竹原BLOG:奈良民話祭り ― グリム童話・メルヘン・語りの文化 とっておきの話。 

夏の奈良民話祭り:8月5日(金)午後3時より奈良町物語館で4回公演!
奈良燈花会に行きがてら、ぜひ来てくださいね!

第66回正倉院展:「天平美人」と「ペルシアのグラス」に会ってきました!

2014年11月01日 | 日記
奈良に住んでいる強み、
それは毎年、「正倉院展」が見れることです。

今年は、 「天皇皇后両陛下傘寿記念」ということで
代表的な宝物が選ばれ、展示されていました。


子どももお年寄りも見に来ていましたよ。

「鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)」の前では長蛇の列でした。


奈良朝の華麗な宮廷生活を偲ばせる屏風絵   (当日買った絵葉書より)
ふくよかな顔、おちょぼ口、濃い眉毛で樹下にたたずむ「天平美人」
4扇の屏風絵、十分堪能しました。


「衲御礼履(のうのごらいり)」   (当日買った絵葉書より)
これは聖武天皇が大仏開眼会で履かれた儀式用の靴です。
表面には赤く染めた牛革が、内面には鹿革の白革がそれぞれ用いられている。
表面には各13箇の花形の飾りを取り付け、装飾を加えている。
なかなか見事なものです。

4年前の正倉院展では、光明皇后自身が着用した「繍線鞋(ぬいのせんがい)」が出陳されていたのを
思い出しました。
下記のサイトを参照ください。
なんとシンデレラの靴が正倉院展にあった?!

ほかにも、「伎楽面 崑崙(こんろん)」、「桑木阮咸(くわのきのげんかん)」、「密陀彩絵箱(みつださいえのはこ)」など
必見に値する宝物がありましたが、
最後にはやはりこれを紹介しましょう!


「白瑠璃瓶(はくるりのへい)」    (当日買った絵葉書より)
はるかペルシアからシルクロードを経て奈良にもたらされたグラス!
本品と近似したガラス製の水さしがイランのニシャプール等で発見されているそうです。


毎年、違う出品物。
毎年、楽しみな正倉院展です。

今年はいつもより長く、11月12日(水)まで奈良国立博物館で開催中です。

ぜひ、ぜひ、お時間をつくって、いらしてください。


今日のブログも、展覧会の話題でした。

少し肌寒くなってきました。

皆さま、来週までお元気で! 御機嫌よう、さようなら!




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