沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩420 gooニュース オリバー・ストーン監督

2013年07月26日 08時44分37秒 | 政治論

 オリバー・ストーン監督が、原爆使用に関し「使わなくとも戦争を終わらせられた」という政府内認識があったにもかかわらず、トルーマンの決断で投下実行された事実に言及している。詳細は知らないが(昨年カズニック准教授と共同でドキュメンタリーシリーズ「もうひとつのアメリカ史」全10本をものした)、恐らく事実はそのとおりだろう。これに関連して言えば、人類の戦争史上最大の激越な戦闘が繰り広げられたと言われる「沖縄戦」の惨禍は、「オキナワ」という代名詞が世界的に使用されるべき十分な理由を持ったのは当然だが、その近代史の通史において日本「ヤマト」と米国により、主に戦争にまつわる施策において、抑圧と蹂躙、差別と偏見に満ちた人権侵害、国家安全保障の名のもとに永続的確定的に、あらゆる「人民の声」を無視し続けている事実は、その同一国人に対する犯罪性の顕著な行為において、世界的に「オキナワ」の告発を取り上げてしかるべき実質を有するのであり、ストーン監督が沖縄広島長崎を訪問しようというのなら、それぞれの有識者利害関係人関係者こぞって彼に窮状を訴えるべきところだ。(つづく)



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