トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

PA機器用パワーアンプ落札

2012-04-25 20:53:00 | オーディオ

Img_1984_rImg_1975_r 超音波洗浄機の修理完了について、ブログで述べたが、原因不明で、もしも修理が出来なかった場合を考えてオーディオアンプで40kHzをドライブしてやろうかと(素人考えなので負荷インピーダンスや周波数特性から無理なのかも知れないが)、ヤフオクで、使えそうなパワーアンプを探していた。
YAMAHA製PC1002(落札価格3000円)とパナソニック製RAMSA WP-1200A(落札価格2700円)の2種類、幸か不幸か2台とも落札出来てしまった。
まずPC1002が届いたので、動作確認することに。1982年発売品
PC1002取扱い説明書
Img_1989_rImg_1988_r電源スイッチのOFFが利かないので見ると、スイッチレバーモールドの動きが悪く、オルタネイトの電源スイッチを押し切れない様だ。潤滑スプレーすることで、動きは少し悪いがON/OFFする様になった。今後はグリスを正式塗布する予定。
Img_1979_rスピーカーターミナルがCANON-3Pコネクタに改造されているので、接続を見るのに上蓋を取り外す。どうやらスピーカー配線に接続されているので、前オーナーはCANONコネクタで接続しやすい様にしたのだろう。
内部は巨大トランスと電解コンデンサが大部分のスペースと重量を取っている。
Img_1982_rImg_1980_rImg_1983_rこれを外し、スピーカー出力にオシロスコープに接続。入力は先日秋葉原に行った時、千石で購入した-RCA変換ケーブル(480円)を使い発振器に接続する。
無負荷ではあるが10Hz~20kHzまではフラットで綺麗な正弦波が観測される。ブリッジ接続でも問題無かった。
ファンレスなのでホーム用としても使えそうだ。
スピーカー端子は+側が1個だけ残されていたが、これも取り外して、以前購入した大型陸式ターミナルに交換することにした。但しシャーシーの穴が8×11mmの長穴で、ターミナルはφ10mm用なので、これのモールド部分を左右削って穴に合わせ取り付けた。
現在、居間で使用しているオーディオシステム(システムとは呼べないが)はパワーアンプにYAMAHAのCA-1000Ⅱ(1974年発売)のパワーアンプ部分のみ使用(プリアンプが動作しない)しているが、これに交換しようと考えている。
総合仕様を見比べるとA級動作こそ出来ないが、ほぼ同等だし、年代も8年新しいので少しは改良されているのではと期待している。
今日届くWP-1200Aは高さが低い分(重量は何故か重い)、強制空冷(出力に応じ回転数が変化するそうだが)となっており、特性を比べても歪率とかPC1002より1桁悪そうだ。両機を聞き比べて、また報告します。
Img_1992_rPc1002jank2Pc1002jank1 BWTさんからコメントがありましたので、報告します。
上記写真は私が端子変更後のもので、改造前の(オークション掲載)写真を載せました。
スピーカー出力がCANONの3Pメス(モールド品)に改造されていました。 
済みません、名称ですがDINでは無くCANONですね。
接続方法は下記HPに解説されていました。これだとスピコンプラグを使っていて、どうやら改造されていたCANON-3Pは、これの代用だった気がします。
スピーカーケーブル解説ページ

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

100万アクセス達成(2012.04.25Pm5:00)

2012-04-25 17:02:09 | うんちく・小ネタ

1000014access_21000014access21000014access3先程、皆様のアクセスのお陰で通算100万アクセスを超えました。
沢山の方々、ご覧いただき有り難う御座います。
これからも、トラブルシュートがメインですが、周りにトラブルが有り、元気な限り記事を書き続けたいと思いますので、よろしくお願いします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

UNICラジコン送信機アクセル動作不良

2012-04-25 08:26:00 | アマチュア無線

ブログの記事を見た方から、またUNICラジコン送信機不具合について問合せが有った。
Img_1973_rImg_1974_rImg_1969_rImg_1968_rImg_1972_r アクセルレバー(ピストルのトリガーレバーの形)を動かしても受信動作のLEDが点灯せず、他のスイッチについては問題無く操作に応じて点灯するという症状で、原因が簡単そうなので修理を引き受けることにして一式送ってもらった。
受信機を+24Vに接続し、受信確認すると、言われた通りの症状なので分解してみた。
Img_1967_rImg_1965_rアクセルはスイッチレバーを引くことによりボリュームの回転角による抵抗(電圧)変化を信号に変換してるらしいが、このボリュームが本体毎回ってしまっている。
ボリューム単体にして、シャフトの喰い付きを解消しようと本体を押さえ、シャフトを回してみるが、がっちりと喰い付いており回らない。
会社に行ってからサンダーでボス部分を削り落としてもらい分離する。
ボリュームはφ13mmの5kΩBで、現在では特殊品で、なかなか入手先が見つからない。
Img_1966_rImg_1970_rImg_1971_r以前、メル友の先輩おもちゃドクターから頂いたボリュームと本体部分の寸法は一緒なので、取り敢えずシャフトと抵抗部分を入れ替えて見ることにした。シャフトの受け構造が違いシャフトとボスのガタが大きいので、隙間部分にセロテープを巻いて差し込む。組み上げると抵抗がちゃんと変化する様なので帰ってから送信機本体に組み込んで確認する予定。(写真は、頂いたボリュームを入れた状態)
Alpsvolumes 尚、このボリュームについて、先輩ドクターに問合せて見たら、たまたま同じ抵抗値のものが有りシャフトも長いということなので送ってもらいシャフト先端形状のみ削って合わせたいと考えている。

【実機で確認】
結局、改造ボリュームは接触が悪くダメでしたので、頂いた10kΩボリュームで 実験しましたら、問題無く受信側のLEDが変化(速度で明るさが変化) しましたのでOKだと思います。
50kΩでも変わりませんでした。0Vと5Vを接続しており、この電圧変化をA/D変換でもして送っているものと思われます。
実際のレバーの回転角は30°程度ですので、始めの部分のみの変化で見ている様です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする