竹原BLOG:奈良民話祭り ― グリム童話・メルヘン・語りの文化 とっておきの話。 

夏の奈良民話祭り:8月5日(金)午後3時より奈良町物語館で4回公演!
奈良燈花会に行きがてら、ぜひ来てくださいね!

わらべ歌「花いちもんめ」は中国の「歌垣」に繋がっている!

2010年10月11日 | 日記
平城遷都1300年祭記念祝典が
先日10月8日に平城宮跡会場で華やかに行われた。



私のブログのタイトルも「遷都1300年平城京とっておきの話」と
なっているので、やはりこの記念行事について触れておこう。

藤原不比等にふんした狂言師の野村万蔵さんの「遷都のみことのり」(708年)
の読み上げ、荒井知事のあいさつ、天皇陛下の「お言葉」に続いて
子どもたちの歌声が会場に響いた。
楽劇「平城・アジア友好の架け橋 第一景はじまりの歌」
これがとても印象的だった。

中国少数民族の苗(ミャオ)族による歌垣が披露され、



そのあと、日本の子どもたちによるわらべ歌「花いちもんめ」の歌声が響いた。



古代、日本でも男女の歌の掛け合いがあり、
それが現代の子どもたちの歌遊び「花いちもんめ」に
繋がっているのだ。

日中韓の子どもたちによる歌声がとても耳にここちよかった。


(追伸)
昨日は、以前ブログ(9月19日)で紹介した「日本昔話学会・特別講演会」があり、
奈良の民話を語りつぐ会の方々も来られており、
とてもうれしかった。

三原、福田、大島の三先生、
いづれも長年の研究の一端を熱く語られ、大いに学問的刺激を受けた。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿