沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩182

2010年09月13日 17時07分00秒 | 政治論
 簡単な話、この民主政権は辺野古移設いよいよ不可能という状況でも一向に困らない、彼らは普天間固定化の原因を沖縄県民の辺野古反対のせいだといいのけてはばからないだろう。こいつらに沖縄に関する人間としての思い入れなど期待できないし、政治家としての問題解決の情熱は最初からないので、およそ語るに堕ちた話である。こういう場合、沖縄県民はどうすればいいのだろうか。政府が「住民に理解してもらうために粘り強く交渉していく」つもりなら、沖縄は「辺野古ではだめだ」とより粘り強く意思表示していかねばならない。持久戦はお手の物だ。65年間そうしてきたのだから。彼らはあの手この手で懐柔にかかろうが、あらゆる甘言は大嘘だし、あらゆる脅迫は根拠がないし、しろうとに軍事的戦略的理由が理解できるはずもなく、従って抑止力という大嘘こそ初めから聞く必要のない話だ。およそアメリカの都合、アジア地域の脅威などという話は知った事じゃないのだ。こちとらは日々命の危険にさらされている。君たちの言う脅威はまさに君たち自身だ。君たちが出て行けば少なくとも今そこにある危険は避けられる。彼らは自身の都合や役職じょうの都合でしゃべっているので、決してこちらに有利なことは頭にない。だから彼らの口から出てくるあらゆる言葉には絶対に沖縄のための言葉はない。沖縄の未来は彼らの与えるものからは見えてこないし、彼らの押し付ける基地こそ沖縄をだめにする根源なのだ。かくして政府機関との協議などということはないし、そんなところに出る必要もない。協議ではなく懐柔でありそれ以上でも以下でもないのだから。


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