライトアップはやめて下さい。」
奈良県は有識者に現場を見てもらい原因を突きとめるとありますが、原因は明確にわかっています。シダレヤナギに長時間、強烈なライトアップをしているからです。
私の意見を聞いてもらえば、「謎の枯死」のタイトルにはならなかったと思います。記者はもっと調査をして書くべきと思います。