「米軍基地はもういらいな~辺野古の海を守る人々」インタビュー・ビデオには、辺野古バス引率者の大城さんのインタビューも入っている。公開20日で2000人近くが視聴。沖縄の声を多くの人に知ってもらいたい。
米議員、辺野古阻止「全力尽くす」 翁長雄志知事に言明
安倍晋三の「戦後レジームからの脱却」などという大言壮語は全く意味をなさない代物だということは、既にこの政権の沖縄や辺野古の扱い方からして証明済みであり、今更彼の多方面に渡る不勉強ぶりや偽善欺瞞大嘘を殊更論っても仕方がなく(これだけでも恐ろしいことだが)、むしろ問題はこの内閣がどういうわけか恒常的なかなり高い支持率を保っていて(過半数は割っているが)、しかも自民党の組織力から一塊の「数の論理」が押し通す実体のない「多数派」イメージは、まるでこの国が総じて安倍政権を後押ししているかの観があるということだ。実際はどうなのか。一方種々の世論調査は相変わらずその個々の政策不支持が大半を占め、国民は決してこの政権を諸手で後押しなどしてないことが実態としてあることを示している。結局、沖縄県における公職選挙が明示し続けている「民意」に関し完全にこれを無視しているといった、これまでのこの政権の在り様そのままに、まさに、国政自体も、安倍政権にあっては、反対意見が過半の国民の民意などどうでもよいものとして捨て置かれている、ということだ。安保法制他、この政権がしていることは、テロ同然の「国民の政府」転覆企て、であり、ヒトラーの陰謀画策に似て極めて暴力的な手法による権力掌握、強権行使のファシズムと言えるだろう。
翁長知事は、こうした安倍政権に対して「ウチナンチュ、ウシェーティナイビランドー」と啖呵を切った。ウチナンチュ、つまり「沖縄人」を、ウシェーティナイビランドー、「ウシェテルンナ」は(なめてんのか、ばかにしてんのか)といった感じらしく、簡単に言えば「なめたらいかんぜよ」だ。
現代沖縄の高校生に対するアンケート調査によれば、沖縄戦と基地問題が地続きであるということへの正確な理解に欠けている実態が浮かび上がったという。現代史教育の希薄さが元にあるのだろうが、これも、フクイチに対するヤマトゥ的風化(現にその目に見えない影響が確実に続いているにも拘らず)同様に、この国自体の戦後における(あの戦争を総括しなかった結果としての)精神的堕落の影響がここ沖縄にも波状的に現れているものと推測される。(つづく)
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