沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩397 沖縄からの沖縄移住者のメッセージ 16

2013年01月11日 09時38分57秒 | 政治論
 首相訪米前、2月にも知事に通告し「辺野古公有水面埋め立て許可」申請の手続き書類を沖縄県に提出する方向で検討しているらしい。昨年末県に押し込んだ「環境アセス」評価補正書類の審査検証の結果も見ずに最終段階へ突き進むのは、結局「首相訪米」のための手土産にするのが目的で、これがすんなり免許裁可を得るとは思ってもいないのだろうが、「人間の国」でない国のこうした民心逆撫で行為には実に腹立たしいものがある。
 まるで沖縄県には人が住んでないかのような「頭越し」国政であり、他県では見られない「差別行為」だ。と同時に「日米合意」といったところで、地元住民の圧倒的反対意見を無視して、アメリカ側意向によって力関係で押し切られる実情にあっては、合意など名ばかりでアメリカ国家安全保障の意のままにしてやられる国、という実情が浮かび上がる。
 堕落した民主政権の「保守停滞主義」から、「保守アメリカ属国主義」へ積極移行する安倍政権の、最初の失政要件となるだろう(鳩山墜落並みか??)と思われる。
 米軍特殊戦略航空機オスプレイの配備増強(県内約30機くらい)は、植民地沖縄県乃至日本国において問答無用の強行路線をひた走る。普天間も嘉手納も発進基地となればいよいよ住民にとっての殺人的飛行訓練が県内随所で合意違反の「わがまま」傍若無人飛行爆音を響かすことになる。
 そこでこれが案の定墜落人身事故を起こしたとしても、アメリカ合衆国は「国の安全保障上しかたがないことだ」と言って済ますのである。それを言わば黙認する政府などおよそ人民の代議たる資格は全くないというしかない。
 従って国政選挙など、沖縄県にとって何の意味もないことを証明することになるだろう。現在沖縄県東村高江ではオスプレイのためのヘリパッド建設工事進捗阻止のための座り込み監視活動が継続して早朝から行われている(ブログ海鳴りの島から「高江の様子」目取真俊氏)。
 辺野古では移設合意からこっち休みなく座り込みテントが設置されている(辺野古浜通信)。その他県内各地普天間ゲート前などでも抗議活動デモンストレーション等繰り広げられている。人海戦術ではないがこれらの活動にも物理的数量的限界があり特に高江ではアリの隙間もない監視活動をするため人員不足が緊急課題になっているらしい。ありとあらゆる賛同者、協力者、又は物見遊山のかたはなんでもいいから兎に角高江に集結すべし。!!!(中断)


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