沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩239

2010年11月18日 16時15分53秒 | 政治論
 安保体制及び集中米軍基地は、沖縄県民守護のためではない(在日米国民救出が彼らの任務だ)ことが明白な以上「普天間代替施設県内移設」の沖縄説得が徒労に終わることは当然の結果であり、むしろこの集中米軍基地のために戦時における沖縄の壊滅的被害の可能性も火を見るより明らかで、かつ現今米軍基地がその戦略的軍事的訓練展開により沖縄140万県民が絶えず命の危険に曝されている実態からすれば、いかなる経済振興策も沖縄特区待遇も到底基地受け入れ条件足り得ないことは誰が見ても明らかだ。しかしてかかる真実の普遍妥当性にかかわらず日本政府民主政権民主党はためらいもなく「日米同盟堅持」を謳い、日米合意踏襲を嘯き、辺野古になんとしてでも「普天間代替施設」を移設しようとしているこの事態は、主権在民の大原則を根本から否定する稀に見る国家的暴挙であることは間違いない。にもかかわらず何故この国は直ちに現状を打破し、国民(沖縄県民)のために日米合意を撤回し辺野古移設を中止しないのか。これは沖縄差別とかいう問題ではない。民主政治の怠慢、政治家の無力、政治哲学の欠如、政治理念の欠落、議員報酬泥棒、詐欺、人倫に悖る行為、気概のなさ、腰抜け、といったところの政治家の基本的資質の問題である。こういう低レベルの連中を選ばなければならない国民に同情する。(中断)


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