沖縄県国頭郡東村高江地区に米軍北部訓練場一部返還に伴う代替施設として新たにオスプレイヘリパッドを設置しようという工事が地元有志識者協力者の監視行動座り込みの間隙をぬって断続的に実施されているのだが、この数日来伐開除恨作業と降雨の相乗で緩んだ地山斜面が崩落しているらしく周辺地域及び県民の水瓶を擁する水源ダムへの影響が懸念されている。この事態に鑑みれば環境アセス上人為的過剰行為としか言い様もない米軍軍事行動が展開するこの地にユネスコ自然遺産登録を企図することの異常さに誰もが気づくであろう。問題は自然遺産を名指す根拠が自然保護を第一とするなら、米軍の野戦訓練場としておよそ真逆な実態に置かれていることに対して批判することからはじめるものではないのか。逆に言えば貴重な動植物の宝庫であり豊かな亜熱帯樹林に覆われた地域全体を当然に不可触なゾーンと考えるべきところではないか。つまり現在行われているこの工事を即刻中止し、北部訓練場自体そっくり米国本土に移転すべきだと主張しなければおかしい。(中断)
最新の画像[もっと見る]