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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

SIGNAL GENERATOR(HP8657A)仲間入り

2011-04-30 23:02:40 | おもちゃ病院

Img_8526_r業務用ラジコン等で280MHz帯を使用しているのだが、この様な高い周波数の発振器が無かったのでオークションで探して見た。見つけたのはHP製HP8657A(周波数レンジ0.1~1040MHz、出力レベル+13~-143.5dBm)。オークションにはつきものだが、最初、安いので(一部、不具合有りというもの)、これはしめたと思ったが、値上がりし、結局は懐具合と相談しながら落札した。(オプション01のタイムベースモジュールも内蔵されているので、まあまあの価格とは思うが)。
本日到着。プロ用らしく、でかくて思い。18.2 kg 133 mm H x 425 mm W x 574 mm D
早速動作確認をするが、やはりコメント通り動作しない箇所が有る。
(周波数と出力を上下させるボタンが効かないというもので、直接、数値入力では設定出来るという故障内容)
Img_8513_rImg_8512_rImg_8515_rImg_8516_rおもちゃの故障では良く有る現象なので、分解してみることにする。
接点は金メッキのパターンで汚れていたのでアルコールで清浄。ボタン側の導電ゴムも抵抗が大きくなっているので、6Bの鉛筆でなぞる。
Img_8523_rImg_8522_r表面パネルのダイキャスト枠に「MADE IN UK」と有ったが知識不足でどこの国か解らなかったので検索してみるとthe United Kingdom of Great Britain and Northern Irelandの略で俗にいう「イギリス」製ということになる。
Img_8527_rImg_8528_r組み上げてスイッチを入れて見る。見事に直り、上下のボタンが効く様になった。
タイムベースモジュール接続用のBNCケーブルは付いていなかった。手持ちのBNCケーブルだと背面の飛び出しが大きくて全長よりはみ出すので、信号線のみφ0.5スズメッキ線にチューブを被せてBNCコネクタチップ側に挿し込む。
この状態で周波数カウンターで測定してみたが、接続で周波数が変化する。どうやらタイムベース入力が有ると自動切り替えになる様だ。
AM,FM変調機能も有り(元々これが売りなのだが)、何かと使えそうだ。

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ゴールデンウィーク返上?で修理

2011-04-30 14:20:00 | うんちく・小ネタ

当初は4/30から5/5までの6連休の筈だったが、休日返上で稼働している取引先が有り、急遽4/30と5/2の2日間出勤となってしまった。
こういう日に限って、いつも機械の故障が起きる。
1.シャーリング
鉄板を平行に切断するもので、言葉は悪いが「ギロチン」を想像してもらえばよい。
これの平行度が出ないというので、何人か集まっていた。
平行に切断するためにバックゲージという突き当て板左右2枚が前後するのだが、これの位置が左右でズレている(2~3mm)。
ボールねじをサーボモーターで回して、左右間はタイミングベルトで連結している。ベルトがすり減って来て緩みが発生し、タイミングの歯がスリップした様だ(1歯で0.3mm程度移動)。
初めてなので、取説を見ながら調整する。詳しくは書かれていないので、歯をどちらかにずらして、その移動量からほぼ同じ値になる様にし、あとはダイヤルで微調整し、OKとなった。
タイミングベルトも心になる糸が剥き出て来たので、交換も必要だ。
2.電動フォークリフト
キースイッチが緩んで、下に落ちて配線が切れてしまったというので、圧着端子を持参して付け直し、これは簡単に修理完了となった。

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