竹原BLOG:奈良民話祭り ― グリム童話・メルヘン・語りの文化 とっておきの話。 

夏の奈良民話祭り:8月5日(金)午後3時より奈良町物語館で4回公演!
奈良燈花会に行きがてら、ぜひ来てくださいね!

奈良民話祭り今日もあるよ!

2010年11月28日 | 日記
昨日の奈良民話祭り、延べ百人近くきていただき、楽しい会になりました。
写真で綴る1日目の様子です。


会場:国際奈良学セミナー玄関に立つのぼり



子どもたちと「奈良の大仏さん」を歌いながら、遊戯。


紙芝居をじっと見るこどもたち

今日も午後1時半と3時に秋の民話祭り2日目が開催されます。

プログラムは以下の通りです。

★11月28日(日)のプログラム

☆1回目 13:30~14:30
 
挨拶
わらべ歌  奈良の大仏さん
語り    修二会をお水取りというわけ
紙芝居   良弁杉
わらべ歌  ちぃちゃんぱぁちゃん
語り    けちんぼ長者
語り    大安寺西塔と礎石
語り    カミナリのくれた怪力とフリガンズシのいわれ
わらべ歌  大さむ小さむ
語り    かぐや姫
語り    爺にすいつこう
わらべ歌  奈良の大仏さん
挨拶

☆2回目 15:00~16:00

挨拶
わらべ歌  奈良の大仏さん
語り    鬼子母神とザクロ
語り    采女神社のはなし
紙芝居   帯解の龍
紙芝居   いうなの地蔵
わらべ歌  ちぃちゃんぱぁちゃん
語り    不審ヶ辻の鬼
語り    おふじ井戸
わらべ歌  大さむ小さむ
語り    ほととぎすの声
語り    おに女房
わらべ歌  奈良の大仏さん
挨拶


是非、いらしてくださーい!

今、話題の「ナーミン・テラー」って何なの?

2010年11月24日 | 日記
先ず、「ナーミン」から説明しましょう!
「ナーミン」とは「奈良民話祭り」の愛称です。
名前の由来は「奈良の民話」→「奈民」→「ナーミン」です。

そして「ナーミンちゃん」とは、「奈良民話祭り」のマスコットキャラクターです。
詳しくは、4月2日ブログをクリックして見てください。

さて、「ナーミン・テラー」(The Namin-Teller) とは、
「奈良の民話の語り部」のことです。
奈良の民話を語りつぐ会が認定した人に与えられる称号です。
その認定証(ライセンス)の見本を下に掲げます。


奈良花子さん(仮名)の認定証 The Namin-Teller Bronz

認定証は、レパートリーによって、Bronz(銅) → Silver(銀) → Gold(金) の3段階あります。

認定証の裏面には、語ることができるレパートリーを記載してあります。


奈良花子さんのレパートリーは、良弁杉、鬼子母神とザクロ、中将姫の3話です。

認定証のデザインは、マスダ・ケイコさんです。

ナーミン・テラーたちに会いたければ、
是非、今週末、11月27日・28日の「奈良民話祭り」に いらしてください。
ナーミン・テラーたちは、「秋の奈良民話祭り」に向けて、今、語りの仕上げに邁進しています。
では、皆さま、ナーミン(奈良民話祭り)でお会いしましょう!


★秋の奈良民話祭りのプログラム決定!★

2010年11月20日 | 日記
いよいよ、「秋の奈良民話祭り」は、
11月27日・28日の2日間、国際奈良学セミナーハウスにて開催されます。
詳しくは下記サイトをご参照ください:
「奈良なら民話祭り」

※ 駐車場はありませんので公共交通機関をご利用ください。
  会場への案内は下記のサイトをご覧ください。
国際奈良学セミナーハウス案内地図・アクセス


一昨日、語りのワークショップを開き、語りの仕上げをしました。
皆さんのお越しを待ってます。


語りの仕上げをする「奈良の民話の語り部たち」(The Namin-Tellers)

奈良民話祭りのプログラムを、ブログをご覧のあなたにそっとお教えしましょう!

★11月27日(土)のプログラム

☆1回目 13:30~14:30

挨拶
わらべ歌  奈良の大仏さん
語り    鬼子母神とザクロ
紙芝居   良弁杉
わらべ歌  いちべいさん
語り    おふじ井戸
語り    猿の肝
語り    くじら大王
語り    北林のたぬき
わらべ歌  ちぃちゃんぱぁちゃん
語り    かぐや姫
語り    おじいさん きたでぇ
わらべ歌  奈良の大仏さん
挨拶


☆2回目 15:00~16:00

挨拶
わらべ歌  奈良の大仏さん
語り    広岡の腰痛地蔵
語り    中将姫
紙芝居   帯解の龍
紙芝居   いうなの地蔵
わらべ歌  いちべいさん 
語り    カミナリのくれた怪力とフリガンズシのいわれ
語り    爺にすいつこう
わらべ歌  ちぃちゃんぱぁちゃん
語り    おに女房
語り    笑という字のいわれ
わらべ歌  奈良の大仏さん
挨拶


★11月28日(日)のプログラム

☆1回目 13:30~14:30
 
挨拶
わらべ歌  奈良の大仏さん
語り    修二会をお水取りというわけ
紙芝居   良弁杉
わらべ歌  ちぃちゃんぱぁちゃん
語り    けちんぼ長者
語り    大安寺西塔と礎石
語り    カミナリのくれた怪力とフリガンズシのいわれ
わらべ歌  大さむ小さむ
語り    かぐや姫
語り    爺にすいつこう
わらべ歌  奈良の大仏さん
挨拶

☆2回目 15:00~16:00

挨拶
わらべ歌  奈良の大仏さん
語り    鬼子母神とザクロ
語り    采女神社のはなし
紙芝居   帯解の龍
紙芝居   いうなの地蔵
わらべ歌  ちぃちゃんぱぁちゃん
語り    不審ヶ辻の鬼
語り    おふじ井戸
わらべ歌  大さむ小さむ
語り    ほととぎすの声
語り    おに女房
わらべ歌  奈良の大仏さん
挨拶


ご覧のように、地域的には ならまちの話、吉野の話、柳生の話など
ジャンル的には、恋の話、妖怪話、笑い話とヴァラエティに富んでいます。
わらべ歌、紙芝居もあります。
もちろん、すべて奈良で伝承されたお話や歌ですよ。

では、会場でお会いしましょう!
よろしかったら、お声をかけてください。

奈良の民話を語りつぐ会代表  竹原威滋

「よしの民話地図」の試行版公開!

2010年11月17日 | 日記
前回のブログで予告しましたように、
本日、「よしの民話地図」の試行版を私のホームページにアップしました。




下記サイトをクリックしてください。

よしの民話地図 試行版


発行:奈良教育大学ESD推進プログラムまほろばプロジェクト
監修:奈良教育大学特任教授 竹原威滋 / 特任講師 青木智史
作画:デザイナー マスダ ケイコ

なお、この地図の裏には、吉野の民話を9話(再話:村上 郁)を掲載予定です。

近く、私のホームページにアップします。 

制作中の「吉野民話地図」が読売新聞に紹介されました!

2010年11月14日 | 日記
本日の読売新聞奈良版35面に
現在制作中の「吉野民話地図」が紹介されました。
地図のカラー写真も合わせて載ってます。



地図は奈良教育大の美術科卒業のマスダケイコさんの制作です。

地図の裏には、丸山顕徳先生はじめ比較民話研究会の人たちと学生の皆さんと
長年のフィールド・ワークで集めた民話9話が載っています。
村上郁さんが再話してくださったものです。

地図の監修は青木智史先生と竹原威滋です。

いろんな方のご協力で出来上がりました。

掲載した話は以下の通りです。
1.蛙になった人間 
2.義経の隠れ塔
3.弘法清水 
4.蟻通明神 
5.オオカミの恩返し 
6.犬のいない村
7.井光の井戸
8.伯母が峰の一本足
9.ガタロウの薬

新聞記事にもありますように
年明けには発行し、
県下の小中学校にはご希望により配布いたします。

また、近く、私のホームページにもアップします。


詳しくは本日(11月14日)の読売新聞をご覧あれ!
YOMIURI ONLINE



日本児童文学学会・11月13日/14日開催!

2010年11月11日 | 日記
児童文学を研究されている学生さん、
絵本の読み聞かせや語りの実践をされている方、
孫や子に昔話を語ってみたいという方々


9月19日のブログで昔話学会の案内をいたしましたが、
児童文学学会も皆さんにとって興味のある学会でしょう!

今週末の11月13日・14日に梅花女子大学にて
日本児童文学学会が開催されます。

13日(土)には
★シンポジウム「子どもと本を結ぶ社会文化的環境を求めて」
があります。

14日(日)には
★講演 「リアリズムの実験」が
神宮輝夫氏(青山学院大学名誉教授)を講師に招いて開催されます。

また、両日とも研究発表のほか
★展示「梅花女子大学・児童文学教育と研究28年の歩み」と
★展示「大阪国際児童文学館の25年展」があります。

詳しくは
下記の案内を是非ご覧ください。

日本児童文学学会第49回 研究大会

たとえ、参加されなくとも、こんな学会もあるのかと、
再認識していただけるとありがたいです。

下記の学会ホームページもご覧ください。

ようこそ日本児童文学学会HPへ!

高松塚・キトラ古墳のとは一味違う平城宮大極殿の四神

2010年11月07日 | 日記
本日で遷都1300年祭が閉幕します。
今回のブログでは、先日見てきた平城宮大極殿の四神の壁画を紹介しましょう!

先ずは、大極殿の全景です。間口正面約44M、高さ約27M、勇壮な姿ですね。
ここで当時、重要な国家的行事が行われたのですね。



天皇の臨席される「高御座(たかみくら)」がある屋内の様子です。



その天井には、日本画家 上村淳之(うえむらあつし)氏によって四神と十二支が描かれています。
「四神」とは、四方の守り神で、東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武から成っています。
先ず、「青龍」を見てください。



一見して、高松塚古墳やキトラ古墳の龍と違うのに驚きました。
上村さんは「日本人の思いにある四神十二支を描きたい」とおっしゃっていたが、
まさに、これは和風の四神であると納得しました。

玄武と朱雀と白虎もお見せしましょう!

    玄武


    朱雀


    白虎


中国由来の四神とは違い、とても穏やかな図像でした。

最後に、来年の干支(えと)である卯(う)= 兎をお見せしましょう。



左手には兎が2匹、戯れていますね。 右手は静かに流れる天平雲です。

今日も、写真でブログを綴りました。

平城宮朱雀門の衛士による閉門の様子を観てきました!

2010年11月04日 | 日記
平城遷都1300年祭の平城宮メイン会場を
このほどようやく観て来ました。
秋の花が咲き乱れる花壇の向こうに大極殿が見えました。



たまたま、朱雀門で夕方、衛士による閉門の様子をみる機会に恵まれたので
今日のブログではそれをフォットで綴ります。

奈良時代、平城宮皇城門の警護を担っていた衛士による警護の様子を
平城宮の象徴的な朱雀門を背景に、
創作を加えた古代再現アトラクションとして展開していました。

1.衛士たちが朱雀門に向かう。


2.衛士たちは槍や太鼓を担いでいる。


3.朱雀門の北側に集う。


4.朱雀門を入り、南側に整列する。西日が当たっている。


5.朱雀門の扉を閉め始める。


6.すべての扉を閉めて、一日の警護を終える。


平城宮はこのようにして守られたのかと、古代の一端を体感しました。
次回のブログでは、大極殿をフォットで綴ります。
お楽しみに!