今日のブログは新刊情報です。
グリム童話の初版が出来てちょうど200年の年、2012年に
カッセルのグリム博物館長のラウアー先生とマールブルク大学教授のツィンマーマン先生を招いて、
グリミン(グリムと民間伝承研究会)の野口、大野、溝井の3先生と共に東洋大学でシンポジウムを開催しましたが、
その時の発表を中心に、さらに、高橋、田口、西村の3先生に寄稿いただき、
このたび書籍としてまとめました。
大野寿子編 『カラー図説 グリムへの扉』(勉誠出版)です。A5判・並製 352 頁 本体2,400円
世界でもっとも有名な童話集へ誘う決定版ガイドブック!
学術的に緻密でありながらも、一般にも分かりやすく、カラー図版満載です。
紀伊国屋書店、ジュンク堂書店などで実際に手に取って見てください。
グリム兄弟の生涯、グリム童話と挿絵、グリム童話と世界の昔ばなしなど
最近の研究に基づき、図版を見ながら、楽しく学べますよ!
オール・カラーで350頁で2400円(税別)とは安いと思いません?
-----目次より---------------------------------
序章 グリムへの誘い 大野寿子(東洋大学准教授)
Ⅰ章 グリム兄弟の人物像をたどる
グリム兄弟と故郷ヘッセンとの相反的な関わり ハルム‐ペア・ツィンマーマン(チューリヒ大学教授・スイス)
「子どもと家庭」に込められたグリム兄弟のメルヒェン観 田口武史(長崎外国語大学教授)
Ⅱ章 グリム童話と挿絵の歴史をたどる
『子どもと家庭のメルヒェン集』200年―グリム童話の挿絵と影響の歴史 ベルンハルト・ラウアー(グリム兄弟協会理事・ドイツ)
挿絵からみたグリム童話―日本における西洋の影響 西口拓子(専修大学教授)
19世紀西洋視覚とジャポニスム―挿絵の世界は切られてなんぼ 高橋吉文(北海道大学名誉教授)
明治期におけるグリム童話の翻訳と受容―初期の英語訳からの重訳を中心に 野口芳子(武庫川女子大学教授)
グリム童話と比較民話学 竹原威滋(梅花女子大学客員教授)
Ⅳ章 グリム兄弟博物館の歴史を
カッセル・グリム兄弟博物館1959-2014 ベルンハルト・ラウアー
グリム兄弟博物館ポスターギャラリー
Ⅴ章 参考資料
参考資料①グリム童話を学ぶ人のために 竹原威滋
参考資料②『子どもと家庭のメルヒェン集』(1857年第7版)
参考資料③『子どもと家庭のメルヒェン集』(小さな版)
参考資料④『ドイツ伝説集』(1816~18年第1版)
おわりに 大野寿子
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私の担当した箇所は「グリム童話と比較民話学」と巻末の「グリム童話を学ぶ人のための文献目録」です。
「グリム童話と比較民話学」では、日欧における民話比較学の歴史を通観しました。
また、巻末のグリム文献表は、気合いを入れてまとめました。
現在の日本におけるグリム研究をカバーしているのではないかと思っております。
詳しくは、出版社のHPを見てください。
最後に、編者の大野寿子先生、勉誠出版の堀郁夫さんのご苦労に感謝します。
ではまた、今日のブログは新刊情報でした。
では、皆さま、来週末にまた、ブログでお会いしましょうね!
グリム童話の初版が出来てちょうど200年の年、2012年に
カッセルのグリム博物館長のラウアー先生とマールブルク大学教授のツィンマーマン先生を招いて、
グリミン(グリムと民間伝承研究会)の野口、大野、溝井の3先生と共に東洋大学でシンポジウムを開催しましたが、
その時の発表を中心に、さらに、高橋、田口、西村の3先生に寄稿いただき、
このたび書籍としてまとめました。
大野寿子編 『カラー図説 グリムへの扉』(勉誠出版)です。A5判・並製 352 頁 本体2,400円
世界でもっとも有名な童話集へ誘う決定版ガイドブック!
学術的に緻密でありながらも、一般にも分かりやすく、カラー図版満載です。
紀伊国屋書店、ジュンク堂書店などで実際に手に取って見てください。
グリム兄弟の生涯、グリム童話と挿絵、グリム童話と世界の昔ばなしなど
最近の研究に基づき、図版を見ながら、楽しく学べますよ!
オール・カラーで350頁で2400円(税別)とは安いと思いません?
-----目次より---------------------------------
序章 グリムへの誘い 大野寿子(東洋大学准教授)
Ⅰ章 グリム兄弟の人物像をたどる
グリム兄弟と故郷ヘッセンとの相反的な関わり ハルム‐ペア・ツィンマーマン(チューリヒ大学教授・スイス)
「子どもと家庭」に込められたグリム兄弟のメルヒェン観 田口武史(長崎外国語大学教授)
Ⅱ章 グリム童話と挿絵の歴史をたどる
『子どもと家庭のメルヒェン集』200年―グリム童話の挿絵と影響の歴史 ベルンハルト・ラウアー(グリム兄弟協会理事・ドイツ)
挿絵からみたグリム童話―日本における西洋の影響 西口拓子(専修大学教授)
19世紀西洋視覚とジャポニスム―挿絵の世界は切られてなんぼ 高橋吉文(北海道大学名誉教授)
明治期におけるグリム童話の翻訳と受容―初期の英語訳からの重訳を中心に 野口芳子(武庫川女子大学教授)
グリム童話と比較民話学 竹原威滋(梅花女子大学客員教授)
Ⅳ章 グリム兄弟博物館の歴史を
カッセル・グリム兄弟博物館1959-2014 ベルンハルト・ラウアー
グリム兄弟博物館ポスターギャラリー
Ⅴ章 参考資料
参考資料①グリム童話を学ぶ人のために 竹原威滋
参考資料②『子どもと家庭のメルヒェン集』(1857年第7版)
参考資料③『子どもと家庭のメルヒェン集』(小さな版)
参考資料④『ドイツ伝説集』(1816~18年第1版)
おわりに 大野寿子
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私の担当した箇所は「グリム童話と比較民話学」と巻末の「グリム童話を学ぶ人のための文献目録」です。
「グリム童話と比較民話学」では、日欧における民話比較学の歴史を通観しました。
また、巻末のグリム文献表は、気合いを入れてまとめました。
現在の日本におけるグリム研究をカバーしているのではないかと思っております。
詳しくは、出版社のHPを見てください。
最後に、編者の大野寿子先生、勉誠出版の堀郁夫さんのご苦労に感謝します。
ではまた、今日のブログは新刊情報でした。
では、皆さま、来週末にまた、ブログでお会いしましょうね!